2012年2月23日 午前 7時10分
シィちゃんが天国へ旅立ちました簡易報告



シィちゃんが天国へと逝ってしまいました…。

ご報告が遅くなってしまい申し訳ありません…。

2月26日 午後1時半からシィちゃんのお葬儀を執り行います。

やっとやっとお葬式の手配と準備が整い、私もギリギリのところでホッとし、こうしてご報告を上げさせて頂いてます。

どうか皆様、シィちゃんにお声を掛けてあげてください。

手を合わせてあげて下さい。宜しくお願いしますm(__)m



シィちゃんは1月26日に体調が酷く崩れ(心臓が限界に…)、かなり危険な状態になり

流動食生活と往診による点滴治療を続けてきました。

  

今回は持ち直せないだろう状況に、とても出来そうにない覚悟を必要とし、本当に辛かったです。



嫌がらない程度の流動食を続け、楽に過ごせるように心臓のお薬や治療を続け点滴治療等も受けながら介護を頑張ってきました。

シィちゃんの状態は、これまでのように持ち直せる物ではないと本当に覚悟をしなければならない状況だったのですが

    

再びシィちゃんは頑張りました!頑張ってくれました!

2月4日から少しずつ自分でご飯も摂れる様になったのです!

私は嬉しくて嬉しくて、もっともっとシィと共に暮らす未来がある事を夢見て

かなり体重も落ち、体力がない状態、筋力も落ち切って歩くのもフラフラなシィちゃんだったので

一生懸命、シィちゃんの体力の回復に努めてきました。

一日4回でも5回でも6回でもご飯を作って24時間お世話に当たってきました。

  

シィはパクパクご飯を食べて、ヨタヨタながらお散歩も楽しみ、仲良しな皆といつもの日々を取り戻していきました。

写真は左が仲良しニャンの幸太郎クンと♪ 右が仲良しマリンちゃんと♪

私は薬や食事、下の世話…と、日中夜問わず四六時中のお世話の日々で大変ではありましたが本当に幸せでした。

  

散々わがまま言って満足したら、こうしていつものように皆でゴロンゴロン♪

そんな日常の光景に戻っていき本当に本当に幸せでした。

起きたと思ったらお漏らしされて掃除洗濯の嵐になっても、みんなが元気で笑顔で居てくれるならって

わぁわぁ言いながらも幸せにお世話に明け暮れる日々でした。

シィが回復に向かってくれた事が嬉しくて嬉しくてならずにいました。

写真は右が、奥からシィちゃん・幸太郎クン・黒ゴマ君・ねずみ君・キック君・マリンちゃんで

左が、マリンちゃんとポポン爺ちゃんと幸太郎クンとネズミ君とシィちゃんのゴロンゴロンです(*^_^*)

電気毛布の上でハロゲンヒーターに当たってポカポカです。

一生懸命、お世話する事で、こんな日が一日でも長く続くなら、自分の治療なんて後回しでいいって

この日々を一日でも長くって思って頑張ってきました。



しかし、2月20日、再びシィちゃんの心臓の状態が酷く悪くなりました。

写真は21日にシィちゃんと小鉄お爺ちゃんとマリンちゃん、3匹を連れて病院へ行ったときの物です。

もう薬が効かない状況でした。

でも最後にまだ、もっと何か、出来ることはないか?と主治医の先生のところへ診察に連れて行きました。

が、既に出来ることの全てをしている状態です。

先生からは苦しんでいる風でもなく顔つきも悪くないって驚かれました。

それは、すでに心臓は限界を超えている状態だからなのにです。

でももう心臓は本当に限界だと…診断されました。

シィちゃんの心臓は、もう1週間も持たない…数日だと…。

いつどうなってもおかしくないと言われ続けて1年以上、頑張ってきたシィちゃん。

1月末の危機も乗り越え再び笑顔で過ごしてくれたシィちゃん。

今度と言う今度は私も覚悟しなければなりませんでした。でもだからって簡単に覚悟できません。

これまでのように、シィはまた復活するんじゃないか?って夢見てしまうのです。

大丈夫だと信じたくなるのです。

でも頭では分っています。必死に覚悟しようとしています。

シィちゃんに残された僅かな時間を精一杯、お世話して、ちゃんと送り出してあげなきゃ…と。




亡くなる前日の夜のシィちゃんです。ひっつきもっつき一緒に過ごしました。

って、これまでもずっとこうして、ひっつきもっつき過ごしてました。

  

