2008年9月21日
北九州エリアの様子


会員の田上さんが北九州活動を頑張ってくれています!
〜田上さんからのご報告です〜
昨日は仔猫ちゃんの救出で北九州へは行くことが出来ませんでした。しかし・・・第1エリアではまた捕獲が入り、ふくちゃんの可能性が高い子が捕獲されていたのです。ふくちゃんが居るかどうか様子を見に行きたい!しかし私が保護した仔猫ちゃんはまだ300グラムしかない赤ちゃん猫です。数時間置きに離乳食もあげなければなりませんし、体力が低下している今、しっかりお世話が必要なときです。
そんな私の気持ちを汲んでくださり「仔猫ちゃんのご飯あげはこちらでしますので田上さんは北九州に行ってきてください」とひるねこ食堂さんが言ってくれました。うちから車で10数分といってもひるねこさんもお仕事が忙しい最中、本当に本当にありがとうございます!何から何まで甘えてしまって申し訳ない思いですが、今週は北九州行きは諦めなければならない・・・と思っていたところだったのでご好意に甘えさせていただきお昼から北九州へ向かいました。午前中は雨もひどかったのですが、お昼からは雨もあがりました。

そしてまたたくさんのご寄付!こんなに皆さまによくしていただいていいのだろうか・・・。でもこれは私にではなく、北九州で苦しんでいるみんなへのご飯代、とありがたく受け取らせていただきますね。
寺島さまからは支援物資にご寄付を頂きました。支援物資は私がハウスに行く時間が取れなかったため、忙しい大谷さんが仕事の合間をさいて届けてくれました。みんなの大好物ばかりです。お手紙には「ふくちゃんは女の子なのにボロボロでもう見てられません。生きる力のつくサプリメントを送っていますので飲ませてあげてください」と・・・。今ふくちゃんを守ってあげられるのは私しか居ないのだ・・・。ふくちゃんの状態が一番ひどいために「早く捕まえてあげて!」と、皆さまにも苦しい思い、もどかしい思いをさせてしまっていることと思いますが、現状では一人での保護は困難なため、大谷さん、シンさんと共に保護が出来る日まで、私は休まずに北九州に通いみんなを餓死させないよう、保護が少しでも可能になるよう、信頼関係を築き上げたいと思っています。
長久保さま、おにぎりさまにもいつもご負担をしていただいており、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
応援して下さる皆さまのエリアの子達への気持ちが痛いほど伝わってきます。私もエリアへ通うまではいつも「せめてこの子達にお腹いっぱい食べさせてあげたい!」画面の向こうからいつもそう思っていました。そして自分がこうやって通うようになり画面の向こうで見ていたよりも現状はもっと悲惨で、保護が困難だということも分かりました。でも少しずつでもみんなとの距離が縮まるよう努力していきます!
ふくちゃんの捜索を必死でしていると、いつもふくちゃんが現れる場所に大きな白い犬の姿が見えました!ふくちゃんです!捕獲されていなかったんだ・・・!ほっとすると同時に、でも他の子が捕獲されているんだ・・・と喜んだ自分が恥ずかしくなりました・・・。
ふくちゃんにはさっそくご支援いただいたサプリ・まこも・お薬入りパンを上げました。寺島さまからいただいたデビフ缶はふくちゃんがすごく喜んで食べていたので4缶食べさせました。ただふくちゃんはご飯をあげるのにモタモタしていたらすぐに逃げて行ってしまうので、違う種類のデビフ缶を開ける暇がなかったので全部軟骨スープになってしまいましたが・・・。
お肉たっぷりビーフもすごく喜んで食べてくれました!ふくちゃんがご飯を隠すところにもたくさん置いてあげるとその場にすぐに来て一生懸命隠していました。

しかしその後はどこを捜索しても誰にも会えません・・・。保護した仔猫ちゃんのこともあるため今日はいつもより早く帰らねばなりません。そのため今日の捜索は諦めてスミレちゃんのケアに向かいました。ところがそこにお父さんが走って私を追いかけて来ていたのです!お父さんにもたくさんご飯をあげることが出来てよかったです。
民ちゃんもバクバク食べています。
ところがスミレちゃんだけは側に来ようとせず遠くで尻尾をフリフリするだけです。民ちゃんに一喝されてしまったスミレちゃんはこの間から民ちゃんには逆らおうとしなくなりました。民ちゃんにご飯をたっぷり置いてあげてその間にスミレちゃんの側まで行ってご飯をあげました。スミレちゃんもこれまでなかった遠慮のしようにちょっと胸が痛くなりました。
お父さんと民ちゃんは競うようにとにかく食べる食べる!ご支援いただいたご飯におやつはほとんど食べつくしてしまいました。

スミレちゃんにもちょこちょこあげに行っています。
スミレちゃんの側に居る私のもとへ民ちゃんが来た様子です。スミレちゃん萎縮しています。

お父さん達もデビフ缶に大喜び!この子達の気持ちをつなぎとめておくことが出来るのも美味しいご飯のおかげです。皆さまのおかげでそれが出来ています。皆さま本当にありがとうございます。
ようやくお腹いっぱいになったお父さんと民ちゃんが離れて行ってしまいました。

最後にもう一度スミレちゃんのケアです。
たくさん居た子供達を私に奪われ、みんなに遠慮しながらの生活になり寂しい思いでいっぱいでしょう。首輪はついていてもドライフードが与えられていても、ここでかわいがってもらっているわけではないスミレちゃんも可哀想です。せめてこうやって撫でてあげて声を掛けていってあげたいと思っています。

今日は短い時間ではありましたが、ひるねこ食堂さんのおかげで現地へ来ることができ、ふくちゃんの無事も確認することが出来ました。本当にありがとうございました。
ご支援、応援して下さる皆さまにも感謝しております!本当にありがとうございますm(__)m

そして保護した仔猫ちゃんの里親さんも頑張って探していきたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

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