2008年1月18日
第1エリア近郊の飼犬のラブちゃんを
北九州市動物管理センターより救護しました!

捕獲収容されてうずくまっているラブちゃんです。
今月13日・14日と北九州エリアに行ってくださった会員様より「ラブちゃんの姿がなく心配です」と連絡を受けました。翌15日にセンターの方に連絡をして確認しましたらラブちゃんは収容されていました。

北九州の子達に出会った当初から飼犬であるラブちゃん達の救護については考えさせられるものがありました。考え悩み、ラブちゃんも決して幸せではないかもしれないけど、目の前に何十頭もの犬達が捕獲と背中合わせに生きている中で、その子達を救うことすら難しい中で、またセンターには明日をも生きられぬ多くの子達がいる中で、飼主から虐待を受けている訳でもなく飼育放棄されている訳でもない飼犬まではやはり救助することは出来ないと言う結論に至りこれまで救護を見送ってきました。私達が救助している「危機的状況にある子」ではないと判断したのです。

しかしラブちゃんも避妊などが行われておらず出産を繰り返しており、その子供たちが事故死や殺処分を受けている事実が判明し、この子達が出産した子供たちの救助は行ってきました。そして飼主と話し合い親犬であるラブちゃん達の避妊の許可を頂きました。

しかし避妊手術を受けようにも飼主さんでも捕まえられないという状況から避妊手術も難航。昨年から北九州エリアに通って下さっています会員さまにラブちゃんが手術に出せるように信頼関係を築いてもらっている状況でした。

そんな中で起きた今回の捕獲・・・。

捕獲されていることを知り、その後、シンさんと私はラブちゃんの救護について話し合いました。今の私たちの現状でラブちゃんの保護が本当に可能かどうか?

また会員様からもラブちゃんを手術に出して現地に戻すのが忍びないという苦しい胸の内も聞いており、私達も色々と考えていた所でした。それでも今回の捕獲前はやはり私達が行っている危機的状況の子の救護にはラブちゃんは値しないと言わざるを得ないだろうと思っていました。

ラブちゃんには帰るお家があります。そこではお水も貰っているし、ドライフードのみだけどご飯も与えられています。ちゃんと自分のお家だとラブちゃん自身も認識しており、安心して眠れる場所を持っているのです。ラブちゃんのように放し飼いをされている飼犬、予防接種も受けていない飼犬、私達が幸せと思う幸せを受けていない飼犬は沢山います。その子達まで全員救助することは、やはりできないのです。その他にも多くの理由からラブちゃんの救護は見送ってきました。

しかし今現在、センターに収容されているラブちゃんは危機的状況にあり、見捨てることはとても出来ない…ラブちゃんの救護を決めセンターに再度連絡を入れ飼主さんが迎えに来なくて処分が決まった場合はこちらで救護したいとの事をお伝えしました。すると飼主さんから連絡が入っており迎えに来るようだと言う事!実際に今現在の救護は非常に苦しいものがあったため私達は本当にホッとしました。

ホッとした理由は沢山あるのです。

ラブちゃんは第1エリアっ子達と同じ野犬ではありません。帰りたいと思える自分の家を持っているのです。家を持つ子は帰るために脱走を試みます。それは当然のことです。なぜならラブちゃんは幸せではないけど、幸せを知らずに育っています。ラブちゃんにとってはそれが普通…大して愛情も受けていないけど、それが普通なのです。ましてや自分より不幸な子(第1エリアの子達)を目の前に見てきています。捕獲に追われても自分のように逃げ込む家も無い、毎日飢えに、喉の渇きに、苦しんでいる犬達の姿を見てきています。だからラブちゃんは自分自身は自分を幸せだと思って過ごしてきていたのです。広大な敷地(飼主さんの敷地だけでも何千坪もあります。全てラブちゃんの縄張りで第1エリアの子達は決してそこには入れません。)を持っています。美味しい物でなくても餌もあり水もあり、良いことではありませんが自由もあり、寝る場所を持っていたのです。ハウスに来てケージ暮らしに耐えられるでしょうか?逃げ出したくなって当然です。

