2005年12月12日
(祝)チィちゃんが里子に出ました♪
素晴らしい里親さんと出会うことができまして
幸せへの道へチィちゃんを送り出すことができました。


一番の怖がりチィちゃんの里親さんが決まりました。いつも怯えて震えていて、シッポを振ることなどないチィちゃん。どうしても人間を信用することが出来ません。心のリハビリにはかなりの時間が要するでしょう。そんなチィちゃんを任せることが出来る里親さんと巡り会う事ができました♪
里親さんのお宅に着いて、部屋の片隅でうずくまっちゃうチィちゃん。とても怖がっているチィちゃんの様子を見ても引かれることはない里親さんでした。(これまで何度か里親希望者の方に面接時にチィちゃんを見て頂きましたが、皆さん引かれてしまわれました)そんな怖がり屋さんのチィちゃんですが、こうなってしまったチィちゃんの状況を良く理解してくださり、これから長期間になるであろう心のケアを引き受け、チィちゃんを幸せにしてあげたいとおっしゃって下さいました。室内で育てていただけ、ずっとチィちゃんの側で心のリハビリを頑張って下さいます。チィちゃんの生涯のために、出会うべくして出会った里親さんです。こんな素晴らしい出会いがチィちゃんにあった事を本当に嬉しく思います。里親さん、ありがとう。
怖がりチィちゃんは、怖い怖いと隅っこへと行っちゃいます。この子が心を開くまで、ゆっくりと時間をかけてケアして下さる里親さんに巡り会えた事は「運命」としか言いようがありません。チィちゃんが怖がらないように、そっと優しく接してくださいます。私達が一番怖いのは「逃がしてしまうこと」ですが、それを十分すぎるほど理解してくださっています。里親さん宅で一緒にチィちゃんをおトイレに出し、トイレの出し方や、外に出したときに逃げようとする雰囲気を実際に体験して頂いたり、おやつをあげても食べない事、人を不審な目で見ている事、チィちゃんの全てを見て「この子を是非、譲って頂きたい。お願い致します。」とおっしゃって下さった里親さんです。里親さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

チィちゃんを里親さんに託した翌日、朝と晩と2度も近況報告のお電話を頂きました。里親さんと名前が一緒のため、チィちゃんはルーちゃんと名付けられました。翌日の夜には一緒にコタツに入って、手からおやつを食べてくれたそうです。おトイレ出しも頑張って下さってます。おトイレに出したとき逃げようとするチィちゃんのことを、それでもとっても可愛いと言って下さいます。チィちゃんが食べてくれるまで色々なおやつを買いに行って下さっています。緊張がとけてチィちゃんが自分で自由に部屋中を歩きまわれるようになる日を夢見て一生懸命にケアをして下さっています。奇跡です・・・チィちゃんは本当に素晴らしい里親さんに出会えました。本当に良かったです。この瞬間、これまでの苦労も喜びへと変わります。チィちゃんを殺処分から救うことが出来て、そして幸せへの道へ送り出すことが出来て、本当に本当に良かったです。里親さん、本当に有難うございます。

ホームへ