2007年3月28日
クックちゃん 動物病院へ
トゥルリン君・クックちゃん ワクチン接種を受けました!

クックちゃんです。保護当時から少し目が充血しているのが気になっていましたが、まだまだ怖がりさんなので少し落ち着いてから検査に行こうと様子を見てきました。最初の頃よりは少し落ち着いてきた事と、何がどうとは言えないのですが目の様子がやはり気になるため、今日は去勢手術に出てたトゥルリン君の退院日だったので、トゥルリン君をお迎えに行く時にクックちゃんを検査に連れて行きました。クックちゃん、車に乗せると怖がるだろうな…と思いきや、かなりおりこうさんでした♪
病院では待合室で大抵抗のクック。診察台に乗せる時は怖がってオシッコやウンコをしちゃって仕事の合間に駆けつけてくれたシンさんのスーツはクックのオシッコとウンコにまみれました(^_^.)落ち着かなければ検査は出来ないので診察台の上で落ち着くまでゆっくり時間をかけました。先生もクックにチーズをくれたり優しく接してくれましたが、ずっとビクビクしていました。まだ私達の手からも食べ物を受け取ってくれないクックちゃんですから、もちろん先生からもらったチーズも食べません。ですが時間をかけたことで麻酔をかけなくても、ジッとおとなしくなり無事に目の検査を受ける事が出来ました。そして、クックちゃんはほとんど目が見えていないことが分かりました。そう言われれば怖がっているせいだと思っていた変な歩き方も全盲の子と同じ歩き方である事に気が付きました。しかし全盲の子のように段差で躓いたり何かにぶつかったりなどはなく、お散歩でもお庭でも木と木の間をちゃんと歩きます。ですから目が見えていないとは思いもしませんでした。少しは光を感じたり動く物が分かったりはしているのだろうと言う事ですが、視力はほぼ無いに等しい状態だそうです。治療を開始しますが治る見込みは極めて低いと言う事でした。全く見えなくなる可能性の方が高いようです。この目で、辛く苦しい野良時代、そして捕獲、殺処分の恐怖…この子が必死に噛み付いてきていたのも、なかなか心を開いてくれないのも、そんな理由があったのだと分かりました。まだまだ私達を好きになってくれないクックちゃんですが、治療、心のケア共に頑張って『幸せ』を感じさせてあげたいと思っています。目の検査後、目の治療の為のお薬をいただき、9種混合ワクチン接種を受けました。
トゥルリン君、去勢手術が無事に済んで退院です。退院時、9種混合ワクチン接種を受けました。
クックちゃんとトゥルリン君のワクチン接種を受けた証明書です。

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