飼主さんもセンターさんの指導により当初は繋いで飼育する努力も行ってこられました。しかし自由にさせていた子を突然繋げば吠えまくります。一日24時間、何日間も吠え続け首輪やリードを壊して逃げる。また飼主さんが捕まえて今度は逃げないようにと胴輪を付けられました。でもまた壊して逃走!これを何度も繰り返したことで「捕まれば=繋がれる」事を学び、とうとう飼主さんにも捕まらなくなったのです。

私達はその子1匹を救うか救わないかだけを考える訳にはいきません。私達が持つのはその子にだけの責任ではないのです。1匹の子の救護で、ハウスのバランスが崩れ、いがみ合いや吠え声が止まなくなり、1匹の救護で苦情が爆発し、全員が行き場を失った事はこれまで何度もあるのです。私達はハウスで暮らす皆への責任も考えなくてはいけないのです。もちろん救護する子の性格など分かりませんから、いつだって大きなリスクを負って救護の決意をしています。それは本当にハラハラ・ドキドキで胃が痛くなるほどの思いで毎回々決断している事です。何十頭もの子達と家を失うのは地獄です。その地獄を経験してきたからこそ、救護の際はハウスの子たち全員の顔が浮かんできます。もしかしたら全員が犠牲を払うことになるかも知れないのですから・・・。

いつかラブちゃんが歳を取ったり、病気になったり、苦しんでいるのに放置されたときには、それこそ危機的状況に値するので、その時にはこうして出会ったラブちゃんなので救護しよう!と思っていました。

色んな思いから今回は飼主さんに迎えに来てもらえる事にホッとしていました。

しかし17日、収容期限最後の日、センター様よりご連絡を頂きました。飼主さんが迎えに来られなかったのでラブちゃんの殺処分が決定したと・・・。

私達は愕然としながらもラブちゃんを殺処分には出来ない…と、救護を申し出ました。

飼主さんは避妊手術も自分達は忙しいから連れて行けないので手術はしてもいいけどそちらで連れて行って下さいと言われていたので、きっと「忙しい」が理由でセンターまで足を運ぶのを止められたのでしょう・・・。
18日 ラブちゃんを迎えに行ってきました!
センターから無事に救護したラブちゃん。みんなそうですが興奮してオシッコにウンコにと大騒動!お掃除に追われました
みんな2度くらいのお掃除で済むのですが、再々大暴れしてはウンコをするラブちゃん。途中々で何度車を止めてお掃除をした事か分かりません。しかも車中ではケージが縦を向いたり横を向いたりガンガン天井にぶつかりながらの大暴れ振り!ウンコも車内のアチコチに飛び散っています!野犬ちゃん達はお漏らしはする物の、うずくまって固まってケージの奥の方で小さくなっている物ですが、ここはやはり飼われている子。人間が本当には怖くありませんから固まることなく自由に体も動かせるし、ワンワン・ワンワン吠えまくっています。

