2006年5月27日
北九州第2エリアの様子

雨の日はどこにいるのか分からない第2、第3エリアの子達。探し回ってもいっこうに姿がありませんでした。前回は第3エリアに移動してたので、あっちを探したりこっちを探したりウロウロ探し回りました。そして雨が小降りになった時に今日は第2エリアで会うことができました。
里親さんが決まっているフゥ君。かなり警戒気味です。
でも時間をかけて呼んであげると少しずつ寄って来ます♪
仲間達がどんどん減って行ってとても不安なんだと思います。早く保護して親友のサム君に会わせてあげなければ・・・と思いつつも、一度保護に失敗すると警戒心が強くなり、保護できる可能性が極めて低くなります。そのため簡単には手を出せません。現在、保護作戦を練っている最中です。確実に保護が出来るようにない知恵を絞って考えています。フゥ君の保護を毎日願って下さっている里親さんが待ってくれています。この子にもその想いが伝わればいいのですが・・・本人は幸せになれるとは知らず「捕まったら大変だ!」と思っているのでしょう・・・。ここ何度か様子を見てきましたが思っていたよりも警戒気味なので、ミス無く確実にフゥ君の保護が出来るよう計画を立て直してます。

里親さん、なかなか良い報告が出来ずゴメンなさい。心配して下さるお気持ち本当に嬉しく思っています。本当に「ありがとう」。フゥ君を待っていてくださいネ♪
段々辺りも暗くなってきました。里親さんが決まっているフゥ君でさえ連れて帰ってあげられないままで心残りです。私達人間がこの子たちの心を傷付け不信感を与えてしまったのです。人間の優しさを知らずに育った子や、信じる事が出来なくなってしまった子達。この子たちに悪い人間ばかりではない事、愛して抱きしめてくれる人が居る事、安心して眠れる場所、もう飢えや喉の渇きに苦しむ事のない新しい人生を与えてあげたい。…晴れた日曜日など人気の多い時はこの子たちはどこかに身を潜めて隠れています。人の気配に気を配りながら見つからないようにそっと…。そんな不安や恐怖を感じ、怯えながらの生活から、愛情を感じ、幸せを感じ、笑顔で過ごせる毎日を送らせてあげたい。病気や事故で孤独な死を迎えさせたくない。殺処分にさせたくない。そんな思いで1匹ずつ保護して里親探しを続けています。そして、いまフゥ君にはその幸せな生活を送るチャンスが目の前まで来ています。あとは私達が確実にフゥ君を保護するだけ。しかし捕まえるのが一番の難関です。保護してしまえば心が通じ合い救ってくれた事を時間と共に理解してくれます。みんなとってもいい子達です。
どうか里親さんになってあげてください!
簡単には普通の子の様に尾も振ってはくれません。しばらくは怯えて丸くなっているでしょう。恐くて逃げ出そうとしたりもするでしょう。心のケアが必要な子達です。保護してあげたい子達が沢山居ます。幸せになるチャンスがまだ訪れていない子達が大勢いるのです。このような子たちにご理解を頂ける方は是非ご連絡ください。どうか1匹でも救ってあげてください。心からお願い致します<m(__)m>。第1エリアの怪我を負っているサム君、第2エリアのダニ疥癬に苦しんでいたサム君&親友のフゥ君を迎えて下さる里親さんご姉妹に出会えたように、他の子たちにも良いご縁があることを願っています。

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