ようやく無事にハウスに到着!

保護っ子たちは車に乗せたまま大騒音のハウスっ子達のお世話に突入です。

1秒たりとも休む間もなく、到着と同時に車を降りたら
ハウスっ子達をおトイレに出すために大急ぎでゲートを閉じているシンさん。

2階の部屋からはさっちゃんの声が響き渡っていますので
私は即効でさっちゃんのお世話に走ります。
ご覧の通り昼から夜まで出かけたらハチャメチャです。
毎日掃除とお世話に追われてます。

キレイにお掃除して
ふかふか毛布マットを敷いて、お掃除完了。
膀胱に溜まっているオシッコを出してあげるとスッキリのさっちゃんです。

ハウスがキレイになってオシッコを出し切ると

「お水♪お水♪」と、お水をクピクピ飲んでいます。
さっちゃんは2月の日記で取り急ぎご報告をしていました通り体調を崩している最中で食欲もないまま過ごしている状態だったのですが
いつも念のために、お留守番のお土産だけは買ってます。

でも食べてくれない日々が続いていたので、今日も食べてくれないだろうと思っていたのですが
久しぶりに大好きなフランクフルトにかぶり付いてくれました!

こうして自分から食べるのは本当に久しぶりでした。
食欲が出てきたのね!と、ロールパンもあげてみたらパクパク食べてくれました♪

さっちゃんのことは、またご報告して参りますが
翌日の3月2日の朝ご飯も口にしてくれて、これを境に確実に食欲が戻り始めました。

確実に元気になって、食欲も戻って来ていたので、先日、3月の日記で「安心してください」とお伝え致しました次第でしたが
3月14日、再び嘔吐し、食欲低下となりまして、再度お薬を開始しております状況にあります。

ちょっと心配ではありますが、お薬で対応できており翌15日より嘔吐もなく、食事も摂れています!

お散歩も楽しんでいるさっちゃんですので大丈夫だろうと思います♪

お待たせしておりますが、順次、ご報告を更新して参りますのでお待ち下さいますようお願い致します<m(__)m>
さっちゃんのこと、ハウスっ子達のこと…

数時間に及ぶ地獄のお世話タイムがやっと完了です。

早朝から動きっ放しで一息つきたいけれど

車の中には…ふくちゃんとチビ軍団4匹が…。

ご支援いただいてましたカルピスを飲んで再び作業開始です。
前回の取り急ぎのご報告でお伝えしましたとおり(^_^;)

考えても仕方ない!保護してしまえば何とかなるさ!何とかするしかなくなるさ!の勢いで
今回の保護に突き進みましたので本当に保護スペースひとつ考えずに
捕まえて連れて帰ってきました。

現地にてお薬を与えてきた事で疥癬はほぼ治っているのでは?と思っていたふくちゃん。

お外では疥癬特有の臭いはありませんでしたが、車と言う密室になると
疥癬の臭いが充満しました。

他の子との接触は避けなければなりません。

疥癬親子のゆいちゃん、クジラ君、、コッペ君、、キノコ君、ティアラちゃん
5頭をお世話してましたお部屋を大掃除です。

前はこの部屋で隔離をし、最大限の努力をしましたが
ハウスっ子達への感染が起きました。

しかし今回は5頭ではなく1頭であること
また重症だった5頭に比べると現地でお薬による治療をしてきた子のため
前回よりは感染を防げる可能性は高いと願うほかありません。
疥癬親子が既にメチャクチャに破壊しており

継ぎ接ぎだらけの部屋になってしまっています。

ぶっ壊されて逃走される可能性もあるのですが

様子を見る以外にありません。

疥癬の為、隔離…

お庭に出してあげる事も
お散歩に連れていってあげる事もできません。

破壊されるのも仕方ないですよね…。
疥癬部屋から真横のお部屋に移動して引き篭もり生活を楽しんでいるティアラちゃん。

一番に感染する可能性が高い子になります。

再び疥癬に苦しむような事だけはさせたくないな・・・と思っています。

ガサガサといつもと違う様子にドキドキしているティアラちゃん。

ティアラちゃんは結構な番犬ちゃんなので
お隣に来るふくちゃんに吠えないでくれるといいけど(^_^;)