ハウスに着いたら大きな問題を抱えることになるだろうと…心もドーンと沈みました。

ケージ内、車内の掃除も扉を開けたら逃げ出す勢いなのでドアを開けての掃除も困難となり、狭い車内で必死の掃除を繰り返しながらハウスへの長い道のりを走りました。

唐津のハウスから北九州のセンターまで、有料道路・有料道路・有料道路・福岡都市高速・高速道路・北九州都市高速・有料道路・・・と全てを乗り継いでも片道2時間半ちょっとの距離。2人とも仕事を全部キャンセルして救護に向かったのです。忙しいが理由(?)で迎えに行かない飼主を恨みたくなりました
ラブちゃんにあげようと買ってきたラブちゃんが大好きな唐揚げも顔を背けて食べてくれません
逃げようと必死のラブちゃん・・・。ケージも壊して出てきちゃいそうな暴れぶりなので怖くて窓も開けられず車内はオシッコとの臭いで充満です
大暴れとお掃除は果てしなく続きました・・・。
最初は私がしていたお掃除も男の人の方を怖がるので逃げ出させないためにシンさんと交代。
相手が私では怖くないため突進してきて逃げ出す可能性が大なのです!
その為、シンさんはウンコだらけになりました。
車を止めて掃除をしていると1匹のワンちゃんがこちらを見ていました。野良ちゃんです。
ラブちゃんの吠え声に車の近くまで来たのでしょう・・・。
ここはエリアとは全くかけ離れた場所です。北九州の野犬の多さに胸が痛くなりました。
賢そうな可愛い男の子。連れて帰ってあげたい!ウンコ掃除をする為にちょっと車を止めるために入った道。これも縁なのだ。出会いなのだ…とジっとしていられず捕まえられる子なのかどうか呼んでみました。でも声を掛けると走って逃げ出します・・・。(上記の写真は拡大しているものです)この子1匹だけなら・・・と何度も声を掛けますが離れていくばかり・・・。でもその瞳にその場を離れることが出来ず、自分が置かれている現状も考えるのをよして保護を試みました。するともう1匹、足を引きずって歩く女の子を発見。子育て中のおっぱいが遠めでも確認できました。でもその子は第3エリアのチィちゃん2並みの警戒振りでずーっと遠い所にいるのに1歩近付くだけで何十メートルも走って逃げていました・・・。
ラブちゃんに買ってきた唐揚げ1パックと猫ちゃん用の缶しかなかったけど、これで保護が出来るなら…と猫缶と唐揚げを置きました。
しかし私が遠くに離れるまでその場所には来てはくれませんでした。遠くに離れると食べてくれてました。(写真は最大限に拡大したものです)結局は保護するどころか数メートルにも近寄れないままでした。
ラブちゃんだけでもどこに置くのか?問題は山済みの中で、この子の様子を見て、私たちにこの子をどうにかして助けてあげることが出来るのか?シンさんと私の間には沈黙の時間が流れ、その場を後にすることしか出来ず、ただただ辛い帰り道となりました…。
ラブちゃん 動物ハウスに到着!
動物ハウスに到着したラブちゃんです!

まずはハウスでお留守番をしていた子達のおトイレタイムを済ませ、ハウスの子達が落ち着いてから、ラブちゃんを車から安全な場所に移動!

車庫ルームに運び、シャッターを閉めて、首輪を付ける為にケージを開け、何とか首輪を装着!
首輪装着後、ケージからラブちゃんを出して、更に逃走防止に2個目の首輪と胴輪を装着!どれかが外れても、どれかが繋がっているように、いつものようにリードも2本です!
ハウスに着いても吠えまくるだろうな?と車中での様子から不安でいっぱいでしたが、大勢のワンちゃんに圧倒されてシュンと大人しくなりました(内心ホッ)現在空いているケージで一番丈夫なティアラちゃん用のケージにまずは入室です。丈夫といえどもケージもみんな壊してくれます。これまではみんなロック2個〜3個でしたがラブちゃんは5個に強化(ロックはの部分です)

それからラブちゃんをどこに置くか?シンさんと話し合いです。まず第1に逃げ出すことを阻止しなければなりません。次に吠えまくることが予想されるので、出来る限り声が響かない場所!これまでロックをしていてもケージをぶっ壊された経験も多々あるのですが、ラブちゃんは要注意犬です。家に帰ると言う目的もあるので、ロックも役目を果たさない可能性も大です。さてそんなラブちゃんをどの部屋に?と考えても、どの部屋も危険なのです。逃げようと思えば逃げられるのです。第1エリアっ子たちの部屋も第3エリアっ子たちの部屋も割られてしまった窓やドアをダンボールや廃材で補修しているだけ(^_^;)逃げようと本気になればどの子でも逃げれます。車庫ルームも、サラダ君がトゥルリン君のハウスに繋ぐ訓練のため移動させたとご報告したと思いますが、なんとサラダ君がシャッターを自分で開けちゃうという技を身に着けてしまっているのです。サラダ君の訓練を中断することも出来ないし、サラダ君に出来るということはラブちゃんにも出来るということ。ケージを壊し車庫ルームに出てシャッターを開ければ、もう自由…あっと言う間に姿を消すことになります。これでは出掛ける事も出来ない…どの部屋も困難だ…と途方に暮れました。お台所には第1エリアの強敵が…ラブちゃんは、お母さん・順ちゃん・クロちゃん等、第1エリアの子達とは第1エリア時代から険悪の険悪の険悪の仲なのです。それこそ吠え続ける事になるでしょう。

暴れてケージを壊しても逃げられない。他の子達と吠え合わない。そんな場所が唯一ひとつだけありました。車の中です。他に動物が居ない部屋はありません。車ならケージを壊しても窓を割ることは出来ない!と言う事は逃げられない!ラブちゃんを置くことが出来る唯一の場所はいくら考えても車しかなく、車に移動が決定しました。まずは暴れるだけ暴れてケージから出れないことを覚えてもらうしかないのです。ラブちゃん、ゴメンねぇしばらくの間、我慢してね!
と言う事で動物ハウス号にケージごと移動をしました!

