2007年8月14日
しょうちゃん 動物病院へ

まずは病院へ行くまでの過程をご説明します!

去勢が終わっていないしょうちゃんが7月末に避妊が終わっていないリコちゃんに目がになりました。写真左はたまたま移っていた証拠写真です。しょうちゃんは発情から食欲減退。リコちゃんが始めての発情期が来る頃でしたので生理が始まる前にと避妊去勢手術の予約をしました。しょうちゃんは食欲が落ちていたので手術には元気なリコちゃんとくま君が行きました。

以前、食欲が停滞しているしょうちゃん。元気はありますがご飯を食べてくれません。発情が来ると男の子でも女の子でも多くの子が食欲が落ちますが、期間が長い事と、こうしてお肉をあげても一口も食べてくれなくなったので、それが心配でした。
少しハウスは狭くなるけど、目の行き届く近くにしょうちゃんを移動させました。リコちゃんが里子に出たことで空いたサークルにお引越しをしたしょうちゃんです。こうして様子を見ることに!
変だなぁ?と思っていた時、新しい子が増えたりすると目に見えない雑菌などが持ち込まれることで良く起こる細菌性腸炎…だいたい新入りがきたら、その子達と接触のある子や同室の子が毎度なります…が起きましたので、すぐに腸炎(下痢)を起した子の治療を開始。しょうちゃんも発情で食欲が落ちている中、腸炎を起しているのだろうと判断して、お薬を開始しました。この腸炎は野良っ子達は雑菌に強いのでどうと言う事も無いものですが、清潔な環境で暮らしていると、色々な雑菌から離れて暮らしていますので雑菌に対して弱くなっています。そのためこうして下痢を起すものですがお薬を数日飲ますことで治ります。今回はハウスの子20数匹が細菌性腸炎に感染しましたので20数匹の子がお薬を開始しました。
大人たちは1回1錠、1日2回〜3回。子供は1回半錠を1日に2回。チーズに包んで食べさせています。新入りが来るたびに毎度のように起こる、この細菌性腸炎には、いつも泣かされています。全員が完治するまでに何百錠ものお薬が必要になるのですから(;_;)それと、下痢を起すと何度もトイレに出してあげないといけなくなるので世話が大変なんです(-_-;)ですから出来る限り、新入りを接触させる前にシャンプーをして雑菌を落としたり、洗えない子や、洗えない時は、体をキレイに拭くなど、感染予防を心掛けていますが、どんなにキレイにシャンプーしてもなかなか防ぐことは出来ません。
今回は100錠ほどお薬を購入しましたが、お薬のご支援をいただける支援者の方にお願いしましてお薬を送って頂きましたので、その後は腸炎を治すお薬は購入しなくて済みました。非常に助かりました!

←支援者の方にお送り頂きましたお薬です。
沢山送ってくださいまして本当に有難うございました。とても助かりました!今後も大切に使わせていただきます。
食欲の無いしょうちゃんにはお薬を1日3回、バターを塗って直接喉に入れて飲ませています。しょうちゃんは食事をキチンと取れていないのでお薬と一緒に胃薬も飲んでます。
と言うことで、これまでは元気もありましたし、しょうちゃんは発情期による食欲減退から、細菌性腸炎によるものでますます食欲が落ちているもの判断していました。熱もないので、大丈夫かな?と思われましたが、食事を取っていない期間が長いこと、少し元気が無いこと、食べていないのに水下痢の量が多いことが心配で、腸に問題を抱えているのではないかと、先生に連絡をして、お盆期間中ではありましたが診て頂ける様にお願いし病院へ行くことにしました。
雨の中、動物病院へ走りました。元気が全く無いわけではないけど、元気があるとも言えないしょうちゃん・・・。
病院で診察を受けました。体重も3キロ落ちています。何か飲み込んだりしていないか腸を触診していただきましたが何も触れないとの事。レントゲンを撮るには麻酔が必要になるので食事も取れてなく体力が落ちている状態なので、他に考えられる原因はないかと検査をする事になりました。
食事が十分に取れていないので点滴を受けました。血液検査の結果では肝臓が悪いことが判明。
病院では大人しく静脈点滴を受けてくれました!でも、帰りはいじけてしまったしょうちゃん。
今回、しょうちゃんに処方されたお薬です。まずはしばらくお薬で様子を見る事になりました。
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