亡くなる数時間前のシィちゃんです。

心臓の状態が悪いわけですから苦しんでないとは言いません。

でも本当に穏やかに過ごしました。

きつい時は酸素を吸わせてあげながら付き添いました。



そして23日 午前7時10分 私の腕の中で静かに息を引き取りました。

もがき苦しむような事は無く、すーっと安らかに眠りにつきました。

本当にイイ子で吠えることなんて滅多になかったシィちゃん。

ご飯!お水!お散歩!撫で撫で!要求はいつだって行動で示してたシィちゃん。

そんなシィちゃんだったけど全盲のため不安な事は大の苦手!

だからトリミングは大嫌い!オメメの消毒はもっと嫌い!

なので、そのふたつは、ウゥーとかワンとか言って怒ってました。

最後のときも不安だったみたいで少しでも私と触れていないと

私を何度も「ワンワン!」って「ファンフアン!」って呼んでました。

いるよ!シィちゃんママいるよ!って撫でてあげると落ち着きました。

不安だったりキツかったからなんだろうけど最後はたくさん可愛い声を聞かせてくれました。

    

一緒に見送った皆は

まだ温かいシィちゃんと、いつも通りに過ごそうとしています。

シィちゃんネンネね〜♪ってシィちゃんのお腹にアゴ乗せするマリンちゃん…。

シィちゃん♪っていつものようにシィちゃんの身繕いを続ける幸太郎クン…。

みんなもシィが旅立ってしまったことは分かっています。

くんくん…くんくん…てしながら「シィちゃんシィちゃん」って言ってます。



シィちゃんの肌は撫でてあげるこっちの方が気持ちいいくらいの赤ちゃん肌。

ぽよぽよ ふわふわ のシィの柔かい肌。

さらさら すべすべ のシィの柔肌。

お通夜が終わり、お葬式が終われば…もうその肌に触れることは出来ない…。

別れは辛く悲しく、できればずっと誰ともお別れしたくないけど、私はちゃんとみんなを見送らねばなりません。

私の心は持つだろうか…。

何度経験しても無理。ダメ。悲しくて悲しくてどうしようもありません…。

明日のお葬式…わたし大丈夫かな…。

    

シィちゃん(みんな)の寝床は電気毛布がついてるからサークルへ。

先月、天国へ旅立ったタマゴ爺ちゃんと銀治爺ちゃんの傍で御通夜のシィちゃんです。

お部屋は暖房もハロゲンも24時間なので次の日慌ててお洋服を脱がせてアイスノンして一緒に居ます。

お花は昨日やっと買ってあげる事が出来ました。

お洋服大好きなシィちゃんなので旅立つ時のお洋服も今日やっと買ってあげる事ができプレゼントしたところです。

火葬の際に着ていけるようにオールシーズン用のTシャツです。

後はシィちゃんの大好物の焼き芋を持っていけるようにサツマイモ買ってきたよ!焼いてあげるね!

そして…気をしっかり、ちゃんと見送ってあげなきゃ…です。

なのに…シィちゃんは私がママで幸せだったかな?って考えちゃって、涙が溢れちゃって、気をしっかり…なんて程遠い状態です。

だけど時間は過ぎていき、お別れの時間は刻一刻と迫っているのですよね…。

しっかりしなきゃ…。きっとまた会えるのだから。お空でね。

天国のみんなと一緒に待っててね、シィ。

ありがとう シィ。



シィちゃんを愛して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

シィちゃんにお声掛けてあげて下さいね。手を合わせてあげてくださいね。

大好きだったよって伝えてあげてくださいね。

宜しくお願いします。



こうして簡易報告が続いていますが

大変だった日々も、笑顔で過ごした日々も、どの子の事も、その記録(詳細)報告を必ずあげていくつもりでいますので

どうかその暁には、みんなに会ってあげて下さいね!

立派に生き抜いた子達のこと、胸の中で輝き続けている子達のこと、ずっとずっと忘れないであげて下さい。

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