2009年7月14日
北九州市動物愛護センターよりラブラドールちゃんを救護しました

北九州市動物管理センターが

7月1日より『北九州市動物愛護センター』に名称が変わりました!
前回、救護しましたロビン君は会員様宅に預かっていただく予定でしたが

今現在は急成長を成し遂げているロビン君ですが、当初は人に慣れていなく難しい子だと判断したため

ハウスでの保護を覚悟しました。

そこで会員さまと話し合って、他に助けてあげられる子の救助をする事に!

その時に捕獲収容されていた子達です。

ラブラドール2頭、ラブミックス1頭の3頭が一緒に捕獲されており全員首輪を付けていると明記されていました。

サイズは特大1頭、大2頭となっており

人には十分に慣れていることは予想されますが3頭の救護となると非常に大変で

会員さまも私達も考え込む日々でした。

サイズが特大の子が譲渡犬としては難しいのではないか?

ラブミックスが雑種と言う事で難しいのではないか?

など色々と思い悩むばかりでした。

しかし3頭とも全員が殺処分対象であった場合、どの子か1頭だけ選ぶ事も出来ず

救護するなら3頭、1頭だけなら全く別の子の救助を考えるべきだと結論付けました。

会員さまにその旨を伝えると同じように考えていて

3頭が殺処分だった場合でも、3頭とも預かりをするのでセンターに連絡をして救助をして欲しいと

ものすごい決断をされておられました。

その熱い決意に、3頭でも協力し合って頑張って里親さんを探そう!と

センターへこの子たちの件で連絡を入れました。

すると2匹は譲渡対象犬として考えている最中で特大の子は難しいだろうとの判断が出ているとの事でしたが

もしかしたら飼主さんが現れるかもしれないので僅かな可能性にかけて待っているとのこと。

かと言って、ずーっと飼主さんを待つことが出来るはずもなく

その間に判定も行うとの事で数日後に再度ご連絡を入れる事になりました。

数日後、判定結果を聞くためにご連絡を入れましたら、とりあえず3頭とも譲渡犬の場所に移動をしているとの事。

ただそれは私達が救助の連絡を入れているのもあってのことで

7月14日にセンターさんへ出向いてお話をする事に決まりました。

上記の写真はその時のものですが、とてもよく人になついており、とても可愛い子達でした!
私達を待っていたのは、このお母さん犬と2匹はその子の子供達でした!

譲渡対象犬のワンスペースで伸び伸びしていました。

この子達とご対面したあと、センターの方とお話を致しました。

3頭とも当会への譲渡の許可は出ているとの事でしたが

センターさんの方で譲渡対象犬となれる子の場合は私達は救護しない方針であり

活動は殺処分対象となる子の救護である事をお伝えし

譲渡犬になれる子はセンターさんの方で譲渡犬にしてあげて下さい<m(__)m>とお願いしました。

その結果、子供2匹は譲渡犬として下さいまして

もともと処分対象になっていたお母さん犬は譲渡犬にするのは難しいので、との事で

お母さん犬の救護についてはお願いされましたのでお母さん1頭の救護をする事に決まりました!

協力し合って1頭でも殺処分を無くしていこう!と、とても良いお話し合いの時間を持たせていただきました

野犬ちゃんや噛み付く子でも、場所が変われば、人が変われば、愛情さえ注げば、立派な子になる事

そんなワンちゃんになってしまったのも、その子に責任は無いこと、

センターの方はとてもよく理解して下さっておりました。

すごく噛み付く子だった子を懸命にケアされて、その子は今、センターの”ふれあい犬”として

笑顔で飛び跳ねて暮らしているのを拝見させていただいて来ました!

お互いの思いや協力があってこそ救える命たちであり、センターの方々に心から感謝致します
子供達二人は無事に譲渡犬になれました!

大きくなる子達ですし、左の子は足に少し問題があるかも知れないとの事で

現在も経過を見ている中であり

かなり際どい所で譲渡犬として下さいましたので

もし難しいと判断された場合は

その時は、ご連絡をいただき救護する事になっております!

アンヨも見てきましたが問題はないだろうと思います。

可愛い子達なので是非、家族になってくださる方がいましたら

北九州市動物愛護センターにお問い合わせください!

会いに行ったら笑顔で出迎えてくれる子達ですヨ(*^_^*)

8月5日
センターの方から子供ちゃん達2頭、無事に譲渡されましたとの
ご連絡をいただきました!

本当に良かったです!今度こそ最期の日まで幸せにネッ
譲渡犬になれたワンちゃん達のスペースです!

二重扉になっており、とてもよい環境です。

こんな立派な囲いを幸せの森に作れたらな〜と思うのですが

資金がないので、まだ遠い夢です(^^ゞ
子供達とお別れして

ワクチン接種を受けている

お母さんラブです!

本当に良い子です。
センターでワクチン接種を致しました!

帰る時には「この子を宜しくお願いします」と深々とおっしゃられました。

一生懸命、お世話して下さっていたのだと

この子への愛情をとても感じました
私達の救護には珍しく(^_^;)

バリケンではなく普通にリードでお散歩しながらお車に向かってま〜す!