ティアラちゃんは逃走したら戻ってくる子ではないと判断していますが
番犬をしている姿は、ここが自分のお家だって思ってくれているのかな?って
吠え声には困りながらも嬉しい気もしちゃう私達なのです(^^ゞ

ご飯が気に入らない時も「これじゃない!美味しいご飯ちょうだい!」って
吠えまくるティアラちゃん。

未だにオヤツひとつ手から受け取ってもくれませんが…
そんなワガママも言うようになって嬉しいような困るような(苦笑)
そんな大事な私の娘です♪

どの子にも感染が起きないように頑張りたいと思います。

しかし、どんなに努力しても100%防げる物ではありません…と言うか
感染が起きる可能性のほうが高いのです。

でも治療さえしてあげれば死ぬ病気ではありません。
引き換えにふくちゃんの命を救えるのだと、感染は覚悟のうえの保護です。

頭数が頭数だけに治療に掛かる費用の問題は圧し掛かってきますが
直ぐに治療すれば痒い思いもほとんどさせずに済みます。

ただ前回同様に感染させないように努力だけは行っていく所存です!頑張ります!
私がふくちゃん用のお部屋の準備をしている間、シンさんはチビッコたちのスペースを必死に作っています。

「幸せの森」情報でご報告していますブッロク塀を作っている途中の場所です。

こんな幼い子達を屋外で保護するのは人生の中で初めての経験です。

ものすごくツライ…

でも、もう我家には場所がありません。屋外での保護に踏み切りました。

体温を保持してくれるママ犬は居ないけど、きっと4匹で温めあってくれるでしょう。

本当に辛くって涙が出てくるけど、こうするほかに手がありませんでした。
シンさんはチビッコスペース!

私はふくちゃんスペースを必死に準備です!

ビニールシートを敷いて

トイレも設置し終えました!
子供ちゃん達の場所も取り急ぎの物ではありますが

何とか出来上がりました!

ご支援いただいておりましたサークルが大活躍で本当に助かりました<m(__)m>
やっとやっと車から降りてきた仔犬ちゃん達です!
疲れて眠っていたようですが目覚めてピーピー鳴いています。不安な鳴声の子、甘えた鳴声の子、それぞれ性格が出ています。
ふかふか毛布は敷いてあげてるけど入ってくれるかな?

心配です…。
チビッコスペースに入れてみると、ここどこ?ママは?と

うおさおのチビちゃん達です。
今日からココがお家よ!とハウスを覚えさせています。もしもお外で寝ちゃったら体温が下がって大変です。
でもクンクンしながらも横になって見たり大丈夫そうな雰囲気です♪
粉ミルクと離乳食マンマ!

仔犬ちゃん用の食器のご支援を頂いてましたので

1個で運べて助かりました♪
ちゃんと輪になって食べてますぅ〜♪
でもその後は夜鳴き・・・。

とりあえずオモチャをあげて、ふくちゃんの事に取り掛かることにしました。
飛び出してこないようにゲートを設置です!
ふくちゃん用のおトイレに猫砂を入れて

おトイレの準備完了!

でもチビ達が泣き喚いている…。
屋外なので両サイドのお家には鳴声が直で聞こえてしまいます。これでは苦情が出てしまう…と、
ご支援いただいていましたオモチャで遊んであげてなだめることに…。
あまりの鳴声で、両サイドのお家の電気がいつ灯ることかと本当にヒヤヒヤ状態でした…。
疲れて泣き止んで眠るまで

ただひたすらチビ達のお世話をするしかなく、ふくちゃんはずっと車の中・・・。

ただ、ふくちゃんはスヤスヤ眠ってくれていたので助かりました。

明日からの事を考えると「毎晩これかな?」とゾッとしながら
今はとにかく余計な事を考えずに今日を乗り越える事だけに専念しました。
ようやくチビ達が少し静かになって、やっとふくちゃんの事に取り掛かりました。

まさかお庭を歩かせるわけにも行かず…

大型バリケンごと2階のお部屋まで運び込むしかありません(ぞっ〜)

車から降ろすのもやっとでした。コレを2階まで(+_+)ぎゃお!
階段を上りながら
押さないでぇ!落ちるぅ〜!コケル〜!とわぁわぁ言いながら
何とか2階まで運び廊下を進みました!

