2007年3月15日
北九州市動物管理センターより第1エリアの子を救護しました

第1エリアの子がまた1頭管理センターに収容されたとセンターの方からご連絡があり迎えに行ってきました。第1エリアに取り残されていた仔犬2頭の内の1頭が管理センターに収容され怯えていました。そこにはこの子だけじゃない多くのワンちゃん達がいます。飼主に見放されてしまって「不要犬」と呼ばれるワンちゃんから、飼主が「探しています」と一刻も早く届けでを出して迎えに来て上げなければ救われることのない首輪をしているワンちゃん。どの子も同じ命…全ての子を救ってあげることが出来ればどんなに苦しまなくて済む事でしょう。飼主が「いらない」と言ったワンちゃんも、飼主とはぐれてセンターに収容されてしまった迷子犬も、どの子も私にとっては掛替えのない大切な命。飼主さんが迎えに来ますように…譲渡犬として生きる道を得られますように…そして、願いが叶わず殺処分となる何十、何百、何万頭の動物達へ、安らかな死ではないと分かっているのに「少しでも苦しまずに安らかに天国へ行けますように・・・」と神様に祈っています。何の罪もない命が殺されてゆく…そこで迎える「死」がどれほど恐怖に満ちていて、どれほど苦しい死か、分からない人間が多すぎる…そこで怯えている命を1匹でも多くその恐怖から救い出してあげたい…「幸せ」な第2の人生へと導いてあげたい。飼われていても不幸な子がたくさんいる世の中で、時々くじけそうになる活動です。でも殺処分されていった命たちが私を支えてくれます。「ボクは救ってもらえなかったけどボクの仲間を救ってくれてありがとう。『諦めないで』」と。センターで会って救えなかったワンちゃん達はいつも私の胸の中にいます。ちゃんと私の中でその子たちは生きています。私が天国へ行ったときこの手で抱きしめてあげたい…その日までは、私の胸の中で生きる「命」を増やさないように、増やさないように、人々に命の大切さを呼びかけ続けたいと思います。
兄妹もお母さんも捕獲され現地で生きる希望もなくさまよっていた子。やっと私の元へ迎えることが出来ました。一緒に取り残されていたもう1匹の兄妹も私の元へ来てくれます様にと願っています。
ハウス到着後、長く離れ離れになっていた兄妹たちとご対面。でも兄妹と言っても食べる物もなく現地にいたこの子は体の大きさに随分差があります。しばらく兄妹達の近くで環境になじませ、お腹を空かせていたので先にご飯をあげて「大丈夫だよ」と声を掛けながら様子を見ていましたが長く別々に過ごした事で一緒のハウスでは上手くは行きそうにないと判断。
この子用のハウスの準備をしました。
それから汚れた体のきれいきれいタイムです。とってもおりこうさんにシャンプーさせてくれました!しかし可哀想にガリガリです…。
ドライヤーももつれ取りのブラッシングも本当におりこうさんでした♪
男の子です!トリミングが終わってハンサムになりました!細くて柔らかいフワフワの被毛。コットン君と名付けました!家族の一員として迎えて下さる方、どうか幸せにして下さい(*^_^*)宜しくお願いします!

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体にはダニさんがいましたのでご寄付で頂きましたノミダニ駆除剤を滴下しました。
ご寄付でいただきました首輪をつけました。初首輪です!これでもう野良っ子じゃないよ!
初お散歩は「イヤだよ〜怖いよ〜」と抵抗中です。トリミングや首輪、リードと初体験続きでどうしていいのか分からないみたい(^_^.)ゆっくり覚えていこうネ!
これからリハビリの毎日です。今日はハウスでゆっくりネンネ…と思ったら、さっきしっかりご飯食べたのに、まだ何か食べたいって(^_^.)ご寄付で頂いたボーロをあげました。給水器も食器もご寄付でいただいておりましたので、今回はこの子用に買い物をしなくて済みました。ノミダニ駆除剤、首輪、リード、給水器、ご飯入れ、毛布、ペットシート、ご飯、おやつ、全て揃っていて本当に助かりました。皆様、本当に有難うございます。1匹救うのにもかなりの費用がかかりますので本当にすっごく助かっております<m(__)m>
早く仲良くなれるように向かい合わせにチコちゃん、リコちゃん、フォー君兄妹と、くま君たちがいます!
あれ?毛布じゃないとこで寝ちゃってるコットン君です。
夜が明けてからお母さん犬のふさこちゃんとご対面!二人とも怖がっていて全然分かってないですが、このあとふさこちゃんがペロペロっと舐めてあげていました。とても微笑ましい光景でした(*^_^*)

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