2007年8月12日夜中
黒ゴマ赤ちゃん緊急病院!

これまで何事もなく順調に育って来た黒ゴマ赤ちゃん。8/12夜中、黒ゴマ赤ちゃんが急変しました。夜一度、なんとなく様子がヘンな気がしたのですが、ちゃんとミルクも飲んだので深くは考えずに他の子たちのお世話に取り掛かりました。その途中に再びやって来たミルクタイム時、黒ゴマ赤ちゃんはすでにグッタリしており、首もダランとなったまま、もちろんミルクを飲むはずもありません。何とかしなければと赤ちゃん猫用に準備していた常備薬のお薬をあげながら…その状態に私は「もうダメだ」と半分パニック状態で先生に連絡を!夜中に診てくれる病院が動物には無い、なぜ?なぜ?と泣きながら私のパニックも大きな物へとなっていた時、先生と連絡が付きました。黒ゴマ赤ちゃんの命が福岡まで持つか分からない…そんな状態でしたが「とにかく助けて」と先生の所に車を走らせました。福岡まで走る車の中で、黒ゴマ赤ちゃんは何度もひきつけを起しました。それは抱いておくことも不可能なほどのひきつけで、何度も何度も起きました。これほど福岡が遠く感じたことはないほどに遠い道のりでした。
やっと病院に到着。黒ゴマ赤ちゃんの状態は変わらず…先生に早口で状態を告げ診察、と言うより至急手当てに入ってもらいました。

癲癇もちなのか、脳障害なのか、ひきつけを起している黒ゴマ赤ちゃん。黒ゴマ君自身は意識が無い状態にあるとのことでした。こんなときに薬やミルクを口から与えてはいけないとのこと。早急に治療が必要だけど、黒ゴマ君の様子、そして先生の様子から、かなり難しい状態だと感じました。先生は静脈から注射で薬を入れようとするけど、意識の無い中、黒ゴマ赤ちゃんはグッタリしているのに、注射針が入ると大暴れ。そして効果は低いけど皮下注射でお注射を。出来ること全ての最大限の治療を行って下さいました。
置かれたら置かれた場所に意識なくダラーンとなってしまう黒ゴマ君・・・。
原因は不明ですが、受けれる治療を全て受け、帰りの車では先生に言われたように頭を冷やしながら戻りました。後で必要になるので、応急で冷たいポカリを買って冷やしながら戻りました。

出来ること全てをやったので、後はこの子しだい…先生にそう言われ願うのみの帰り道…。
病院を出て帰路に着き出したのは夜中の2:54分でした。動物ハウスに到着するのは4時半になります。動物達のお世話を途中のまま病院へ走ったので、きっとみんな待ちくたびれてます・・・。
4時半、ハウスに到着。薬が効いてくれることを信じて、黒ゴマ君が持ち直してくれることを信じるしかありません。

マリンちゃんも、ねずみ君も、トマトちゃんも、タマゴ君も、みんな心配して黒ゴマ君の側を離れません。
夜通し、黒ゴマ君の様子を見ながら過ごし、体温を見て、状況を見て、薬を飲ませられる状態の時にお薬を与えました。

お薬も常備薬の液体のお薬から、より良いお薬の粉タイプに変わりました。
翌日
翌日、奇跡が起きたように少しだけど状態が良くなりました。意識が朦朧としていて、ひきつけが起きている状態では絶対にミルクを飲ませることは禁忌だと言われていたので、体力が持たなくなる可能性が高かったのですが意識がハッキリとしてきて、少しずつだけどミルクを飲む力まで出てきてくれました。これには先生も驚いていましたが、とにかく気を抜かず様子を見ながら頑張るように言われました。
ミルクも猫ちゃん用粉ミルクから、少しでも体力が持つように栄養価の高い流動食に切り替えました。
更に数日後
毎日必死の看病を行っています!心配しているみんなに見守られながら、黒ゴマ赤ちゃんは回復に向かっています♪
神様、ありがとう<m(__)m>
そして、先生、夜の夜中に本当にありがとう<m(__)m>
まだフラフラだけど、しっかり回復に向かっています!助けてくれて有難う♪

ホームへ