2006年12月3日〜10日
いよ君と事故犬G君と動物ハウスの近況報告
動物ハウス全頭ダニ疥癬治療中

12月3日、いよ君、点滴やお薬の効果と栄養ご飯で少しずつではありますが体力が回復してきて、お散歩も本当にトロトロ&ヨタヨタではありますが短い距離なら行ける様になりました。状態が良くなってきているので12月3日を最後に点滴をやめて様子を見ることになりました。血液検査上で肝臓の数値が良くなった訳ではありませんが、短期間の間に何度検査をしてもそんなにすぐに数値が下がるわけではないので、点滴を一旦やめる事に問題は無いとの事です。しっかり栄養を付け体力の回復に励むことになりました。
12月4日
しかし体力が回復してきて、点滴をやめたとたん…一夜にして皮膚の状態が悪くなり、毛が抜け落ち、ベトベトな汁が出てきました。急に体中を痒がり始め、ダニ疥癬の恐怖に一瞬凍りつきました・・・。
12月5日、食欲も無く下痢が続く事故犬G君といよ君を連れて動物病院へ。
いよ君、一気にダニ疥癬が大暴れ。いよ君の体力の回復と共に、潜んでいたダニも体力が回復したようです(T_T)いよ君は動物ハウス内を自由にしていたため猫と一緒に寝たり…全頭との接触が…すでに体を痒がっている症状が出ているワンちゃん、ニャンちゃんもいます(てっきりノミかなぁ?と思ってノミ駆除剤をしたりしてました)ダニ疥癬の感染だったとは(;_;)(;_;)(;_;)第1回目のダニ疥癬のお注射を受けました。
事故犬G君はなぜか食欲もないまま、便の調子も悪いままです。今回も便の検査などをしましたが異常はありませんでした。検査結果は別として、考えられる腸内(かな?)微生物の駆除剤のお薬が出ました。毎日朝晩1錠半ずつ飲んでいます。

タマタマがないので去勢済みの可能性もあり飼主さんを探していますが見つかりません。私達は、両睾丸とも下りて来ていない子の経験はないのですが睾丸が両方とも下りて来ない子も多いそうなので、去勢ではないのだと考えられます。性格から考えても人間は全くダメだし、野良っ子だったのだろうと思います。お散歩中も人とはすれ違う事も出来ないほど人間を怖がっいるG君です。つい先日、下げたままの尻尾をほんの少し私に振ってくれました(*^_^*)なかなか笑顔も見せてくれないG君ですが、シンさん曰く、これでも私達にはとてもなついているのだとか(^_^.)

ダニ疥癬の感染が認められたため、第1回目のお注射を受けました。以後飲み薬の治療に切り替えます。
12月10日
毎日たくさん栄養ご飯を食べて体力回復に励んでいます。ダニ疥癬のお注射後、翌日までは悪化していきましたが、その後ベトベトな汁も乾燥してキレイになってきました。お散歩もすぐに疲れる感じですが少しずつ少しずつ体力回復中のいよ君です。一応、猫達と一緒に寝るのを避けるためサークル暮らしに戻しました。
お食事を食べてくれないのでお薬を飲ますのも大変なG君。頑固なので、お口をあけてくれないし、お薬を入れても頑固として飲み込んでくれません・・・。でも頑張って飲ませています。

12月7日
動物ハウス全頭ダニ疥癬治療開始
全頭お注射による治療は金銭的に困難であり、また全頭を病院へ連れて行く事は不可能であるため先生と話し合って、飲み薬によるダニ疥癬の治療をする事に致しました。お注射に比べると効き目は低いですが初期段階なので多分飲み薬で大丈夫だと思います。いよ君は酷い状態なのでお注射による治療を続け、いよ君を除く動物ハウス内21頭のワンちゃん、16頭のニャンちゃんの計37頭は週に2回、3週間ほど飲み薬による治療をする事になり、12/7治療開始しました。
←ワンちゃんのお薬です。
←ニャンちゃんのお薬です。
各ワンちゃん達の体重分のお薬を混ぜたワンコさん達のご飯です。
各ニャンちゃん達の体重分のお薬を混ぜたニャン子さん達のご飯です。

お薬と体重を計算するだけでも一苦労です(ーー;)
おまけ
小鉄君は傷口が開くといけないので念のため抜糸はまだしていません。もうすぐ抜糸予定です。写真はおやつを物色中の小鉄君(^_^.)
引越し準備でてんやわんやのハウス内を自由にウロウロしているまゆちゃん。
大好きなパンに食らい付くじゅんぞう君( ^)o(^ )じゅんぞう君の目の前では何も食べられません…ちょうだい!ちょうだい!ってウルさくて(^_^.)ははは。
マリンちゃんとトマトちゃん、仲良くお昼寝中♪
車を毎日ガリガリと破壊し続けているトゥルリン君。シンさんと睨めっこ中!シンさん、撮影したのはいいけど影が・・・(^_^.)
居場所が狭くなってきたニャンちゃん達はみんなで押し競饅頭しながらほのぼのとお昼寝中。段ボールベッドは爪とぎにしてあっという間にいつもボロボロ…。
自宅のワンちゃん、ニャンちゃん、シンさんの事務所でお世話中の白血病のニャンつんつん君にはダニ疥癬の感染はありませんでした(ホッ)。しかし1匹のワンちゃんを救うのに、リスクは付き物ですが、全頭ダニ疥癬になるとは・・・サム君やビビちゃん、サラちゃんは痒がってポリポリ掻いています。ワンちゃんと仲良しのニャン子のレオ君やメリーちゃんもポリポリ、ポリポリ・・・。マリンちゃんもです・・・。いよ君や、症状の出ている子の隔離をするスペースもありませんが、今更隔離したところでもう手遅れ。37頭分のお薬代までかかる結果になってしまいました(;_;)多頭飼育の私達には恐るべしダニ疥癬です(;_;)分かったときは相当落ち込んでしまいましたが、時間と共に考えても落ち込んでもいっしょだと立ち直り、今は治療あるのみだと、みんなに「ごめんね〜」と謝りながら治療を続けています!

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