2009年1月7日
里帰り中のニャン!さんぼちゃんのご報告!

老犬お兄ちゃんの様子

12年以上前に優しいママ(里親)さんと出会い家族を見つけたハウス卒業生の”さんぼちゃん”のご報告です!

里親さまに迎えていただいてから12年1ヶ月、現在推定年齢15歳のニャンちゃんです!

家族を待ってハウスで暮らした月日は2年弱。

彼女(里親さま)と出会えたさんぼちゃんは本当に幸せいっぱいになりました♪

迎えていただいた日から12年、欠かさずさんぼちゃんの様子を知らせてくださり、仲良くお付き合いを続けて下さっています。

長く活動していますので、里子に出して10年、15年と経つ子が沢山居ます。

なので悲しい知らせも寄せられます。

でもみんな家族に愛されその人生をまっとうして立派に天国へと旅立っています。

15歳のさんぼお婆ちゃん…覚悟も必要な年齢になってましたので

昨年11月末に彼女からご連絡を貰った時は、ちょっぴりそんな事が脳裏によぎってしまいました。

でも「さんぼちゃんはとっても元気で〜す」と、いつものように写真を送って下さいました!



さんぼちゃんは、ちょっぴり粗相のある子でお布団にオシッコしちゃったりと、お世話が大変なにゃんなのです(^_^;)

でも彼女は一度だってそんなさんぼちゃんを嫌いに思うことなどなく、心の底から愛してくれています。

今回の連絡がいつもの連絡と違った事…。

それは「さんぼちゃん」ではなく彼女自身の身に降りかかった出来事でした。

大きなご病気をされ手術や長期入院が必要だったのです。

でもさんぼちゃんを一人には出来ないって手術や入院の予定を年明けにまで伸ばしていました。

15歳の猫ちゃんが移動(居場所が変わる事)やお世話する人が変われば精神的に大きな負担がかかり

それは「死」に繋がる事もあります。

彼女は自分の病気の事より、高齢のさんぼちゃん(大切な家族)の事を必死に必死に考えて

もし何かあったとき直ぐに治療をしてもらえるように

ペットホテルや人に預けるのではなく、さんぼちゃんの掛かり付けの動物病院に預ける事を決め

動物病院の予約も取って、その事を私に報告するために連絡を下さったのでした。

年末年始はホテルや病院も預かりの子でいっぱいになり、ちゃんと面倒を見てもらえるか心配だからと

自分の手術や入院を年明けまで伸ばしていたのです。

その間、さんぼにつらい思いをさせてしまうから私が「さんぼを返して!」って言い出すかも…なんて心配して

「病気になってゴメンなさい…」と自分のことより「さんぼちゃん」の事でいっぱいの彼女でした。

入院中も動物病院に毎日電話をしてさんぼの様子を聞くつもりでいるんだけど

手術後は麻酔から覚めても術後の観察室に入るため携帯電話などは持ち入れず

何日か動物病院へ連絡できない日があるので

代わりに動物病院へ連絡してさんぼちゃんの様子を聞いて欲しい…と

さんぼちゃんの事が心配でたまらないでいる彼女でした。

彼女とさんぼは本当に深い絆で結ばれているのです。

彼女はすごく心配していたけど、私が彼女からさんぼちゃんを取り上げるなんて事は有り得ないし

私は何より安心して彼女に手術や治療を受けて欲しいと思いました。

私は里親さまにとっては迷惑なことかも知れないけど

里子に出た子は何年経っても私にとっても大切な家族です。

そして

私が保護した子達を家族として迎え大切にしてくださっている里親の皆様方の事も家族のように思っています。

家族が苦しんでいる時、私に出来る事を精一杯したいです。

私は「私にさんぼを預けて欲しい」と彼女に言いました。

でも私の大変さを知っている彼女は

「何かあったとき病院なら直ぐに治療をしてもらえるし…団体生活の中には戻れないと思うから」

と、さんぼちゃんの気持ちも考え…中々「うん」と言ってくれませんでした。

確かに幸せな日々を送ってきたさんぼちゃんにとって
昔の仲間達がいるハウスと言っても、12年以上の月日が流れていますし
場所まで変わったハウスで団体生活に戻るなんて過酷である事は分かっているため
私も強くは言えず飼主さんである彼女の決断に任せる事にして
彼女が動物病院に電話できない日は私がさんぼちゃんの様子をちゃんと聞くことを約束しました。

