2006年9月18日
北九州エリアの様子

第1エリア
運よく到着と同時に雨がやんでくれました。台風の後、みんながどうなっているかとても心配でした。大人はココ最近、お母さんと黒母ちゃんと順ちゃんにしか会えません。ふさこちゃんや濃茶ちゃん、ハンちゃんや男の子達の姿が全く無いのです。場所を変えたのでしょうか?会えないまま時間が過ぎていき本当に心配です。ただ今回は餓死を心配していた仔犬たちがご飯を貰いに出て来てくれました。あまり近くには来ませんが、ご飯を欲しいと貰えるのを待っていました。投げてあげなければならない距離ですが、少しずつ信頼関係を築いていけるかも知れない希望が持てました。
周りをウロウロするようになった仔犬たち。2倍ズームですが(^_^.)
この後、他の子達を探していて約8匹〜12匹の仔犬を発見しました。まだ3ヶ月くらいでしょうか?可愛らしい仔犬たちが沢山いました。お母さんや黒母ちゃんの子供達のようです。お母さんや黒母ちゃんが私達が行くと警戒して仔犬たちを奪われないように必死でした。食事がなく苦しい時のために隠しておいたらしき魚を取り出し、仔犬たちに出てこないように与える姿に涙が出ました。貴重な食材を使わせてしまいました。魚釣りに来る人たちの中で、犬をいじめる人と魚をあげる人がいるそうですから、きっと貰えた魚を大事に隠していたのでしょう。お母さんに貰った生の魚を必死に子供達が食べていました。ここの子達は週末に釣りに来る人たちの中で魚をくれる人から魚を貰い、大事に保管して食いつないでいるみたいです。自分達すらまともに食べれない中、必死に子供を育てているんですよね…。何とか親犬も一緒に保護してあげたいと思っています。きっと又仔犬たちを奪えば、親犬達は警戒して、親犬達の保護はとても難しくなると思います。まだ親犬達は私たちの側にまで来てくれています。しかし仔犬を奪うごとにその距離が離れている事は事実です。もう親犬と一緒に仔犬を保護しなければ親犬達の保護はますます難しくなる…と思います。なんとかお母さんと黒母ちゃん、順ちゃんの成犬3頭とその子供達を保護してあげたいと思い、保護できる場所を探しています。金銭面から考え、ワンちゃん達を置ける借家を借りる以外にないかな…と思い探している段階です。この子達を保護する事で、今この場所を離れている子達が戻ってくるのではないかと思います。ここでの全頭保護が不可能な以上、保護できる子から保護をしていく形を取っていかなければならいと思っています。やはりそのためには保護場所が絶対的に必要になってきます。何とか一日も早く保護できる場所を準備して、体制を整え、保護活動に乗り出したいと考えて動いています。しかし借家を借りると言うのはあくまで一時的なものでしかありません。借家でもペット不可の所もあるし、ペット可であっても室内犬のみ、室飼犬のみ、何匹まで等かなりの規定が入ります。将来的には何箇所にも分けずに皆が一箇所で快適に伸び伸びと生活できるように保護施設を持ってあげたいと心から思っています。
第2エリア
何度も行ったり来たり探し回ってようやくいよ君が出て来てくれました。本日は第2エリアではいよ君にしか会えませんでした。いよ君は優しい子で、一緒に皆を探していたマリンちゃんにも何も言わず、トモダチのように一緒にいました。私たちとはなかなか仲良くなってくれないのに、マリンちゃんはあっという間にトモダチになれたようです。あぁ犬になりたい。
左の写真はこのエリアの子達の保護を全面的に協力してくださった北九州の現在、銀治くんを預かって下さっている方が、9月13日に久しぶりにご飯をあげに行ってくれたそうで写真を送って来て下さいました。フゥ君といよ君です。チィちゃん2もいたそうですが、やはりまゆちゃん2はいなかったそうです…。毎回みんなと会えると安心できるのですが、なかなかそうも行かず心配が耐えません。だからこうして元気で居る事が確認できるとホッとします。有難うございましたm(__)m

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