2月13日
北九州第1エリアの仔犬2頭を保護しました

保護前日の2月12日の北九州第1エリアの様子
2月12日、くま君が里子に出ましたので仔犬の保護に行きました。しかしこの日は1匹も保護することが出来ませんでした。食べ物には釣られてやってくるのですが、人間が少しでも動くとサッと逃げ出してしまい手も足も出せずに失敗に終わりました。この子達は一日も早く保護しなければなりません。現地の方から連絡がありお会いして話を聞きましたら、再々ここへ犬達を虐待しにくる男がいるとの事でした。竹竿を振り回し、仔犬たち目掛けてビンを投げ付けているそうです。その男性は私達がこの子達に会うずっと以前からこのエリアの犬達に虐待を繰り返しているそうです。その男性に注意をすると翌日には動物管理センターが入り、みんな捕獲され殺処分されてきたそうです。そのため現地の人も注意をする事が出来なくなったそうです。こんな状態では犬達はどんどん人間不信になり警戒心が増すばかりです。なんとか早く保護しなければなりません。犬達のいるアスファルトやその一帯は割れたビンの破片がいつも散乱しています。それが犬達に向けて投げられたビンの破片だったとは、本当にショックでした。仔犬も成犬たちも、こんな場所から一日も早く助けてあげたい。しかし保護スペースには限りがあり成犬たちを連れて帰るスペースはありません。仔犬たちでも里子に出しながらでなければ保護するのは無理困難な状態のなか活動しています。これ以上、不幸な子供が生まれないためにも、なんとか捕まえられそうな成犬だけでも避妊手術を行えないかと現地の方に協力を求めています。いま私達は私達に出来る精一杯の事をしています。そして私達は成犬たちにも仔犬たちと同じように生きて幸せになるチャンスを与えてあげたいと思っています。どうか成犬の子の里親さんになってあげて下さい。仔犬及び成犬を迎えて頂けるご家庭を探しています。情報がありましたら、皆様ぜひご一報ください。宜しくお願い致します!
2月13日 仔犬2頭を保護できました
何匹保護しようかと悩みました。連れて帰れるなら前回残してきた仔犬4頭とも保護してあげたい。時間が経つにつれ保護が難しくなるのでシンさんと十分に話し合いましたが、どれだけ考えても到底無理、1頭、頑張っても2頭が精一杯だという結論になりました。それなら頑張って2頭保護してあげよう…そう思って保護作戦開始。今日は昨日失敗に終わっているので、仔犬たちを誘き寄せる食べ物はフードではなく、少し高くつきますが唐揚げにしました。それと、先日保護した2頭がとても水に飢えていたのでお水も用意して行きました。今日は月曜日、シンさんも私も仕事を早く切り上げて北九州へと向かいましたが着いたのは真っ暗になってから。空には満月が出ていました。北九州に向かう車中、犬達に会えるだろうか?仔犬たちは事故に遭っていないだろうか?今日は捕まえて連れて帰ってあげられるのだろうか?仔犬を奪われるお母さん犬になんて声をかければいいのだろうか?いろんな思いを胸に第1エリアへと向かいました。そして写真の子が保護した2頭です。写真手前の茶色の子は、かなり人間不信で、捕まえたら雄叫びを上げ大暴れ、何箇所も咬み付かれました。その声に一斉に親犬達が吠え出しました。私はこの子を抱いて車に乗り込みました。必死だったので覚えてないのですがシンさんに聞くと親犬が仔犬を連れ去る私の背中にそばえついていたそうです…。一旦は仔犬2匹を連れて第1エリアから少し離れ、仔犬たちをケージに入れる作業をしました。私も必死でしたし真っ暗だったのもあって分かりませんでしたが車のドアを開けると車内灯がついて気付いたのです。服がウンコとオシッコにまみれていました。抱いている間に怖くてオシッコとウンコをしていたのです。今日は夜で先日ずぶ濡れになった時のように着替えを買えるようなお店は開いていません。きれいにティッシュで拭いて臭いままの帰宅となりました。帰る前にもう一度、親犬たちの所へ寄りました。警戒しながらも、私達の元へまた顔を出してくれました。お母さん、ありがとう。
帰宅後、まずはおとなしい子の方からシャンプーに取り掛かりました。とってもいい子でした♪女の子です。
綺麗にシャンプーして綺麗に乾かしてあげて、首輪とリードをしておトイレに行ってみました!お外でおトイレできました♪
一足早く我が家に来ていた兄弟犬ボブ君とご対面(*^_^*)
続いて2匹目のシャンプーです。怖がりさんだけど、とってもいい子にシャンプーさせてくれました!この子も女の子でした!
首輪とリードを付けておトイレに行ってみましたが、やっぱり怖くて出来ませんでした。我が家で他のワンちゃんたちを見ながら過ごせばすぐに大丈夫だと分かるようになるヨ♪
2匹目の子も兄弟とご対面しました(*^_^*)
一眠りした後はご飯タイム。
やっぱりちょっと狭いですが、とりあえずは仕方ありません。新聞ではオシッコで汚れてしまうので不経済ですがオシッコシートを使用することにしました。一足先に我が家に来たボブ君が私達にもう馴れてくれているので、それを見た2匹も少し安心したようです♪

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