06年6月22日
宮若市に捨てられたワンちゃんの内の
戻ってくる2匹の女の子

6月18日の最後の譲渡会で福岡県動物管理センターより里子に出た2頭です。残った子は殺処分されると言う緊迫した一日・・・里親さんは救いたいが一身で2匹の里親さんになれました。しかし先住犬のワンちゃんと上手く行かずに先住犬のワンちゃんが吠え続けているとの事で、里親さんが決まらなかった残りの18頭と一緒に里親探しをして欲しいという連絡がありました。里親さん宅はペット可ではあるのですがマンションのため先住犬が吠え続けると飼育できないと言うことでした。6月11日の第1回目の譲渡会でも里子に出た1頭が血尿が出たという理由で2日後に管理センターに戻ってしまったと言う事があったそうです。その子はその翌日に、里親さんが管理センターに戻した夜は眠れずに泣いて過ごし、思いなおして「もう一度チャンスを下さい」と管理センターに迎えに来たそうです。たった2日間だけ一緒に過ごした里親さんが迎えに来てくれると、その子はセンターの方も驚くほど喜んだそうです。人間に裏切られ、仲間が何頭も餓死し、愛情に飢えているこの子たち、衰弱死寸前までやせ細っているこの子たち、どうして私達人間はこうも簡単に動物達を裏切るのでしょうか?
今回この子達を飼えないと言う連絡をいただいていたので6/23にお宅に伺わせてもらいお話をして写真を撮ってきました。この子たちの里親さんは救いたい一身でセンターから引き取り、その後もとても努力をされました。その事はお話して良く分かったのですが、今回の大雨で山の中にある一時保護場所は最悪な状態となっています。こうしてお風呂にも入れてもらって、清潔な場所で過ごした子達をそこへ連れて行くことは・・・とお話しました。里親さんが決まるまでは一時預かりとして預かっていて欲しいというお願いは快く承諾してくださり、一時保護場所にいる子達のお世話や寄付などできる事はやっていきたいとおっしゃっておられました。
この子たちを保護をされたTさんとお話して、この子達に関しては当会で里親探しを行わせていただくことに致しました。
とても仲が良いという事で、離れると寂しがるそうです。出来れば2匹一緒に里親さんになって下さる方がおられると嬉しいのですが…。この子たちはみんな愛情にとてもとても飢えています。側にいて声を掛けてあげればどの子も全く鳴きません。生涯、大切に可愛がってあげて下さる方、どうか家族の一員として迎えてあげてください<m(__)m>宜しくお願い致します!


                  里親希望の方はこちらへ

ホームへ