2009年9月4日
うるるんちゃん・ハム君・ボンちゃん 動物病院へ

本当に申し訳ありません<m(__)m>

まずは9月1日に大ケガを追いましたウルルンちゃんのご報告です。

とにかく私もシンさんも仕事に追われていまして、大慌てのお世話劇が続いています。

とにかく収入を得るために仕事をぎゅうぎゅうに入れている状態です。

同じ仕事をしている訳ではないし

二人で時間をあわせる事も難しく、どちらも一人でお世話に当たらなければならない事が多い状態となっています。

二人居ても手も足も目も足りない中、一人ではやはり行き届かない点が多々出てきます。

この日は私が一人でお世話をしておりました。

お母さんとウルルンちゃんは宿敵で、いつも目を光らせてないといけないのですが

とうとう大喧嘩が勃発してしまいウルルンちゃんが大負傷を負ってしまいました。

同じ第1エリア出身の子達ですが、現実、ウルルンちゃんには現地で会った事は一度もありません。

ウルルンちゃんの子供がセンターに収容された事がきっかけで

そのお母さん犬の保護に乗り出し無事に現地にて保護をする事が出来た子です。

もちろん野犬ちゃんをしていたこの子達は現地で知り合いだったのでしょう。

と言うか、血筋も繋がっているかも知れません。

しかし現地でうるるんちゃんは餌場を持っていました。

餌場を持たずに暮らしてきたお母さん達にとっては餌場を持っていた子がココにいる事が納得行かない様子で

当初より顔を見るとお互いに威嚇し合うような状態でした。

それでも、こんな大喧嘩にまで至る事は無く、それなりに丸く生活していたのですが

とうとう目が行き届かず…でした。

ケンカが始まった時は、手も足も出せないほどのケンカで

私一人では引き離すのに大変な時間が掛かってしまったのです。

体格の違いから、どうしてもお母さんの方が強く、ウルルンちゃんが負けました。

お母さんは現地で子供達を守るため縄張り争いにも打ち勝ってきた子です。

とにかくケンカが上手で、どうすれば、どこを狙えば、ケンカに勝てるのか、それはそれは熟知しております。

ただ喧嘩両成敗で、どちらも悪いのです。

どうしても負けた子の方をかばってしまいがちですが

いつも先に威嚇を始めるのもウルルンちゃん…ケンカをけしかけるのもウルルンちゃん…なのです。

こんな負傷を負っても性懲りも無く威嚇をしてケンカをけしかけています。

お母さんも『ダメだ!』と叱っても叱っても「売られたケンカは買う」といった姿勢を崩さないのです。

順ちゃんや恋茶ちゃんは威嚇をされても良い子に知らん顔をしてくれています!

しかし、とにかく一番は目が行き届いていなかった私の責任です。

きちんと注意を払っていたら起きる事はないケンカなのですから。

時間に追われすぎると、こうなる…と分っているのに、だから今こそ注意しなきゃ!と分っているのに、

こうなってしまうのです。

本当にゴメンなさい<m(__)m>としか言いようがありません。
病院へ連れて行かなければならないほどの傷である事は一目瞭然です。

深く切れた傷口…中のスジまでハッキリと分るほどの傷です。

しかし、今はどうしても仕事を優先しなければ養ってあげる事が出来ないのです。

仕事、お世話、面接周り…いっぱいいっぱいの超過密スケジュールの毎日なのです。

うるるんゴメンね…病院、待っててくれる…謝るしかありませんでした。

里親探しにも力を注ぎ、先月より面接周りを頑張っていたため

生後8ヶ月にもなりましたし、去勢手術をしておかなければ!と

4日の日にはハム君&ボンちゃんの去勢手術の予約を入れていたので4日までウルルンちゃんに我慢してもらう事にしました。

とにかく、それまで化膿しないように消毒を頑張りました!
もちろんお薬もしっかり飲ませて!
3日間、痛みに耐えてもらっている間…

ウルルンちゃんは近くに来る者、来る者に威嚇をしていました。

痛くって座ってばかりいる状態でお散歩もギブアップしてました…。
9月4日 病院へ
そして、ようやく動物病院へ行く日が来ました!

