2009年6月24日
北九州第1エリアで捕獲がありました

6月16日、北九州第1エリアにて捕獲があり、1頭の子がセンターに収容されました。

その子の写真です。

捕獲されました場所も、まさに第1エリアの子達のいる第1エリアのど真ん中と言う場所でした。

大き目の中型犬であるとの事で第1エリアのお父さんではないか?と思われ翌日の17日に確認を致しました。

でも一度も会った事の無い子でした。

第1エリアで保護しましたゴロー君や先日天国へ逝きましたふくちゃんのように現地に捨てられた子と思われます。

この子はセンターの職員の方でも撫でる事が出来ます。

野犬ではなく捨てられた子であるだろうと思われます。

現地の野犬ちゃん達の状況については、センターの方にお話を伺いましたら逃げ回っているとのことです。

生後半年程度と思われる子もウロウロしているとの事ですが捕まらないそうです…。

全頭の保護をやり遂げなければ増えるばかり…

でもたとえ全頭の保護をやり遂げても、こうして捨てられては野犬化していき

延々と繰り返されていくのでしょうね…。

昨年9月、みゆきちゃんやホット君が現地で捕獲収容され救助した頃

9月の日記でお伝えしておりますが

現地での捕獲ではありましたが、エリアの子ではなくて、救うのを諦めた子がいます…。

その時、どうしても救えなかった命…。

私は今も、その子の事を思わない日はありません。

その子の姿が…心に、頭に、この胸に、焼きついています。

センターには多くの子が収容されています。

救えない命たちに「本当にゴメンなさい…」と謝り、私はその子達に手を合わせる事しか出来ません。

この子がエリアの子ではなかった…

私はまた、この子の収容期限が終わり殺処分になる朝

ただ天に向かって「許して欲しい」と手を合わせることしか出来ないのだろうか…

すごくすごく苦しみました。

ギリギリまで努力をすること!でもそれでも、これまでも多くの命を諦めてきた…。

また、また、この胸に、

救えなかったこの子の命が刻まれるのか…。

話し合っても…手一杯の状況で、自分達での保護は無理である…との結論。

気が付けば涙が頬を伝ってしまう日々を過ごしました。

そして命の期限も間近に迫りました。

この子は完全な野犬ではない。ほぼ捨てられた子であると思われる。

でも性格も、その子の精神状態も、体調も、全ては救ってみないと分らないのです。

ゴロー君のように普通に健康でも捨てられる子はいます。

でもふくちゃんのように病気の為に捨てられてしまう子もいます。

この子が捨てられた原因は分かりません。

ただ私達が手掛けているような野犬ちゃんの性格ではないだろうと言う事は分かっています。

撫でさせてくれる性格であれば

頑張れば十分に新しい家族を見つけてあげられる可能性はあります。

私は、頑張って里親さん探しをするので、家族が見つかるまで何とかこの子を預かって頂けないか?と

賛助会員さまでもあり、サポート会員さまでもあります会員様ご夫婦にご相談をさせて頂きました。

第1エリアで捕獲された子だけどエリアの子ではない。

野犬ではなく捨てられた子と思われる。

中型犬の男の子。年齢不詳(未確認)。

情報はこれだけです。

後はこの子の写真があります…と言うだけで、全ては救ってみないと分からない…。

それがセンターの子達の救助です。

会員様ご夫婦は

写真を見て決める事はしませんよ!

その子が何色でも、男の子でも女の子でも、耳が立っていようが垂れ耳だろうが関係ありません!

ぜひ助けてあげてください!

私達でよければ力にならせて下さい!

そう言ってくださいました。

この子の命が繋がった瞬間でした!

私はこの子に手を合わさずに、この子の救助にセンターに行ける事になりました!

涙が止まりませんでした。

会員様ご夫婦に預かって頂ける事が決まり、早速週明けの月曜日にセンターに連絡をしました!

『迎えに行くので殺処分しないで下さい!』

この子に生きる道をあげる事が出来たのです!

