2007年6月27日

山の山頂に捨てられていた仔猫ちゃん2頭を保護しました

民家も無ければ、何ひとつ、何も無い、山の山頂に捨てられていた2匹の仔猫たち。出会って3日目、保護してあげることが出来ました。動物ハウスからは普通、山を下るだけなのですが、その日はたまたま街に下りず山を登って逆の道にあるスーパーに買出しに行きました。その時に「なぜこんな所に?」と思う山頂で2匹の仔猫の姿を発見しました。どう考えても野良でも生きていけない場所。食べるものがあるとしたら虫くらいでしょう・・・。車を降りて2人に近付いてみましたがサッと山の中に姿を消されました。まさか親猫がいるのだろうか?と様子を見てみましたが2人きりのようでした。あげる物を何も持っていなかったので、そのままスーパーへ買出しに行き、猫缶を買って戻って来てみました。同じ場所に2匹はうずくまっていました。あ〜会えて良かった。さっそくご飯をあげましたが奥に引っ込んでしまいます。私が離れると1匹は出てきて猫缶に食らいついていました。夢中になって食べているせいか近くに行っても逃げません。でももう1匹は見ている間は出てきてくれませんでした。動物ハウスからあと少し山を登ればいいだけ。毎日通えば2匹一緒に保護できるまで1週間もあれば大丈夫だろうと判断してその日は猫缶をあげて去りました。翌日、会えるだろうか?と不安に思いながらも同じ時間に山頂へ行きました。2人は同じ場所で待っていました。でもやはり1匹は逃げていきます。そして3日目、同じように二人は待っていました。そして、逃げる子も今日は出てきて目の前でご飯を食べてくれました。保護できるまでもう数日かかると思っていたので保護の準備はしないまま来てしまっていましたが今がチャンスです。夢中になっている間にシンさんと捕まえる子を1匹ずつ担当してご飯を食べている最中に「せーの!」で捕まえました!
1匹は逃げようと暴れ出したので急いで車に乗り込みドアも窓も閉めて、やっと一安心♪捨てられて間もないのでしょう。とてもキレイです。ノミはいるけど・・・(^_^;)
車から降ろすときは、逃がさないようにキャリーに入れてからお家の中へ♪
ようこそ動物ハウスへ!
さてさて…スペース確保をしなければ。里子に出た希望ちゃんのハウスを進呈する事に決定!ノミが沢山いたので2人に駆除剤を少し少な目に滴下。それからご飯をあげました。1匹は恐がりだけど、この子たちはやはり野良の子ではありません。2人ともちゃんと人間を知っています。民家も何もない山頂に捨ててしまうなんて死んでしまえと言っているのと同じです。どうしてあんな場所に捨てることができるのだろう・・・。この子たちが捨てられていた場所は歩いて通る人などまずいません。車で通る人もほとんど居ないでしょう。そんな場所にポツンと2人きりでいた姿・・・こんな小さな子達にどうやって生きて行けと言うのでしょうか。餓死する以外ないようなそんな所です。これから幸せになるために頑張ろうね!
ワンちゃん達が目の前に居るので、恐くないようにバスタオルで目隠しをしてあげました!
ご飯も平らげてお腹もとっちり落ち着いた2人♪
それから急いで猫トイレ用の入れ物を買ってきて設置してあげました!
ご飯入れも買ってきてあげました。二人とも風邪を引いており、すごい水下痢を起こしていますが元気にしています!
治療もそんなに時間はかからないと思います!

幸せにして下さる方 どうか宜しくお願い致します<m(__)m>

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