でも彼女自身、本当にそれが一番よい形だと思っているのだろうか?と悩みました。

健康な子が動物病院に入院するのは心的負担が大きすぎます。

具合も悪くないのに閉じ込められてトイレだってどこでして良いか分からず苦しみます。

病院とは、病気や怪我、治療の必要な子が来る場所ですから
聞こえてくるのは仲間達の「苦しいよぉ」「痛いよぉ」「怖いよぉ」「やめて!やめて!」そんな声ばかりです。

そんな場所に1ヶ月も居たら高齢のさんぼちゃんはガクンと来てしまう…その思いが消せませんでした。

彼女は家族(飼主)として最善の道を選んでいます。
だから私が色々言うのは彼女を苦しめることになる・・・と、思い悩みました。

でも、もっと良い道を作って上げることが出来るなら、それに越した事はありません。

私はさんぼちゃんの事もさんぼを愛してくれた彼女の事も家族のように思っています。大好きです。

家族だと思うからこそ何でも正直に話したい!と思いました。

彼女の病気は大きな物で手術も大変な物です。

彼女にとっても、さんぼちゃんにとっても最善の道を選び、彼女には安心して治療に専念して欲しいと願いました。

どんな形なら彼女が安心して私にサンボを託してくれるだろうか?思い悩みながら

その日の夜中に私は久しぶりに自宅に戻りました。

私が考え事をしているのを素早く察知した姉が「何かあったの?」と聞いてきたので

彼女の事とさんぼちゃんの事を話しました。

姉は直ぐに「病院なんかにいれちゃったらサンボが死んじゃうよぉ…私が預かるからぁ」と泣き出しました。

さんぼちゃんは自宅で保護していた子ではなく旧動物ハウスで保護していた子だったので

姉の号泣振りに一瞬「えっ」と思ったのですが(^_^;)

思えば14年前の1994年、捕まえる事が出来ずにいたさんぼちゃんの救護を姉に手伝ってもらい

その後の病気の治療や心のケアを一緒にしてもらったのでした。

姉にとっても、さんぼちゃんと、さんぼちゃんを愛してくれている里親さんは家族なのです。

「もうお婆ちゃんなのに病院に閉じ込められたらサンボが死んじゃうよぉ〜さんぼぉ〜さんぼぉ〜」と姉は泣き続けてました(^^ゞ

さんぼちゃんを保護した当時23歳だった私が、もうすぐ38歳ですもの…さんぼちゃんは本当に立派なお婆ちゃん猫なのです。

自宅の老犬お兄ちゃんの介護だけでも姉には相当な負担を掛けているのですが
「里親さんだって、さんぼちゃんだって、絶対にその方がいいはず!私もサンボの為なら頑張れるから!」と
姉が言ってくれたので私は姉に甘える事にしました。

翌日、直ぐに里親さんに連絡して
姉と話したこと、病院より良い環境で生活させてあげられること、を伝えました。

ハウスではなく自宅にさんぼちゃん用に一人部屋を準備してあげること。

お世話をするのは私ではなく姉になるけど、姉は保護前のさんぼちゃんからさんぼちゃんを知っていて心から愛していること。

何かあったら直ぐに病院にも連れて行ってあげること。

病院に閉じ込められるのではなくお部屋を自由にでき、トイレもでき、
病院とは違い聞こえてくる仲間たちの声は平和に暮らす我家の犬猫達の楽しい声であること。

ただ、高齢での移動に加え人が代わる事、それは最悪な場合は精神障害からガクンと来て

痩せ細ったり、脱毛症になったり、様々な問題を引き起こし、

高齢であればあるほど命の危険が伴う事を話しました。

でもその危険性を可能な限り減らすための話し合いなのです。

我家に来ても彼女が退院して迎えに来た時にはビックリするほど痩せてしまっているかもしれません。

命の保障も出来ません。

それは病院に預けても同じことです。病院では心身ともにもっと大きな負担がかかるでしょう。

姉の元ならハウスよりずっと、病院よりずっとずっと、サンボちゃんにとって良い環境であること

姉もまた、さんぼのことも彼女の事も家族だと思っていることを伝えました。

これから先も彼女には治療が待っています。
家族なんだから迷惑を掛けるとかは気にしないで一緒にさんぼちゃんにとって一番良い方法を選択しよう!と話して
できれば何日も考えずに今決断して動物病院の予約を今すぐキャンセルしてくれぇ〜とお願いしたのです(^_^;)

心配なのは十分に分かるし、「動物病院に毎日連絡する!」と言っていた彼女だから
お世話をする姉にも事前に会って、毎日姉と連絡を取り合ったらいいし、姉もその事を了承している…と言うか
彼女が安心出来る様にさんぼちゃんの様子を写真に撮って毎日メールしてあげる!って言ってるよ。
と伝えました!