うるるんちゃん・ハム君・ボンちゃんを乗せて出発です!
ハム君は陽気で明るい子なのですが

ちょっと怖がりさん過ぎて…病院でも焦りまくりでした。

超ビビリながら手術の為のお注射を受けました!
ボンちゃんは落着いていて

そんなに怖がることなくお注射を受けました!
入院部屋に入ったお二人さん!

お注射が効いてきて、ちょっとフラフラです。
でも中々寝ないハム君です。踏ん張ってます(^_^;)

大丈夫だよ〜と声をかけ安心させてあげました。
すると後からお注射を受けたボンちゃんの方が

おやちゅみ〜てな感じでうつらうつらデス(~_~;)
続いてウルルンちゃんを診て頂きました。
これは酷い!と言われました(-_-;)
そのまま手術する事に…。
ダイエットがまだ成功していなくって

オデブさんと言う事もあり

また、入院させずに連れて帰れるように、

軽くしか眠らせてないので

ガウガウ!ガウガウ!のうるるん。

口紐を付けられちゃいました。
消毒して、毛を剃って、縫合して、お薬をたっぷり入れて、ドレーンを通しました。
化膿しないように、しっかりお注射も受けました!
先生にドリンクを御馳走になりながら

ウルルンちゃんの経過を観察でした。
ボンちゃん&ハム君もしっかりお薬が効いて眠るまで声を掛けながら過ごしました。

どんな手術も命が掛かっているのです。

どうか無事に手術を終えてくれますように…麻酔事故がおきませんように…と、いつもそう祈っています。
帰宅しましたウルルンちゃんです。

ご支援いただいてました手作りカラーを装着して過ごしてます!

目はしっかり覚めていますが、まだほわぁ〜んとしているので静かでいいかも…デス(^^ゞ
9月5日 退院
二人とも無事に手術を乗り越え退院です!

ワクチン接種を受けて、術後のお薬を処方してもらいました!
お車に乗って大はしゃぎの二人でした!

後ろから「嬉しい!嬉しい!」ってペロペロ攻撃です(~_~;)

「えらい!えらい!」してあげてご褒美をあげながら帰路に付きました!
ハウスに到着です!

みんなの吠え声にウオサオの二人!

早く車から出して〜〜〜!

ゲートを閉めるまで待っててね!の状況です。
ドアを開けてあげたら飛び降りて皆に「ただいま」のご挨拶です。
そして兄弟揃って水飲み場へGO!

水ガブ飲み〜!
うるるんちゃんはカラーを付けて

お外でも痛くて動けず座り込み生活をしばらく続けていました。
9月25日

今は元気ピンピン!笑顔で走り回っています!

ドレーンを取り外し、現在、傷口がキレイに繋がるのを待っている状態で

抜糸までもう少しです!

ダイエットも頑張ってます!

懲りもせずお母さんに威嚇もしているウルルン姫なのでした(~_~;)やれやれ

でも普通に自由タイムでも一緒に過ごしているので

本当に仲が悪いわけではありません!

今回は本当に本当に人間組みは痛〜い出費となりました。
こうしてうるるんはお散歩も元気に走ってます!

ケガをしているので

いたわって貰えるので喜んでます(~_~;)

大所帯ゆえ次から次に事件が起きるハウスで

人間は安らぐ暇もありません。

これだけの野犬ちゃんたちの群れを纏め、仲良く暮らさせるというのは本当に大変な事です。

このような事件も起きる事もありますが、私達も注意を払い頑張り続けますので

どうぞ皆さまも懲りずに、ハウスの子達を見守ってあげて下さいませ<m(__)m>

悪さもするし、粗相もするし、やんちゃばかりして困らせてくれるハウスっ子達ですが、みんな本当に良い子達なんです♪

どの子が一番良い子?と聞かれると答えられないくらい

みんなそれぞれ本当に良い子達なんです♪

どの子も幸せになって欲しいと願ってます!素敵な里親さんに出会える日を待っています!

幸せにして下さる方が居ましたら是非ご紹介くださいネ!

宜しくお願いします<m(__)m>

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