2006年7月18日
じゅんぞう君 手術を受けました。
手術前から手術後の様子

ギブスにも慣れ、ギブスのおかげで動けるようになり、日一日と明るさを取り戻して行きました!
立ち上がってご飯を食べる姿も多々見られるようになり、ガムも上手にギブスをつけた両手を使って食べています!
本当に元気が良く食欲旺盛!マリンちゃんのご飯が残っていたら即いただきのじゅんぞう!
食べるだけ食べ、良く遊んだ後は子供らしくグーグーお眠りタイム!
もうすぐ手術の日を迎えることも知らずに、私たちの心配を知ることなく無邪気に暮らしています。
そして迎えた7月18日の手術日!動物病院へ
車に乗って、いよいよ手術のため動物病院へ。でも車に乗ると病院へ行くと分かるようで、じゅんぞうはイジけてしまいました。段々とイジケモードに入り疑いの眼差しになっていくじゅんぞう…(T_T)やはり病院はツライのでしょう…。
動物病院についてエリザベスカラーを付けて入院する犬舎に入りました。先生にじゅんぞうの事をお願いして帰りました!

心配性の私の為に先生が夜の9時半ごろ、じゅんぞうの手術結果と様子をお電話で知らせて下さいました。先生、本当にありがとう<m(__)m>
7月19日 じゅんぞう退院
手術の翌日、夕方にじゅんぞうを迎えに行きました!シンさんも、とてもとても心配していて、じゅんぞうのお迎えには必ず行くからと忙しい仕事の合間をくぐって時間を作ってくれたので、一緒に迎えに行ってあげることが出来ました。じゅんぞうは後ろ足にもギブスをしています。じゅんぞうは私達が迎えに行くと喜んでくれました。そして先生がご褒美にチーズを下さったので、シンさんがチーズをじゅんぞうにあげています。喜んで食べていました。術後、様子を見て、今日また安定剤をかけてギブスをしたので後で吐くかも知れないよと先生に言われていましたが、じゅんぞうは吐きませんでした。エライエライ!
でもやっぱり元気はありません。とてもイジケています・・・。
とても痛いようで辛そうにしています。
吐く事も無くご飯は良く食べてくれました。でも悲しい目をして本当に辛そうにしています。全然、動けない状態に戻ってしまいました…。
手術の結果はレントゲンで確認した以上に、複雑骨折であり、骨がグチャグチャだったそうです。軟骨膜までもグチャグチャで手術は2時間半におよぶ大手術になったそうです。ヘンな方向に向いていた骨は真っ直ぐに整えられステンレスを入れ固定しているとのこと。足の形は元に戻りましたが生涯もう関節が曲がらない可能性もあると言われました。手術で開いてみた結果、想像以上に骨がグチャグチャになっており、これはやはりバットか何かでやられているだろうと言われました…。他の3本の足についても、様子を診ながら先生に判断してもらいますが、このような状態の上に幼犬で骨がもろくしっかりしていないので、今回の手術でも骨に触るとグチャっとなるそうで、現段階では、もっと成長して骨がしっかりしてから形成手術を行ったほうがいいかも知れないと言う事でした。この子にとって手術が痛い思いをさせるだけのものになるならば「このまま」という事も考えられるようです。じゅんぞうの骨の状態を図に描いて説明をして下さったのですが、上手く皆さまに伝える事が出来ません。ただ言えるのはじゅんぞうの骨はグチャグチャに砕かれているという事…。あまりにも辛くて言葉が見つかりません…。でもじゅんぞうが誰よりも辛くて痛くて悲しいはず…。今後の予定としては10日後くらいに抜糸、1ヵ月半から2ヵ月後に今回骨を固定するために入れているステンレスを取り外す手術を行う事になるという事でした。考えてみたら、そうですよね。手術をしたら固定器具の取り外しの手術もあるので1本の足に対して2回も手術を受けなければならないんですよね…。私のほうが耐えられそうにありません・・・。しかし前足もギブスに支えられているだけで、ギブスを外したら、とても体重をかける事なんてできないでしょう…。前足の1本は全く関節が曲がらない状態だったので手術なしでいけるかどうか分かりません。
じゅんぞうのための場所作り
3本の足にギブスをしてエリザベスカラーまで付けたじゅんぞうはケージの中では身動きが取れません。一緒に居るときは自由ですが、誰も居ないときにお部屋を自由にさせておくとコード噛みをするので危険です…。あれこれ考えた末、場所作り開始!
それと言うのも自分が動けなくなった事で、危険を感じているのか?今まで一緒だったマリンや猫ちゃん達に威嚇をするようになりました。他の子が近寄ってくると、とても怒ります。安心できる自分だけの場所が必要です。急いでサークルを買いに行き、サークルを置く場所を作るためにガタガタと掃除やクリアケースの引き出しの中の整理や分解を…。その間じゅんぞうは勝手に廊下に出て待機していました。上から2段目の写真で分かるように、今まではこのクリアケースの上にじゅんぞうのケージを置いていましたが、さすがにこの上にサークルを置くのは不安定です。撤去することに決めました。
やっと作ったスペースに買ってきたサークルを組み立て無事にじゅんぞうのスペース完成。
ようやく安心できたようで少し眠る事が出来たじゅんぞう…。
この後、私はじゅんぞうのお世話をシンさんに任せて夜の仕事に出かけたのですが、シンさんから何度か連絡が入りました。「じゅんぞうが痛くて鳴いている…」「薬を飲ませてもいい?」「じゅんぞうが痛くて眠れずにいる…」と。仕事中にシンさんが連絡してくる事は大きな事件がない限り有り得ないことです。じゅんぞうを側で見ているシンさんも一緒にいられない私も本当に辛い時間となりました。私は夜中の3時半にやっとじゅんぞうの元に到着したのですが、シンさんも一睡もせずに眠れずにいるじゅんぞうに声を掛けてあげてくれていました。じゅんぞうは少し寝ても、恐ろしい体験が痛みと共に蘇ってしまうのか、すごい雄叫びを上げて目を覚ましていたそうです・・・。
今回サークルの屋根は在庫が無く取り寄せになると言われたので必要になってからでいいかなと思い屋根は購入しませんでした。しかしニャン子がじゅんぞうのハウスに興味津々・・・やっぱり屋根も必要かなぁ・・・?じゅんぞうが嫌がるようだったら屋根を注文しようと思います。安静が必要な時期なので、猫の覗き見がじゅんぞうの精神的に良くないようだったら誰にも邪魔されないようにしてあげなくては。
サークルが出来てからは、かなり落ち着いており他の子に威嚇する事はなくなりました。

7月20日 今日のじゅんぞうデス!

少しずつ手術前のじゅんぞうのお顔に戻ってきています。

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