2005年12月10日
(祝)シロ君が里子に出ました♪
素晴らしい里親さんと出会うことができまして
幸せへの道へシロ君を送り出すことができました。


シロ君、里親さんのお宅に向かって出発です。まだまだ繋がれたり外に出ると怖くて座り込んでしまうシロ君。楽しくお散歩に行けるようになるまでは、まだもう少し時間がかかるね…。
それでも少しシッポをふれるようになったシロ君。とても幸せな第2の人生が始まります。


シロ君をとてもとても温かく迎えてくださる里親さんに出会うことが出来ました。皮膚病(ニキビダニ)の治療は10ヶ月かかります。費用も高額です。心のケアも必要です。おトイレには抱っこして出してあげ、抱っこして連れて帰らなければなりません。腕が筋肉痛になるほどです。その全てを里親さんのご家族みんなが理解してくださり、シロ君を本当に温かく迎えて下さいました。
シロ君、ジョイ君という新しい名前をもらって今日から幸せへの道を歩みます!いつも側に居られる様に室内での自由飼いという幸せを手に入れました♪でも場所やお世話をする人が変わることで、逃げ出したり、隠れてしまったりしないように、最初はシロ君が安心して居られるスペースとしてサークルの準備をお願いしました。でも当日からご家族と一緒にストーブの前で暖を取り、ぬくぬくウトウトしていたそうです。やはりサークルから出したときは冷蔵庫の裏に逃げ込もうとしたそうですが、ご主人が抱っこして「ココにいて大丈夫なんだよ」とストーブの前に落ち着かせてくれたそうです。逃げ出さないように厳重な注意を払ってもらっています。そんなご家族の愛に包まれて、一日一日と幸せを感じていけるようになってくれる事でしょう\(^o^)/
今回、どんな子でもいいと言って下さった里親さん。選ぶ事はできないと犬たちの写真を見る事も無く、私達に任せてくれました。私達と同じように「1匹でも救ってあげたい」そうおっしゃって下さいました。数日後、ドキドキしながらシロ君を連れて里親さんのお宅にお伺いさせて頂きました。まずはこの子の見た目にビックリされるのでは?と思っていました。もちろん大きいという事もそうですが、写真では分りずらいですが皮膚病のため鼻の左側や胸や足の内側など、毛が無く血が滲んでいたり粉を吹いていたり、かさぶたがあったりと、決して良い見た目ではないのです。でも里親さん御一家はこの子に会って「可愛い」と言って下さいました。本当に涙が出てきて胸がいっぱいになりました。この子をそのまま迎えて下さると言って下さいましたが、まだ咬み付く可能性があり、私達でも恐いと思う時があったので、それを直すため、もう少しこちらでケアをしたいので待って欲しい、そして必ずこの子を迎えて欲しいとお願いしました。それから9日後にシロ君は里子に出ました。その9日間、一生懸命に私達はケアを行いました。幸せになるチャンスが目の前にあるのです。戻ってくるような事にならないために私達もシロ君も頑張りました。そしてシロ君にも思いが通じ威嚇や咬み付こうとする行動が見られなくなりました。この子の事情や人間不信のこと、心のケアやお世話の大変さ、治療費など、大変な日々はまだまだ続きます。その全てを引き継いで下さった里親さん、心からお礼申し上げます。本当に本当に有難うございました。感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこの子を幸せにしてあげてください。宜しくお願い致します。シロ君改めジョイ君と里親さん御一家の幸せを心から祈っています。

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