この子は出産をかなりの回数、繰り返している子で

やはり一般家庭に飼われていた子とは考えにくい子です。

普通に考えても、そんなに出産されたら普通は困りますよね。

白内障もきており、かなり高齢です。

3匹居なくなって、届出が出ないと言うことは

捨てられたのだろうと思います。

私達が迎えに行くのが少し遅くなってしまった事もありますが

この子達はセンターで1ヶ月近くも飼主さんを待っていたんですよ…。
スムーズに飛び乗ってくれた訳ではありませんでしたが

乗って♪乗って♪と教えてあげると

よっこいしょ!と自分で乗ってくれました!
とっても良い子ですヨ!
食いしん坊みたいで

チーズパンをパクパク!パクパク!

可愛い笑顔でしょ♪

とっても人馴れしているし、本当に良い子です!

この足で預かりママさんの所へ向かおう!と

預かりママさんに電話をしました!
預かりママさんのお家に

お散歩しながら向かってまーす!

高齢な事もあり落着いているので

お散歩もそんなに引っ張りません!
預かりママさん宅に到着!

真っ先に鏡を見てる

可愛い女の子ちゃんですよ〜
預かりママさん宅の保護ワン!ガイ君とご対面です!
お水を貰ってルンルン!

の後は、ガイ君のご飯を盗み食いしてましたぁ
フィラリアのお薬があるので体重計を借りて

体重測定です!

シンさん「おもっ」と呻きながら何とか抱っこ!

シンさんの体重を引いてみると

なんとまぁ44キロ。
名前は預かりママさんに『ライムちゃん』と名付けて頂きました!

ロビン君の為に準備して下さいましたサークルが

ライムちゃんのハウスになります!
ゼリーやお菓子やお茶を御馳走になっていたら

食いしん坊のライムちゃんはウロウロ!ウロウロ!
さっそくシンさんにハウスを教えられましたライムちゃんです(^_^;)

でも良い子ですよ〜。

ちゃ〜んとハウスしています!

これから頑張ってダイエットです!

普通は救助した子ってガリガリに痩せているんですけど

捨てられて直ぐに親子揃って捕獲されたのでしょう…。

性格の良い子達なので疑う事もなく捕まったのだと思います。

とっても良い子なので

どなたか是非ライムちゃんの家族になってあげて下さい!

もし預かりママさんが居なかったら

この子は殺処分の運命でした。

生きる道を得て、今こうして新しい家族を待って暮らし始めました!

どうぞ宜しくお願い致します<m(__)m>

里親希望の方は→こちら
ライムちゃん用のフィラリア予防薬&ノミダニ駆除剤を今期分(6ヶ月分)

預かりママさんへ託しました!

ワクチン接種を受けたので、シャンプーは翌日以降にお願いしました!
〜その後のライムちゃんの様子〜
私達が帰宅したあと、ライムちゃんに出血が見られたと連絡を貰いました。

発情なのか?それとも妊娠しているのか?

出血があっている状態で、このまま避妊手術、あるいは堕胎手術になるのか…大変気が重い状況になりました。

でも女の子ですから、このような問題は常について回ります…。

高齢であることや肥満体であること、救護後間もない事もあり精神面の心配などもあり

急な手術には踏み切れません。

発情中の手術も、妊娠中の手術も、どちらにしてもかなりの負担がかかりますので

少し様子をみて考えて行く事にしました。

その心配以外は、とてもお利口さんに過ごしているとの事です!

その後、キレイにシャンプーもして下さっています!

しかし7月19日から下痢が続き20日の朝に血便したとの事で病院へ連れて行って下さっており現在治療中です。

細菌性腸炎だと思われます。

心配でお腹もエコー検査をして下さっており妊娠している様子はないとのことです。

ただある程度の大きさに育っていないと分からないため確実ではありません。

しかし、行動も発情期の行動が見られ始めたため、出血は発情期による物である可能性が高いようです(ほっ)

いつもご寄付いただいている上

ライムちゃんの治療費も預かりママさんがご負担して下さいました<m(__)m>

預かりママさん始め会員の皆さま方、支援者の皆さま方のご協力に心から感謝しています
ライムちゃんの最新情報
最近のライムちゃんは、体調も絶好調で減量に励んでおります!
サイエンスダイエット(ライト)を預かりママさまが購入してあげて下さっているのですが

『こんなの食べません!!』とライムちゃんは申しててるそうで(~_~;)
今までのご飯に戻して欲しいようですが、負けずに?!頑張ってますとの事です!
 
それから二度目の受診で再びエコー検査を受けさせて下さっており

妊娠も間違いなく無さそうである事!特別、異常はないだろうとの事!

本当に良かったです(ほっ)
しかし、本人は只今、発情真っ最中で(苦笑)
預かりママさん宅のワンちゃんを捕まえては「腰フリフリ」

かなりしつこい位に…「腰フリフリ」

そして、お尻を上げて「お誘い」を掛けているそうです

もちろんお誘いを受けているワンちゃんは去勢済みなので、ご安心を!
獣医さんの見解ではライムは おそらく、7歳前後ではないかと言われました。
(大型犬は早い子は4〜5歳で白内障の症状が出る子もいるので)
歯は、キレイで若い感じですけどイボちゃん具合から見てとの事です。とご報告いただきました!
 
粗相もなく!逃げる気も全くなく!
発情さえおさまれば いつでも、お嫁に行けるくらい良い子です!
人間大好きちゃんです!との事で〜す

預かりママさん、ライムちゃんのお世話、本当に本当にありがとう!

センターの方々、預かりをして下さっている会員様ご夫妻、
みんなの想いが集まって、いま、ライムは、新しい家族を待って、生きています!

どうか幸せが訪れますように

ライムちゃんを家族の一員として迎え幸せにして下さる方、ぜひご連絡ください

里親希望の方は→こちら

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