2007年6月23日
サム君・赤ちゃん猫 動物病院へ

サム君
サム君が体調を崩し常備薬で治療をしていました。下痢はしていないのですが嘔吐が続き元気がなく熱があります。でも常備薬では改善が見られないため先生に診て頂くため動物病院へ行くことにしました。病院までの道のりでも吐いてしまうサム君。途中、お掃除をしながら病院へ・・・。
気温差で体調を崩しているのだろうと言うことで、今日はお注射をしました。嘔吐が続いていて飲み薬が効いていなかったようです。今後はまた飲み薬になるので嘔吐が落ち着けば良いのだけど・・・。

手術をした目の方も、ここ数日、急に目ヤニが凄く出ていたので診ていただきました。再手術の可能性がある手術でしたので心配していましたが再手術の必要は無いそうです。目の洗浄と目薬で治療をします。

サム君の手術のときの様子はこちら
ハウスを綺麗にしてあげても、ハウスに入らずにいるサム君。まだ気持ちが悪いのかな?早くお薬が効くといいけど・・・(;_;)とてもキツそうで可哀想です。写真右はサム君に処方された目の洗浄用の容器と目薬と飲み薬です!

赤ちゃん猫
ミルクを飲む量が急激に減り、飲むのも拒むようになりました。便秘が原因だと判断し、お腹をマッサージし便を出しましたが改善されませんでした。そのため元気があるうちに適切な処置をしなければ小さな命は直ぐに遠くへ行っちゃうので病院へ来ました。何とか無事に育ててあげたい・・・。
最低限の必要量は何とか飲ませていましたが、元気なときに比べるとやはり十分な量と言えません。胃が受け付けなくなると死んでしまうので、カテーテルで持参したミルクを入れてもらいました。
ミルクを飲もうとする力が出てくるように頑張るしかありません。
液状のお薬とカテーテルをいただきました。赤ちゃんはカテーテルを入れて固定しておくことが出来ないため、ミルクを必要量飲ませる事が出来なかった場合は口からカテーテルを入れてミルクを入れなければなりません。ミルクを入れる前に自分でカテーテルを入れて、ミルクを飲ませたらカテーテルも取り出します。カテーテルでの注入はこれまで何度も経験はありますが、これは本当に気が重いです。もし誤って胃ではなく肺にカテーテル(ミルク)が入った場合、赤ちゃんは死亡します。でも行う以外に助ける道はありません。肺に入ってしまう事は滅多に起こらないことと言っても起こり得ることですから、いつも緊張でいっぱいです(;_;)
極度の緊張と戦いながら何とか上手くやっています!赤ちゃんも元気が出てきました(*^。^*)
赤ちゃんに付き切りになってしまう私にヤキモチを焼いているマリンちゃんは、とうとう赤ちゃんの世話をかって出てくれました!私も一緒にお世話するわ!と、必死にお世話をしてくれるマリン。ありがとうマリン!
この子の保護主さんと今後のことについて話し合いました。保護主さんは学生さんでお昼から晩までお世話を出来ない日もあったとのことでした。今しっかりお世話しなければいけない時です。これからしっかりお世話をする事が難しいと判断できたため、この子をきちんと育てるにはミルクを栄養価の高い粉ミルクに替えなければならないこと。そして現在、3時間も時間を空けることは出来ないこと。(だいたい1〜2時間後にはトイレだ!ミルクだ!と鳴き出しています。)お世話は本当に不眠不休です。本当にお世話をしていくことが出来るのかどうか?色々とお話をしてよく考えて頂きました。そして正式にこちらで引き取り、お世話をする事になりました。保護主さんには里親さん探しのお手伝いなどを協力して頂く事になりました。彼女(保護主さん)が居なければ、この子たちはゴミとして生きたまま処分される所でした。学問が忙しい中、よく頑張って生まれたての赤ちゃん達を育ててくれたと思います。弱ってしまった子を心配して何度も電話を下さった保護主さん。その子を助けてあげることは出来ませんでしたが、後を引き継いだ私は責任を持って、この子をしっかり丈夫な子に育てていかなければと思っています。幸せいっぱいの人生をプレゼントできるように頑張りたいと思っています。保護主さん、そして皆様、どうか温かく見守って下さい。皆様の協力に日々、心から感謝しております<m(__)m>

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