彼女は「ありがとう」って言ってくれて
そして私達にさんぼちゃんを託してくれると言ってくれました!

直ぐに動物病院をキャンセルしてもらい
さんぼちゃんは入院当日(1月7日)の朝にお迎えに行く事になりました(*^_^*)

彼女には安心して治療を受けて欲しい!心からそう思っています!

でも彼女と来たら(笑)

「さんぼ返してくれるんですよね?」なんて変な心配をしているのでした(笑)

彼女の愛は本当に深く大きく、彼女とサンボは本当に深い深い絆で結ばれているのです。

二人が早く再会できますように
1月6日 前日のドタバタ準備劇(^^ゞ
さんぼちゃんを預かる準備まで1ヶ月もの時間があったと言うのに…忙しくって前日に大慌てで準備をした私です(^_^;)

ご支援品をさんぼちゃん用に自宅に持ち帰りましたのでご報告させていただきます<m(__)m>

ご支援でいただておりましたハロゲンヒーターをさんぼちゃん用に1台持ち帰りました<m(__)m>

さんぼちゃんのお部屋は自宅の2階になるのですが…姉が腰痛で掃除機の上げ下ろしが出来ないため
ご支援いただいた掃除機をさんぼちゃん用に1台自宅に持ち帰りました<m(__)m>

それからご支援いただきました毛布、爪とぎ、トイレ掃除用のビニール袋、ベッドを
さんぼちゃん用に自宅に持ち帰りました<m(__)m>

皆様のご支援のお陰で本当に助かっております。有難うございます<m(__)m>
これは私がさんぼちゃんが快適に暮らせるように買ってあげた品々です。
キャットタワーとホットマットと絨毯です!
前日にドタバタ劇で自宅に運び込みました!
要介護のお兄ちゃんはお食事中です!
お兄ちゃんの洗濯物を終わらせ

一足先に姉が必死に掃除を始めていましたぁ〜。

自宅の猫ちゃんのお部屋を
さんぼちゃん用に準備しているところです!
掃除機かけが終わってシンさんが植木を移動させさせ絨毯を敷きました!
自宅のニャン達は植木にイタズラはしないのですが、さんぼちゃんはどうかな?
もしイタズラするようだったら姉は腰痛で運べないので様子を見て義兄に植木の移動をしてもらう事にしました!
それからシンさんにキャットタワーの組み立て&設置をしてもらいました!
その間に私はさんぼちゃんが慣れるまでの間、隠れたり出来るように

押入れに毛布や電気マット、ベッド、爪とぎなどを配置しました!
だいぶサンボちゃんを迎えられる準備が整ってきました(*^_^*)
毎日のお掃除用の掃除機も設置しました!

サンボちゃんが少しでも落着いて過ごせるように
猫トイレや食器、匂いのついた毛布など、普段使い慣れている物は全部そのまま
さんぼちゃんを迎えに行ったときに運んできます!
お兄ちゃんは体の自由が利かなくなっていますが

お気に入りの尻尾持ち上げスタイルで、まだまだテケテケ歩いています!
自分で暑くなったら「よっこいしょ!」とお布団から出たり

よっこいしょ!とお布団に戻ったり

  

まくら!まくらっ!と、お気に入りの低反発枕に自分で戻ってきたり

後ろ足が利かないのでハノ字になってこけちゃったりと大騒ぎですし

心配は尽きないお爺ちゃん犬ですが

本当に良く頑張っているスーパー爺ちゃんです!

通常、野良として生きてきた子は一番大事な成長期に栄養と言う物を取れていませんから

臓器なども大変弱く、子供の頃から育てる場合と違って、そうそう長生きは出来ない物なのです。

3〜4歳まで野犬として生きてきたお兄ちゃんなので先生も驚きのスーパー爺ちゃん犬なのです!

オムツは必需品となりましたが

お散歩も行くし、食欲もあるし、まったくボケてもいません!

良く物は申すし、何でも言っていることは分かるしで大変ですけど
いまだに学習能力を発揮しており新しい事を覚えマスターしたりとスゴイ爺ちゃんです!

介護は決して楽ではないけど
どんな子も温かい介護に応えてくれるんです。

愛する分、愛してくれるし、差し伸べた手の分、長生きもしてくれます。

もっともっと笑顔で一緒に過ごしていたい♪その思いに勝るものはありません。

』のパワーって本当に凄いんです

病気や怪我など…短い人生で終わる子も沢山いるけれど
どれだけ愛されて生きたかが一番大事です!

