2011年8月31日
北九州エリアのご報告と救護予定のセンター収容中のエリアの子の報告
北九州エリアの子達の救護については、会に体力が無いため、
昨年、エリアの子達の救護を一時中断という決断を致しまして、その旨、皆様方へご報告をさせて頂きましたが
北九州の子達の事を考えない日などなく…いつもいつも気にかけて参りました。
手掛けた野犬の群れ…救護の一時中止という苦しく悲しい決断…気にせず過ごせる訳もありません…。
ただ救護中断から1年を越える今も会の体力不足は続いており「救護再開!」とのお知らせが出来る状態ではありません。
皆さまに対しても、現地で苦しんでいるエリアの子達にも、ただただ「ゴメンなさい」と謝る事しか出来ません…。
2010年6月4日、現地にて捕獲されセンターに収容されたロッキー君とズッキーニ君の救護を最後に
1年3ヶ月の月日が流れました…。
この期間に現地より捕獲されました頭数は25頭になります。
今現在、センターに収容されている拘留期間中の1頭(写真下の子)を除き
これまでの24頭、1頭も救っていません。
センター様が野犬ちゃんと言えども可能な限り子犬たちに関しては譲渡犬への道を開いて下さいましが
成犬達は殺処分の道を辿りました…。
その日を迎えるたびに…どれだけ涙を流してきた事か分りません。
救う苦しさ、救わない苦しさ、どちらの苦しさも耐え難いものです。
救う決断も、救わない決断も、本当に簡単に出来る物ではありません…。
どうすれば、この悲しい連鎖を食い止める事が出来るのでしょうか???
私たち人間、一人一人が、命について、もっと真剣に考え、未来を担う子供達に『命の大切さ』を伝えていかなければ…。
『命に対する責任』を教えていかなければ…。
そんな事を訴え続けて早20数年…
何もしないよりは少しでも何かをした方が良いと思い私たちなりの形で動物達への愛を訴えてきました。
色々な団体や愛護センター等が色々な形で動物達への愛を訴えています。
少しずつ目に見えないけれども変わっていっているのだと信じています。
私たちが居なくなった世の中、50年後(?)100年後(?)200年後(?)くらいには
動物たちが置かれている環境が良い方へ全然違うようになっていると信じています。
そういう日が一日でも早く訪れるように、これからも頑張り続けようと思います。
現在、現地より捕獲され収容されています25頭目となります写真の子は
別件でセンター様とお話をしている中で、第1エリアより捕獲されてきました。
救護中断から1年3ヶ月…この期間に捕獲された子はこの子を含めて25頭…
また涙を流すのか…また手を合わせ謝る事しかできないのか…自問自答の日々…。
ちょうど、中型犬の里親希望もあること、ズッキーニ君やシュガー君が天国へと逝ってしまったこと…
そんな様々な想いや
別件でセンター様とお話をしている中で収容されてきたエリアの子だったこと
何か縁があるのだと感じ
救護中断中の中ではありますが、殺処分となるこの子の救護を行う決断を致しました。
でも、捕獲は続いています…。
また明日、この子の仲間が、家族が、収容されてくるかも知れません…。
再びエリアの子達の救護を再開できるよう、里親希望のお申し出、
経済面のご支援・ご協力を心からお願い申し上げます<m(__)m>
重ねて、もうすぐハウスに新入りさん(写真の北九州第1エリアの子)を迎える事になりますため
温かい応援を宜しくお願いします<m(__)m>