広大な敷地を縄張りとして持ち、自由に駆け回り生きてきたラブちゃんが狭いケージで車に閉じ込められるなんて地獄でしょうね…。だけどそれ以外にラブちゃんが生きれる道はありません。絶対に逃げられない柵や塀がある施設を手に入れない限り二度とノーリードには出来ない子です。ひとりで第1エリアっ子たちがゾロゾロ居る敵地にやって来てしまったラブちゃん。お家が恋しくて仕方ないはずです。帰る場所も安心して眠れる場所もなく、飢えに苦しんで苦労してきたお母さん達とは違い、ラブちゃんにとってはハウスは地獄生活だと思います。私達もそれがものすごく辛いです。この子を笑顔にしてあげる事が出来るまで辛くてたまらないです。これまでのドライフードのみの人生より少し美味しいものが食べられるかな?今までより愛されて生きていける!それと引き換えにご飯も水もありラブちゃんなりに安心して寝る場所もある上での自由を捨てるのです。人に愛される幸せを知るまで、繋がれて散歩をする事を覚えるまで、ハウスの子達と仲良くなる勇気を持つまで、ラブちゃんはずっと辛いでしょう・・・。でも時間と共に、人の温もり、愛される喜び、本当の幸せを知っていくでしょう。だから沢山いっしょに過ごしてあげなくては!声を掛けてあげなくては!
初日からさぁお散歩の訓練です。このまま長い時間ケージに入れたままにはいきません。少しでも気分転換、ストレスが溜まらない様に私たちは私たちに出来る精一杯の事をしてあげなければなりません。それが命を救った私たちの責任です!

ラブちゃんが地獄であろうハウスの生活を少しでもラクに、少しでも快適に過ごせるようにケアに当たってあげなければ
しかしラブちゃん…リードは大嫌い!繋がれて散歩をするなんて最初から出来るはずも無く…抱っこして出かけては下ろしてみて、また抱っこしての繰り返しです。重たい〜
ふさ子ちゃんは第1エリア時代、大人になってからは縄張りを別に持て!と第1エリアを追われ孤立していた子です。人間不信だったふさ子ちゃんはハウスに来て今ではとても友好的な子になりハウスの全員と仲良く出来る子になりました!ラブちゃんとも顔見知りで、恐らくふさ子ちゃんならラブちゃんに対して威嚇することもないだろうと、ふさ子ちゃんがラブちゃんがお散歩を覚えるお手本犬として選ばれラブちゃんと会わせる事に!一緒にお散歩に行きました!ふさ子ちゃんも立派な先輩犬として新入りにお散歩を教えるまでになりました

でもラブちゃんは全然お散歩にならず!
ふさ子ちゃんもシッポ下がり〜(^^ゞ
お互い「えっラブ?」「えっ?あのふさ子?」って感じでした
おまけ

保護当時の痩せ痩せふさ子ちゃんです!
今ではどっしり太ってダイエット中ですよ〜(^_^;)

ふさ子ちゃんも今に至るまでは、お散歩でも大暴れだったし、すっごく恐かった子なんですよ。常に威嚇して私達に咬み付いてきてたんですよ!咬み付かれても怪我しないように全身フル装備でケアをしてた頃です今ではイイ思い出ですね!
みんなの晩御飯
疲れきっただろうラブちゃんに少しでも美味しい物を!とご支援で頂いたから揚げやレバーでご飯を作ることにしました
お野菜はキャベツの適当みじん切りです!
唐揚げは贅沢にそのままあげたい!とも思ったのですが、なんせ頭数が多いため一人1個と行き渡りません。そこで唐揚げもスライスしてご飯を作ることに!
デカ炊飯器&大鍋で必死にご飯を作ってもワンちゃん達に行き渡る手作りご飯はお玉に1杯程度のみです

こんな感じで8〜9割がフードです!それでも大喜びしてくれるハウスの子達!ラブちゃんも喜んでくれるかな?
大鍋とは、コレくらいの大きさです!

普通の鍋が右の鍋だよ!
デカ炊飯器用に購入したデカしゃもじです!