人間もどんなに長生きしたって誰からも愛されずに生きたら素敵な人生ではありません。

思いやりを持つ心がどんなに大切か

今以上に声を掛けてあげてみてください。今以上に撫でてあげて見て下さい。

抱きしめてみてあげてください。

今以上に大好きだよ!と伝えてみてあげてください。

動物たちはみんな純粋な心で生きているから…

きっと人間が失いかけている大切な心をたくさん思い起こしてくれるはずです。

動物たちを裏切らないで欲しい・・・苦しめないで欲しい・・・そう願い続けています。

もうこれ以上、人間不信の子を生み出さないで欲しいです。

相手の気持ちを考えてあげる事が出来れば、きっと人にも動物にも優しくなれます。
毎日があまりの忙しさで
飲まず食わずで動き回っている事が多い私達。

何か食べたの?と姉に聞かれ
食べたと言わなきゃ心配すると分かっていても
お腹は何か食べたいと警告音

まだ1食もしてないと事実を伝え食にありついた私達でした(*^_^*)

塩焼きそばと
シンさんには「スタミナつけなきゃ!」と餃子を焼いてくれた姉でした!

食べている間にはお持ち帰り用のお弁当を作ってくれました!
料理をしてくれているその間も介護にお休みはありません。

お兄ちゃんがウンコした〜下痢した〜とお世話が大変です。

餃子がこげる!火を止めて!

お兄ちゃんを拭くタオル!ウエットティッシュ!早くペットシート広げてぇ〜と
大騒動です。

介護だけは一番大変な部分は写真に収める事は出来ません。

介護とは手一杯の状況なのです。

姉と妹が一生懸命お世話しているのをパチパチとカメラに収めてから
お世話に参加の私でした。

オムツを外して最後のウンコを搾り出して
汚れた体を洗ってる間に汚れたお布団をキレイにして
風邪を引かないようにしっかりドライヤーで乾かしてあげているところです。

私がこりもせず次から次に動物たちを保護しちゃうせいで
もう軽く20年はこうして家族の自由を奪ってしまっていますm(__)m

どこにも出かけられない…自分の時間も持てない…そんな生活だけど
姉も妹も義兄も…自身を犠牲にして動物たちの為に手を貸してくれています。

支援者の皆さまの応援と家族の理解があったからこそ
私は今ハウスに居る子達を救うことが出来ました。

本当に感謝しています

でも「家族の理解」それは簡単に得られた物ではありません。

家族もみな動物が大好きだし、動物たちの気持ちを良く分かっています。

それでも「今」に至るまでには、たくさんの事を乗り越えてきたんです。

私を想ってくれる家族にとって、私が苦しい生活を強いられるこの活動を
家族をも犠牲にしてしまうこの活動を
手放しで賛成してくれる家族などいるはずがないのです。

ましてや私自身が毎月検査や治療が必要な体になってしまい
一時期は姉の支えなくして立つ事も病院へ通うことも出来ない状態にまでなっていた私で
活動は愚か犬の散歩すらも医師から反対され、仕事も無理だろうと言われている中で
北九州エリアの子達に出会い、その子達の保護をしたいといった時は
家族みんなを悲しみのどん底に落としてしまいました。

どれだけの涙を流させた事か分かりません。

でも支援者の皆様と家族が支えてくれたからこそ、ハウスっ子達は生きて笑顔で暮らしています(*^_^*)

本当に日々感謝の想いでいっぱいです!
トイレをしてスッキリ!のお兄ちゃん♪

キレイになってハロゲンヒーターの前で毛布に包まってご満悦のお兄ちゃんです!

自宅ではこうして24時間介護に追われている状態が続いています。

可愛くって頑張りやさんなお兄ちゃん。

野犬時代も一生懸命に生きていたお兄ちゃん。

管理センターを出てきた15年半前から今も尚、一生懸命に生きています。

幸せを噛み締めながら残された時間の一日一日を
とても大切にこの子は生きています。

管理センターに収容され
その恐怖に恐れおののき歩く事は愚か立ち上がることすら出来なかったお兄ちゃん。

その心の傷も野犬時代に受けた心の傷もこの子の胸に今も深く刻まれています。

この子は、長い年月はかかりましたが唯一信じる事が出来た人間
私達家族に、自分が貰った愛に応えようと一生懸命なけな気な子なのです。

まだまだいっぱい幸せを感じて暮らして欲しいと頑張ってます!

「お兄ちゃん、またね」と自宅を出るのはいつも辛いけど
「心配無用!」としっかり姉達がお世話をしてくれているので私は
ハウスっ子が待つハウスへと出発できるのです。

明日はサンボちゃんをお迎えする日!

サンボちゃんの気持ちを考えると心配でたまらないけど
久しぶりにサンボちゃんと再会できます♪

また直ぐにお兄ちゃんにも会えちゃいます♪
やっと会えた今年初のお兄ちゃんでした!

