2006年10月1日
水路のお魚さん緊急救助!

今日はオド君・夏ちゃん・ミルク君・マウス君・どんぐり君・くるみちゃんの6頭を連れて面接に回っておりました。そこで水路の水が抜かれたらしき水路で水がなく苦しんでいるお魚さん、死んでいるお魚さんを発見・・・。
予定はつまっているものの気になってそのままにする事は出来ませんでした。急いでホームセンターを探しに走りました。バケツと長靴、水を救う物を買い水路へと戻りました。しかし生きていたお魚さんもすでに命尽きていて本当に耐えられない思いでした・・・。
命尽きて亡くなっていたお魚さん達。まだ生きているお魚さんの救助。
まだ生きているお魚さんを探し、一生懸命に救いました。
救助したお魚さんをバケツに運んでいるシンさん。私も頑張ってるんですよ!
やっと息が出来るようになったお魚さんたち。車で運ぶため、あまり沢山お水は入れられませんが、体が隠れるぐらいのお水の量にお魚さん達は大喜びしていました。
でも弱っていた子は他の子の救助途中に息絶える子もいました。救いたくても救えない命・・・どれだけ苦しかったでしょう・・・目の前で苦しんでいるお魚さん達を目の前に、私達に出来る事はほんの僅かな事・・・。それでも私たちは必死に救助を行いました。1匹でも多く救わなければと・・・。
水が十分ある川まで車を走らせお魚さん達を放しました。元気よく泳いでいくお魚さん。力尽きて沈んでいくお魚さん。こうしている今も水路で苦しんでいるお魚さん。記憶にある方も多いかと思いますが、数年前、川に洗剤が流され鯉さん数千匹が全滅すると言う事件が自宅近くの川(福岡市城南区樋井川)で起きたときも私は川に入り必死に救助しました。苦しみもがき石に体をぶつけ血だらけになっていく鯉さん達を救うなか、回りではそれを見物する人ばかりでした…後になって洗剤である事が分かりましたが、その場では川に黄色い泡が立ち鯉が苦しむ姿…誰もそんな川には入れなかったのでしょう。私とて中毒を起こし死ぬかもしれないと思うほど勇気のいることでした。でも私には放って置くことなんて出来ませんでした。ゴミ袋を持って川に入り鯉をすくい、車で何往復もしました。それでも救えた命はほんの僅か…。鯉の死体だらけの川、二人の男性が逮捕されましたが、本当に悲しい事件でした。今回も救助が終わり川沿いに次の予定へと向かう途中、たくさんの釣り人たちの姿を見ました。どうかお魚さん達が釣られたりしませんように・・・ただ祈るだけ・・・。わたしは人間もどんな生物達も命の重さは同等だと思っています。どんなに小さな命も苦しむ姿は見たくありません。命あるもの、みんな幸せに暮してほしいと願っています。少しでも命を犠牲にしない生き方を選び、これからも命あるものを大切に生きていきたいと思います。

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