しかし廊下の幅いっぱいいっぱいのバリケン。

お部屋へのコーナーが曲がりきれません…。

後一歩と言うココから先は
ふくちゃんだけをお部屋に入れてバリケンは一度分解して入れ込むしかありません。
しかし

ふくちゃん爆睡中(-_-)zzz

疲れきってるのか???安心して眠れているのか???

全然起きてくれません(~_~;)

でも丸くなって寝ている姿は安心しているのだと判断できます。

捕まえる時は発作を起こしたり簡単ではありませんでしたが
以前は飼われていた子で間違いありません。

ずっと誰かに連れて帰って欲しかった。
そしてようやく、こうして連れて帰ってもらえたのだ♪と思っているのだと感じ取れました。

きっと良い子です。逃走もないのではないかと思われます。

ただ非常に体が熱く熱が高い状態にあるので具合が悪いのでしょう。
また高齢であることも十分に考えられます。

不安がっている様子はあまり無いため、つついて何度も起こしましたが
目を開けても「わたし寝る」と言って寝ちゃうふくちゃん。
よし!オヤツ攻撃ならどうだ???と

ふくちゃんがパクパク食べてた柔かササミジャーキーを出してみると

驚くほど簡単にスクッと起き上がりました。

相当、食に飢えてきたんですね(;_;)
オヤツでお部屋に誘導するも

ここどこだろう?って不安になるふくちゃん…。

起きてはくれたけど、中々オヤツに釣られて入室とは行きません。

どうして差し出してくれないの?とクンクンはするけど着いては来てくれません。
オヤツ切れになってしまわないようにチビチビと少しずつあげながら

少しずつ少しずつお部屋へと誘導。

何とかお尻まで入りきったところでドアを閉めて、ふくちゃん入室完了です!
オヤツで釣っている間に

シンさんがダッシュで廊下でバリケンを解体!

お部屋に入れ込み組み立てました!

ふくちゃんは「おやつ!おやつ!」とオヤツに夢中です(*^_^*)
ありがと!ありがと!って初夜から甘えてくるふくちゃんでした。
「ここがトイレよ。草むらは無いからね!」と、トイレを説明して
痩せた体が痛くないように、ふかふかの大判毛布をバリケンの中に敷いて「ここがハウスよ!」と教えました。
それから、ふくちゃんにもご飯の準備です!

デビフ缶5缶に、保護できなかった場合、現地で与える予定だった疥癬の薬と
ふくちゃん用にご支援いただいておりました栄養食品「まこも」を混ぜ混ぜです!

お水には善玉ドリンク!
現地でも食べさせていたので
デビフ缶5缶と、ふくちゃんの体には少な目のご飯でしたが

ペロリと平らげ「足りない!足りない!」と完食後も器を舐め回しています…。

食費もかなりUPになりますね(^_^;)タラ〜
急激に食べ過ぎたら駄目だからね!と今日の食事はこれで終わり!

ふくちゃんも諦めて食後のお水を飲んでいます。

これまではお水だって飲めなかっただろうから、とっても嬉しそうに飲んでいました!
尻尾の毛も抜け落ちています。

現地にてお薬を与えてきた事で体の毛はある程度生え揃っていますが
毛の中は疥癬の皮膚でした。

その他の様子も見たいけど、また発作を起こしたら大変なので
もう少し懐いてくれてから病状を把握していこうと思いました。

疥癬の薬も数回分しかないので
この時は翌日にでも病院へ連れて行くしかないね・・・とシンさんと話していました。

ただ、また部屋から連れ出すのは本当に大変なので
今日病院へ連れて行く事が出来なかった事は本当に悔やまれてなりませんでした。
疥癬が落着くまでお薬だけ処方してもらうか…先生に相談するつもりでした。
疥癬が飛び交わないように、
空気の入れ替えをしていた窓をしっかり閉めて「おやすみ」です!
起こさないように抜き足差し足忍び足で

チビ達の様子を見に行くと

4匹でハウスに入って温めあって寝ていました!

ほっ(*^_^*)
1時間後、ふくちゃんも

自分のハウスに入って熟睡しました!

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