お兄ちゃん
ハウスに戻るとみんなの大合唱

お留守番の時間が少し長くなると
急いでおトイレに出すも順番を待ちきれずお部屋でジャァ〜の子も多し

大急ぎでさっちゃんの所へ走るもハチャメチャ〜

ハウスに戻れば
仕事や活動、出かけていた時間分ほどお世話や掃除が大変になる我家なのです

とりあえずのお世話が終わって姉弁当を平らげた私達でした!
姉弁当で腹ごしらえをしてハウスっ子達のお散歩やご飯!

お世話が終わった頃にはヘトヘトですが少し休憩して福岡に向かって再び出発です
早朝5時41分

事故猫なっち君の親族達のところに到着です!
今日はスムーズに猫ちゃん達に会う事が出来て、たっぷりご飯を食べさせてあげることが出来ました!
すでに手持ちの猫缶を切らした後に遅れて出てきたニャン子さん達!

大急ぎでコンビニに走り猫缶を買って戻り食べさせてあげました!

待っててくれて良かったです(*^_^*)

なっち君と同じでかなり人間不信さん達ですが

一日も早く迎えてあげられるように

ふぁいと!ふぁいと!で頑張ってます!

捕まえる時も捕まえた後も、ちょっと大変そうなニャン達ですが

なっち君が最後に私を仲間や親族達のところに導いたのですから

幸せにしてあげる事ができなかった大好きななっちの為に

この子達の救助をやり遂げたいと思って努力しています!
ハウスほどではないと言ってもオムツやペットシート、猫トイレ…と
自宅も直ぐにゴミがいっぱいになります。

ゴミ袋代も馬鹿にならないので
姉夫婦に負担をかけてしまっている事が気になりながらも
いつもバタバタでゴミ袋の補給とか出来ないままでいたのですが
やっと忘れずに買うことが出来ました〜!

でも自分が思うよりも本当に久しぶりに福岡市指定のゴミ袋を買ったんだと実感。

レジで思わず「たかっ」と言っちゃいました。

唐津市のゴミ袋は380円なので引っ越した当初、確かに安いと感じていたのに
いつの間にかそれに慣れちゃっていたんですね(^^ゞ

と言うか、この頃ではそれでも「高い」とブツブツ言ってる私でした。

ハウスのゴミ袋代だけでも月に1万円以上ですから本当にアセアセです

福岡のゴミ袋代は450円なので思わず「たかっ!」でした(~_~;)

夜も明け始めると、しっかり姉弁当を食べたにも関わらず…と言っても
半日以上が経過しているのでお腹も減っちゃって
お家に着いたらインスタントラーメンで
誰も起こさないようにヒソヒソと朝ご飯しようと思ってラーメンを購入したのですが…
やっと我家に着くと
夜明けと言ってもまだ暗い中、お兄ちゃんを抱っこして歩いている姉を発見!

車を止めて窓を開けて抱っこされているお兄ちゃんをパチリ

24時間、お兄ちゃんの介護は続いているのでした。

歩かせたり抱っこしたり…
何時であろうと突然「お散歩!お散歩!おトイレ!おトイレ!」と言うお兄ちゃん。

そんなお兄ちゃんを「はぁいはぁい待ってね〜」と寝巻き姿で連れ出し
気が済むまでお散歩をさせてあげている姉なのでした。
お散歩も十分に楽しんで
『ママさんありがとっ』と、ご満悦のお兄ちゃん

後はまたぬくぬくお休みです
で、インスタントラーメンを食べる予定の私でしたが
姉がラーメンを見て「駄目!駄目!ちゃんと栄養のあるもの食べてよぉ〜」とグスン。

お兄ちゃんに起こされた姉は寝ることなく「いいって!」と言っているのに私の朝食を作ってくれました。

大根とキュウリの酢の物にホウレン草のお浸し、玉子焼きに、さつまバター、海苔…と出てくる、出てくる(@_@。

早朝から健康ご飯を食べた私でした(^_^;)

しかし満腹になると眠気が襲ってくるので逆にキツくなっちゃうので、いつも「控え目に」と考えながら食べるのですが
目の前の手作りご飯に思わずセーブできず「ご飯お代わり!」とガツガツ食べちゃいました(^_^;)
夜も明け「オハヨ〜」と起きて集まってくる自宅のニャン達。

この頃では「お帰りなさ〜い」ではなく

「あら来てたの」ってなもんで、ちょっぴり悲しい私

”さんぼちゃん”のお迎えに行くまで、そんな我家の子達と久しぶりに
デレデレ仲良しこよしして過ごしました
1月7日 朝10時 さんぼちゃんのお迎え!
姉と一緒にさんぼちゃんを迎えに行きました!

