2006年5月8日
ななちゃん・顔合わせ(#^.^#)

北九州にななちゃんを迎えにいって、ななちゃんをお願いできたらと思う里親さんの元へ顔合わせに行ってきました。迎えに行くと、やはりななちゃんは少し怯えた様子でしたが、車には「ちょん」と自分から乗ってくれますし、車の中でもおやつを食べたりしてくれました。保護されたり、里子に出て戻ったり、捨てられたり、また捕まえられたり・・・ななちゃんは不安でいっぱいでしょう。だからこそ、もうこれ以上ななちゃんをたらい回しにしたくはありません。本当にこの子を想ってくれる方の元でもう二度と手放されることなく幸せになって欲しい。でも私たちとななちゃんに残された時間は1週間だけ。私は、ご寄付など当会を応援して下さっている支援者でもあり、当会のミミ君かいよちゃんが里子に出せる状態になるのを待って下さっていた里親さんにななちゃんに会って欲しいとお願いしました。快く承知してくださり、ななちゃんに会って頂きました。ミミ君やいよちゃんは全く人間を知らずに育ち、初めて車に乗ったのは捕獲され動物管理センターに行くとき・・・。そのため、まだまだ他の人や車は全然ダメで、車に乗るのは特に怖がります。里親さんは気長に待つからと言って下さいましたので、ミミ君といよちゃんのリハビリに励んできました。ななちゃんがいた第2エリアは人からご飯を貰って育っているので比較的、人が大丈夫です。ななちゃんは管理センターに捕獲された経験もなく、この半年間、保護されていた間に車に乗ってお出かけをしていたので車にはとても慣れています。なかなか人に馴れていない子の事を理解して迎えてくださる方は少なく、ミミ君かいよちゃんを里子に出せる日を楽しみに心のケアをしていましたが、行き場を失ったななちゃんを迎えていただけないかと思いお話を聞いてもらいに行ってきました。ミミ君やいよちゃんより人に馴れているとはいえ、ななちゃんもまた人に尻尾を振るほど馴れてはいません。怯えているななちゃんに会っていただき「どうでしょうか?」とお聞きすると、ご主人も奥様も「うちはどの子でもいいんだよ。行き場のない子を迎えるために待っているんだから」と言っていただきました。そのまま迎えて下さるとおっしゃって下さったのですが、半年間保護されていた間にも何度か逃げ出した事があると聞いていたので、里親さんに噛み千切れないチェーンタイプのリードのご準備などをお願いして私たちは首輪の付け替えをしてから、あらたにななちゃんを迎えて頂く事にしました。ななちゃんが少しでも馴れるように3時間くらい一緒にお話をしながら過ごさせてもらいました。
ななちゃんに自分の場所を覚えさせるため、お外や中に入れて、ななちゃんに優しく接してくれている奥様とご主人♪
色々おやつをもらいました♪好きなものだけ遠慮がちにパクパク食べていました。ななちゃんはグルメなのかしら?何でもは食べない様子でした(^_^.)
先住犬のジュンタロウ君。
この子も捨てられていた子を保護されたそうです。里親さんは同じように他にもあと3匹のワンちゃんを飼っておられます。更にもう1匹いたのですが、その子が今年2月に亡くなって、その子のハウスに当会のワンちゃんを迎えて頂く事になっていました。その亡くなったワンちゃんも、老犬でフィラリアの子が保険所に連れて行かれるのを知って引き取られた子でした。腹水が溜まるなど、かなり酷い状況の子を最後まで一生懸命にお世話して天国へと送り出されています。ジュンタロウ君は現在8歳ぐらい(保護されて2年)保護された時にはすでにフィラリアに感染していたそうです。でも、とても元気でやんちゃな男の子です(*^_^*)
この子はミー君。
この子も同じように捨て猫ちゃんだったそうです。ワンちゃんに馴れていて全然平気なミー君。ななちゃんが居てもミー君はソファで身繕いしていました♪

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