2008年9月9日
ポニョっ子達3頭 動物病院へ

保護後、体調が整うまでの間は下痢が続くのは止むを得ない事です。

お腹の虫(回虫・条虫)の駆虫、整腸剤、抗生剤による治療を続けてきましたが

もうそろそろ落着いても良い時期に入ってもポニョ達に落着く気配はなく

24時間お世話、掃除に、明け暮れる日々が続きました。

一通りの必要な治療をしている状態の中で時期的に「コレは変だ」と判断しました。

食欲もなく、元気がなければ、直ぐにコクシジュウムの可能性を疑ったのですが

食欲も出てきており元気もあるため様子を見ておりました。

しかし状況的に2度目の駆虫剤を
今この状況で投与してよい物か私達では判断が付かない状態でした。

と言う事は、やはりコクシジュウムなどの検査は必要であると判断し病院へ連れて行きました。

子犬の為、体力が落ちてからでは間に合いません。

コクシジュウムなどの検査を含め健康検査を受けました。
健康検査を受けているポニョ君・ポニョ子・ポニョちゃんです。
全員、健康検査を受けました。

2度目の駆虫が終わっていないため検便では回虫が出ました。

そしてやはり3頭ともコクシジュウムの診断結果が出ました。

おそらくコクシジュウムの治療で下痢は治まると思われます。
皮膚炎が出ているポニョ子ちゃんは

個別に皮膚炎の検査を受けました。

青い光を当てて別室で皮膚の検査を受けている
ポニョ子ちゃんです。

真菌などは出ませんでした。
現在、小康状態に向かっていると思われますので
このまま様子を見る事になりました。
ポニョ子ちゃんの足の状態です。

薬浴もしており皮膚の色もキレイになってきて、うっすらと毛が生え始めています。

沈静に向かっていると判断して良いと思われます。

子犬の為、栄養障害による免疫力低下、体と同じく皮膚も免疫力が低いため
栄養障害と不衛生な場所で生活していた事による皮膚炎だろう思われます。

保護したことで清潔な場所、日々の食事も十分取れる環境ですので
栄養障害を脱し体力が付いて来た事で沈静に向かっていると思われます。

この皮膚炎については自然と治ると思われるため治療薬は出ていません!
体力の無い子犬の場合、コクシジュウムで亡くなる子もいます。

ポニョっ子達全員に出たと言う事は、里子に出ましたポニョ美ちゃんも間違いありません。

里親さまへはコクシジュウムの可能性のお話を一切しておりません。

その時点ではまだ私自身も疑いを持っていなかったので…。

急いで治療をした方が良いためポニョ美ちゃんの分のお薬も出していただき

里親さんへ届けることに致しました。

写真上が回虫駆除剤、4匹分です。

写真下がコクシジュウムのお薬4匹分です。
ポニョ美ちゃん(マロちゃん)で〜す!
病院を出まして直ぐに里親さまへ連絡しました!
事情をお話して直ぐにお薬を届けに行ってきました!ポニョ美ちゃん、私達を覚えていてくれて喜んで迎えてくれました
毎日手作りご飯を食べているマロちゃん。

引き締まった身がプリプリしていました!

里子に出て愛情を一身に受けると
見違えるほどの体つきです。
お庭でしばらくマロちゃんと遊ばせてもらいました!

お外でしっかりオシッコ中!

2度ほど畳みの上で粗相をしただけで、それ以後一切ミスはなく
お家の中、サークルの中でもトイレをすることはないそうです!

しっかり24時間、愛に溢れたお世話を受けているマロちゃん。

ご家族に愛されて本当に幸せそうでした
お庭を走り回って遊んでいますが呼んだら走って抱きついて来てくれます
お婆ちゃまもマロちゃんにベッタリ

お婆ちゃまはマロちゃんと遊んで手や腕にいっぱい引っかかれた傷がありました。

老衰で無くなったカイちゃんが居なくなって淋しかったご家族の皆さんの心を
マロちゃんがしっかり癒してくれているみたい

マロちゃん、亡きカイちゃんの後を継いで幸せいっぱいに暮らしています

パパもママもお嬢様もマロちゃんにメロメロ〜
シンさんにも

お兄ちゃんお兄ちゃんと甘えるマロちゃん。

みんなに愛されてマロちゃん夢心地〜
たくさん愛され、しっかり栄養ご飯で育っているマロちゃんはの状態を見ましたが

栄養状態が良く免疫力があがっているのでしょう!

下痢の状態はポニョっ子達より全然良く、最後に軟便が出ると言った感じでした。

この後の再検査は里親さまへワクチン接種などを含め
病院へかけて頂く事になっています!

元気一杯のマロちゃんでした

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