猫トイレや猫砂、ご飯、使っていた毛布類などなども一緒に我家に移動です。

さんぼちゃんは「やだ!やだぁ〜!」と中々里親さんから離れず
辛かったけどキャリーに入れてもらってお車に乗せました。

病院に入るよりずっと良い…と思っていても
さんぼちゃんに掛かる精神的負担を考えると、そこに居る全員
里親さん、姉、私、みんな不安と辛さで胸がいっぱいで張り裂けそうな時間となりました。

でも、さんぼちゃんにとって一番最善の道を選んだのですから
あとは精一杯、さんぼちゃんの精神面が落着くようにお世話してあげて
そこから先はさんぼちゃんの精神力にかけるしかありません!

みんなで力を合わせてファイトです!

きっとその思いはさんぼちゃんに届くと信じて!
我家に到着して

まずは使い慣れているものを先にお部屋に設置!

トイレの横にはトイレ掃除用のビニール袋も設置しました。
姉が追加で、お座布団や低反発枕をさんぼちゃんに準備してくれてました!
さんぼちゃんが使っていた毛布を

毛布&ホットマットの上に設置!
里親さんに準備してもらった

さんぼちゃん愛用の猫砂&食器類です!

設置しました♪
さんぼちゃん愛用のゆたんぽも預かって来ました(*^_^*)
さんぼちゃんのご飯も沢山お預かりして来ました(*^_^*)
『まこさん、おねえさん』

の、さんぼちゃんの写真付き封筒からは

今年も宜しくお願いしますの

さんぼちゃんお年賀(*^_^*)
さんぼちゃんの生活習慣や
好みの食事の事など満載のさんぼちゃん説明書(^^♪

掛かり付けの動物病院のこと

ワクチン接種の証明書

さんぼちゃんの食費や猫砂代

病院に行かなければならなくなった時の為の病院代まで

添えられていました。

そこにはさんぼちゃんへの想いがいっぱい満ち溢れていました。
彼女はずっと私を応援してくれています。HPを開設してからはHPもいつも見てくれています。

当時、さんぼちゃんと、ハウスで今も生活中のチビ太君に会っていただいて「さんぼちゃん」を迎えて頂きました。

それ以来、ずっと

「チビ太さん、元気にしていますか?」

「チビ太さん、まだ里親さん見つからないですかぁ?」と

チビ太君の事も、この12年…ずっとずーっと気に掛けてくれています。

そして精一杯、さんぼちゃんを愛し幸せにして下さいっています!

私は私にとっても、とっても大切な家族のひとり”さんぼちゃん”

そして同じく私の大切な家族、ハウスの卒業生の子達みんなが

たっくさん愛されて幸せな人生を送っている事、本当に嬉しく思っています!

里親の皆様が、こうして私達と長い長いお付き合いをして下さることに、いつも感謝の気持ちでいっぱいです!

力になれる事があれば、精一杯、力になりたいと思ってます。

連絡はいただくばかりで返せないでいる私達ですけど、里親の皆様のこと、本当に家族のようにいつも想っています。

動物達にたくさんの「愛」を「幸せ」をありがとう
さぁ!使い慣れたアイテムが設置されたお部屋にいよいよ「さんぼちゃん」登場です!

キャリーを開けてあげると…「ここはどこだ?」とクンクン!緊張してます。
さんぼちゃん愛用の毛布の上に連れて行ってあげて落着くまで声を掛けてあげてました。

緊張が溶けて落着いてくると…感動の涙でした

なんと!さんぼちゃんが私を覚えていてくれてる事がしっかり分かったのです!

ずっと前にも、数年ぶりに里親さんのお家に会いに行った時も私を思い出してくれたサンボ!

姉はフーなんて言われて傷付いていましたが私にはゴロゴロ言って甘えてきてくれるサンボちゃん!

緊張のあまり逃げたり隠れたり暴れたり、フーフー言って大変だろうと思っていたので少し安心しました♪
私には「久しぶりだにゃ〜」と甘えてくれるのですヨ。

14年前に出会って保護して2年弱しか一緒に暮らしてないのに

こんなに長い年月が流れていても

私のことを覚えてくれている。

覚えてるよ♪分かってるよ♪って事を
ちゃんと示してくれる猫ちゃんなんて本当に本当に珍しいですよ。

しばらくはそっとしておくしかない・・・なんて言っていたのに
「さんぼ〜〜〜」って思わず抱きしめちゃいました(#^.^#)
ありがとう!

のマタタビをプレゼントしてあげました!