第1エリアで捕獲された子だから、こうして私達と縁があり、会員さまご夫婦にお力を借りて救える事になった命。

センターから出してあげられるのはたった1匹です。

この子だけです。

だけど1匹を救うと決めるのにも本当に大きな勇気が必要なのです。

明日25日(木曜日)に、この子を迎えに行く事にしました。

センターに連絡を入れてこの子の殺処分を止めた月曜、そして火曜、水曜、と、今日までのこの3日間

この子を迎えに行くための資金を捻出するためにシンさんと私は一生懸命に働きました。

何とか迎えに行ってあげられるお金を準備できました。

もう後10時間以内には、私はこの子と握手していると思います。

もしもこの子が受け入れてくれるなら抱きしめていると思います。

要する時間に差こそありますが、どんな子も愛情を注いであげれば最高の家族になってくれます。

この子もきっと、現地に捨てられたゴロー君やふくちゃんのように

とっても、とっても良い子だと思います!

どうかこの子の家族になってあげて下さい<m(__)m>

手にする事が出来た新しい人生を幸せいっぱいにしてあげて下さい<m(__)m>

里親希望はこちらから→里親希望

またこの子を迎えに行く資金は何とか作る事が出来ましたが月末と言う支払い時期とも重なって

経済面では大変苦しい状況にあります。

私達はまだまだハウスの家賃や支払いと…何十万ものお金を準備しなければなりません…。

会の運営としては「安定」とは程遠い所での活動となっています。



数日後には動物たちのペットシートなどの必要品やフード類の購入費のカードの支払いも控えています。

カードは現金が無くなってからしか使いませんが、それでも毎月20万円を超える支払いが来ます。

度重なるご支援のお願いとなりますが、この子にも費用がかかって参ります。

預かりママさんにご負担を掛けないように頑張っていこうと思っておりますのでご協力をお願い致します<m(__)m>

今後しばらくは、とにかく仕事を頑張って

自分自身の体調の問題や動物たちの介護で働けなかったこと、また疥癬問題などにより

益々苦しい財政事情になりました部分を

取り戻していきたいと思っています。

とにかくこれまで働けなかった分を取り戻せるように仕事に励みます!

この子が捕獲されましたように、第1エリアで再び捕獲が行われております。

お父さんが捕獲されたので迎えに行ってきま〜す!エリアの子が捕獲されたので迎えに行ってきま〜す!

と、喜んで迎えにいけるように頑張らなければ!と思っています。

捕獲があった…と苦しんだり悲しんだりするのではなく

捕まえる事が出来ないエリアの子達なのですから

無事にハウスに来れるように迎えに行ってあげられるのなら捕獲された方がずっとずっと良いのです。

そのために一生懸命に努力を続けていますが

未だに手放しで喜べるような状態ではありません。

エリアに残している子達を救うためにも、とにかく頑張らなければなりません。

資金力に見合った活動に縮小するのは簡単です。

もう救わなければ良いのですから…。

でも私達は、財政事情に合わせて活動を縮小するのではなく

1匹でも多く救ってあげられるように会の体力を安定したものに出来るように

資金面もUPしていけるような形作りをして行きたいと思います。

これからも精一杯の力で頑張って参りますので、ご支援ご協力をどうか宜しくお願い致します<m(__)m>


みんなの「愛」が無ければ、ぼく達は生きる事すら許されません…。

どうか苦しんでいるボクの仲間たちの為に、この活動を応援してあげて下さい!

ボクはもうすぐセンターを出る事が出来るけど…

だけど、センターを出る事が出来ない仲間たちが大勢いるんです。

ボクと同じ日に収容された仲間達はもうこの世にはいません。

ボクは第1エリアと言うところに捨てられ、そこで捕獲と言うのをされたから、

だからボクは運良く命拾いをしました。

ボクを預かってくれる人が現れて、ボクはこれからも生きていく事が出来る事になりました。

ボクは殺されてしまった仲間たちの事を忘れません。

ボクだけ入らなくってよかったあの部屋で、みんなは苦しんで死んでいきました。

たくさんの仲間たちが、まだまだ助けを待っています。

だからこの活動を応援して下さい。

ボクがセンターから出れるように

ボクの仲間がまた1頭でもセンターから出ることができるようにボクは祈ってます。

そしてボク自身も、今度こそ幸せになりたいです。

ボクを家族にしてくれる人に早く会いたいです。

ボクを幸せにして下さい。

よろしくお願いします。

里親希望はこちらから→里親希望

お世話と仕事で、あまり時間を持つ事は出来ないと思いますが救護を終えましたら
出来るだけ早くご報告をUPできる様に努力いたします。

私の体の事では本当にご心配をお掛けしておりますが治療の方も最低限は続けて参ります。

どうか応援を宜しくお願い致します<m(__)m>

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