上のしゃもじが普通サイズのしゃもじだよ!
痩せっ子用・ダイエット子用・お薬が入る子…と様々です。間違って配らないように、ご支援で頂いたビスケットで印を付けたりフリカケを振って印を付けたり私は大騒動のご飯の準備です
みんなにご飯を配り終えて、やっとラブちゃんの番です!

食べてくれるかな〜?と不安ながらにラブちゃんの所に!緊張したままのお顔でしたが喜んで食べてくれました

お肉のご支援を頂いており本当に助かりました
窓から周りが見えるのが嫌だったようなのでご支援で頂いたタオルケットをケージにかけてあげました!今晩は暴れずに疲れて眠ってくれるかな?
朝から動物ハウスの子達のお世話をして、ラブちゃんを迎えに行き、最後の業務(ラブちゃんのご飯)が終ったのが夜中の3時16分でしたぁ
やっと私達もご飯が食べれる〜

まずは冷え切った体にご支援で頂きましたポタージュスープを頂きました
朝からオニギリ1個だったので本当に本当に美味しかったです!
とっても温まりました(*^_^*)

その後はむなしくインスタントラーメンでしたが(きゃはは)
それから数時間後・・・(翌日)
車の扉を開け、ラブちゃんにはハウスの子達の様子を、ハウスの子達にはラブちゃんをご紹介…。

写真上はラブちゃんに「誰だ〜い?」と言っているじゅんぞう君!ラブちゃんは大威嚇ラブちゃんの娘、そっくりさんのハッピーちゃんはシンさんの後ろでポッケに「オヤツ入ってないかな〜?」とクンクン中!

写真下は横っちょからサラダ君がラブちゃんを覗き見!

車を開けたとき、ラブちゃんはやはりケージの扉を見事に開けていました!ロックだけでケージの扉が開かずに済んでいたのです!あぁ〜やっぱり車でよかった〜と思わずシンさんとホッとしたのでした!
私達は大きな贅沢はさせてあげられません。保護するまでは唐揚げとか保護する為にあげちゃうけど、いざハウスに来たら唐揚げなんて何か無い限り頭数が多すぎて、そうそうあげることはないのです…。

だけどラブちゃんに今までと同じ食事をさせていたら何の喜びもありません。せめて少しでもハウスが幸せだなって感じられる様に、僅かな贅沢をさせてあげよう!閉じ込められて過ごす苦痛があっても、その中で何か小さな喜びや楽しみを感じて欲しい!そう思ってラブちゃんにだけ特別に焼鳥を買ってあげました!すっごく喜んで食べてくれました♪
お散歩は抱っこしては土や草のある所に連れて行っては下ろして抱っこしての繰り返しをしながら訓練中です!
少しでもお散歩の訓練が進むように優しい子のお散歩にはラブちゃんを同行させています。きちんと歩くことが出来ないラブちゃんが一緒で思うような散歩にならず同行されるワンちゃんは大変です。そんな状態になってもラブちゃんを恨んだりしない性格の子がラブちゃんにお散歩を覚えさせるお手本ワンコとして頑張っています!

写真はG君のお散歩に同行してるラブちゃんで、G君と一緒にオヤツタイムです!G君の大好物のデビフのやわらかレバースライス!G君に威嚇してまで食べていたラブちゃん…。ラブちゃんが喜んでくれるのは嬉しいけど、先輩犬に威嚇ではG君とでさえ上手くやって行けなくなりますご支援で届いて久しぶりにあげる事が出来たデビフのレバースライス!威嚇されるは取られるはでG君やや落ち込んでましたぁ

でもラブちゃんはレバースライスを手に持って「ほらほら!」と歩くと、私について(と言うか、レバースライスに釣られて)前に進んで歩くことが出来ました!
ラブちゃんにもシーツを敷いてあげました!すると最初は「何か置かれた!」って不安だったようで手前の方にうずくまってしまいましたでもしばらくすると危険な物ではないと分かったようでシーツの上で寛いでくれました!寝たままご飯パクパクです

ラブちゃんを幸せにしてあげたい!と思って下さる方
どうか家族の一員としてラブちゃんを迎えてあげてください!
※お散歩が出来るようになる訓練や心のケア終了後でも構いません!宜しくお願い致します!

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