さんぼちゃんも大喜び
姉はお世話をする私になついてくれなきゃ大変だ!って一生懸命、さんぼちゃんに声を掛けていました。

でも姉はさんぼちゃんと一緒に暮らしていた訳ではないので、そうは上手く行かず…

マコチャンが帰ったらサンボ大丈夫かなぁ?心配だぁ・・・とオロオロ・・・。

結局、シンさんに連絡してハウスのお世話を一人で頑張って貰う事にして、夕方まで自宅に居る事にしました!

自宅でゆっくりするなんて超久しぶり(#^.^#)の事です!
老犬お兄ちゃんとも

思わぬことで長く過ごす事が出来ました
場所が変わったら

「ふぁーおん!ふぁ〜お〜ん!」と鳴くと思っていたけど

お婆ちゃんサンボちゃんは鳴く事もなく

お部屋を探索!

あれ居ない?と思ったら、植木の影、窓辺で寛いでいました。

この頃には姉にも少しいい感じになってきて姉と二人で少しホッとしたりしました。
また新しいお友達が来たのかい?と

ニョキーンと辺りを見渡しているお兄ちゃん。
お兄ちゃんはもう、自宅に新しいワンちゃんが来たら心臓発作とか起こしてしまう危険性が高いけど
にゃんにゃんなので慌ててもいないし、いつも通り安心して過ごしています!
半日だったけど、こんなに長く自宅に居たのは去年お兄ちゃんが心臓発作で倒れた時以来でした。
その時は意識が朦朧としているお兄ちゃんだったので、家族みんな泣きながら夜を過ごしたような状態だったので
元気なお兄ちゃんとこうして過ごせたのはハウスが福岡だった時以来…実に2年ぶりでした(#^.^#)
一緒に過ごすと欲が出て「まだ一緒に居たい!」って思っちゃいますね(^_^;)

でもハウスの子が待っています!夜のお世話はとても一人で出来る物ではありません(二人でも地獄!)

お兄ちゃんとサンボちゃんに「またね!」のご挨拶をして

二人の事を姉にお願いしてハウスに戻りました!

姉から「今日は七草粥の日よ!」と
お粥を作る元気はなくとも健康でいられるようお茶漬けくらい食べてね…と七草漬けと、酢の物&ホウレン草のお浸しを貰いました!

義兄からは日向夏や栗菓子、抹茶の洋菓子を貰いました!
ハウスでお世話終了後

ご支援いただいてますご飯でお食事しました

いつからか?一睡もしていない私はこの食事の後
とうとう意識不明(コテンと寝てしまった)になりました(-_-)zzz
1月10日 さんぼちゃん動物病院へ
7日・8日・9日の夜までは、驚くほど食欲もあり落着いても居て、とっても順調に生活していたサンボちゃん。

でも9日の夜に下痢と嘔吐…
10日の朝には嘔吐と食欲がないと言った状態に陥りました。

お婆ちゃん猫と言う事もあって、すごく心配して姉から何度も何度も私に連絡が入っていました。

忙しい毎日でほとんど携帯を取る事や、確認すらする事が出来ない日々の私です。

私と連絡が取れないままでしたが、姉がさんぼちゃんを掛かり付けの病院へ連れて行ってくれてました。

高齢での移動で免疫力も落ちています。もしそれで風邪でも引かせていたら命取りになる!と
姉が体調を崩した翌日直ぐに病院へ連れて行っていますが…高齢での環境の変化は何が起きるか分かりません。
何も起きない方が不思議なのです。

大丈夫だろうか・・・心配でなりませんでした。

里親さまは前日に8時間にも及ぶ手術を受けられていますが、状況をきちんと報告しなければ…と姉に写真を送って貰いました。

里親さんが心配しないようにって
ちゃんとサンボちゃんの掛かり付けの病院へ行った写真を姉が撮ってくれていたものです。

私が忙しいため、日々のサンボちゃんの様子は姉が直接、里親さんとメールのやり取りをしているのですが

術後の大変なとき、彼女もサンボの為に病気と戦っている時に、何て言えば良いのか…と

姉が報告できずにいたので、私が報告する事になったのですが

さんぼちゃんの検査の結果は

熱などはなく、環境の変化によるもので腸内の菌のバランスが崩れた事によるものだと診断されたそうです。

お注射を受けてお薬が3種類処方され、様子を見て続くようだったら再院とのことでした。

さんぼちゃんの掛かり付けの病院へ連れて行ったこと、
お預かりしているお金から治療費を支払った事
さんぼちゃんの状況を里親さまにメールで報告するのが夜になってしまった私でしたが

夜にはケロッと元気になって食欲も旺盛になったサンボちゃん!

ぬくぬくハロゲンに当たりながらホットマットの上で毛布に包まって

気持ち良さそうにネンネです!

もうすっかり姉になついているサンボちゃんは
再びゴロゴロ〜ゴロゴロ〜と言って元気に甘えっ子していて
もう心配なさそう♪と姉から連絡が入りました!

里親さんにも
こうして病院には行ったけど、夜にはすっかりご機嫌で
下痢・嘔吐もなく食欲も戻ったので心配しないで大丈夫です!と
連絡できて本当に良かったです!

手術後の観察室から出てきた彼女が
さんぼちゃんがダウンして治療が続いている…なんてメールを読んだら
きっと落ち込んでいたと思うので
体調を崩したと言うツライ報告にはなったけど1日で復活してくれた報告になって
本当に本当にホッとしました。

その後、さんぼちゃんは順調に我家での生活を楽しんでいます!

義兄にもすっかりベッタリなついちゃってるサンボちゃんです♪

男性嫌いのさんぼちゃんなのですが
どうやら義兄には動物の心を和らげる何かがあるようで
究極の男性嫌いの我家のお兄ちゃんも義兄のことが大好きになりました!

かなり手強いと思われる人間不信、特には超男性嫌いのG君も
もしかして義兄になら心を開くのかな?なんて思ったりしちゃってます???

G君もティアラちゃんも団体生活ではなく
その子だけをしっかりお世話してくれる家族が見つかったら
すごいスピードで成長してくれるのでしょうけど…この団体生活で厳しいです…よね(>_<)



さんぼちゃんの似顔絵
入院中の彼女は、姉から届くさんぼちゃんの写真を絵に書いて
さんぼちゃんと一日も早く再会できるようにって病気と闘っています!頑張っています!
彼女はベッドの上でも、ずっーと大好きなさんぼちゃんの事を想って過ごしているんですよぉ(^_^;)
とっても上手な絵に驚いちゃいました(*^_^*)

さんぼちゃんの里帰りのご報告をHPに紹介させていただく許可は頂いたものの
彼女がさんぼちゃんを思いながら書いて姉に送ってくれた似顔絵ちゃんまで
あんまり可愛いので勝手に掲載しちゃいました(^^ゞ

私はなぁ〜んにも出来ていませんが

姉がさんぼちゃんのお世話をしてくれて

彼女にも「さんぼちゃん元気だよ!」と

彼女が安心して治療に専念できるようにお知らせしてくれています。

今では私より里親さんと仲良しの姉かもデス(*^_^*)
1月28日 彼女とさんぼちゃんの再会!
経過が悪く予定していた日に退院が出来なくなったと
27日に彼女から連絡がありました。

退院は経過次第で、まだ目処がたたないと…
サンボちゃんをまだ迎えに行けない…と、落ち込んでいた彼女…。

さんぼちゃんの事なら心配しなくても全然大丈夫!

どんなに長くなってもいいから
サンボちゃんの事は心配しないで治療に専念してね!
と、私はそんな事しかいえなくて…。

でもサンボに会いたくて会いたくて頑張ってきた彼女にとっては
予定通り退院が出来ない事は本当にショックだったと思います。

彼女は退院できないなら外出許可をいただけませんか?と先生にお願いして
なんと、そんな体で外出許可を貰っておりました。

もしも姉に時間があるなら
「さんぼちゃんの生活費が足りなくなったらいけないのでお渡しできたら…」と。

さんぼちゃんに会いたい!って言う気持ちが痛いほど伝わってきました。

お金は足りているので心配しなくていいけど
姉の予定が大丈夫だったらサンボちゃんに会いにくる?と
姉と連絡を取り合ってもらいました!

私は忙しく時間を作れませんでしたが、姉は「大丈夫だよ!」って事でしたので
姉と待ち合わせてもらって自宅でさんぼちゃんと再会を楽しんでもらいました(#^.^#)

『さんぼちゃんに会わせて頂きました!元気をもらいました!』と
彼女から届きましたサンボちゃんの写真です

少しでもサンボちゃんに会えて彼女の気持ちが元気になれたのなら
本当に本当に何よりです(*^_^*)

さんぼちゃんも久しぶりにママに会えて喜んでいたと姉からも連絡がありました!

私もさんぼちゃんとお兄ちゃんに会いたいぃ〜デス(^_^;)

可愛いサンボちゃんのご報告でした!
迎えていただきました子達は、何年経っても私にとっても大切な家族です(*^_^*)

彼女の治療がうまくいきますよう心の底から願っています!

大好きな二人がまた一緒に楽しく幸せに暮らせますように

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