2008年1月20〜22日
現在の私とハウスの状況ご報告

1月20日
私(オオタニ)救急車で運ばれました


私事が多くて本当に申し訳ないです
ご心配をお掛けする事が多くて本当にゴメンなさい。本日は仔犬ちゃんの保護に北九州エリアへ行く予定でした。3日連続です〜。その為、早朝からハウスの子達のお世話を念入りにしておりました。しかし、この頃は動物達のお世話と仕事と活動と逃走犬の捜索と寝る時間がなく、2日に1回は一睡もしない状態が続いていました。最近の事では、前日一睡もしないまま18日にラブちゃんを迎えに行き、ラブちゃんを迎えに行く車中でシンさんが運転中に少し(30分程度)仮眠を取り、ラブちゃんを迎えてハウスに戻り夜中までお世話…また一睡もしないまま翌日も北九州へ仔犬ちゃんとチィちゃん2、心配な第1エリアのお父さんを探しに行きました。戻って皆のお世話をしたらあっと言う間に夜中です。このままでは家出中のクックちゃんやゆいちゃんの事が何も出来ない…クックだってゆいだっていつ命を落とすか分からないのに…と、この子達2人を犠牲にする事は出来ないためそのまま寝ずの捜索を!そして今日も北九州へ行くために早朝からハウスの子達のお世話を開始したのでした。ある程度、大変な子のお世話が終わり、シンさんが「あとは一人でするから少し横になって睡眠をとって!仔犬が来たら又寝られないんだから」と言ってくれたので、いつも椅子に座ったまま寝たり、車での仮眠だったり、コタツでの仮眠だったりなので、シンさんの言葉に甘えて久しぶりに横になって少し睡眠をとらせてもらう事にしました!

1時間くらいでしょうか?横になって寝てた私はふと今何時?と目が覚め起き上がろうとしました。

しかし首から頭に掛けて耐えられない激痛が走り全く体を起こせません・・・。シンさんを呼ばなきゃ!と思うものの携帯電話に手が届きません。首から走る痛みは尋常じゃなくどうしたって起き上がる事が出来ないのです。

この2週間、足(膝の後ろ)や肩や背中の痛みが酷くシップやピップエレキバンだらけの私でした。そして3〜4日前から首に痛みが走るようになり首にもシップやピップエレキバンを貼りまくっていたのです。左には向けるけど右には向けない…そんな数日間でした。

何がどうなっているのか起き上がろうとすると絶えられない激痛が走り自分ではどうする事もできないまま横たわっていました。

やっと動物達の世話が終ったシンさんが動物ハウスの2階で寝ていた私のところに来たので、北九州には間に合う時間なんだよね?と確認し、事情を話し「手を貸して!私を起こして!」とお願いしましたが、無理に起こそうとされると激痛に涙がポロポロ零れてばかり・・・・。

首にタオルを巻いたり、体を支える板を準備してもらって背中・首・頭の後ろに添え木したり、何とか起きなければと必死に努力しました。それでも起き上がることは出来ませんでした。

救急車を呼ぶしかない…とんでもない!それは私達にとって一番避けたい事でした。救急車のサイレンの音が風に乗って聞こえてきただけでも犬達の遠吠えが始まるのです。

1匹・2匹・3匹・・・10匹・20匹・30匹・40匹・・・と全員で大合唱が始まります。

福岡にハウスがあった時から救急車のサイレンが聞こえてくると胃痛や頭痛がするほどヒヤヒヤものだったのです

まさかそんなハウスに救急車を呼ぶなんて、絶対々とんでもない事です!

しかしいくら頑張っても動けば動こうとするだけひどい痛みが首から頭に向かって走り、もう私は死ぬのではないか?と感じました。私の母も頭が痛いと言ってそのまま天国へ行っちゃたのです…。

それでもハウスに救急車を呼ぶわけには行かないのだ!と何とか自力で起き上がろうとシンさんと2人で相当頑張りました。しかし起き上がることは出来ず結局119番に電話して相談!病院に行くしかないし、行くには救急車で運んでもらうしかない…と大変な結果になってしまいました。
と言う事情で私は朝から救急車で病院へ搬送されました
人が痛みに涙を流しながら苦しんでいる時に良く写真なんて撮っていたものだ!と後で知った私はプンプン

でもシンさんは私が入院したら動物達のご飯はどうなるんだ?散歩は?世話は?ケアは?と胃痛に襲われながらも、この事実を皆さまにお知らせしなければと必死だったようです。

この12年、シンさんに活動を支えてもらっている間に、私は何度も入院したり、松葉杖生活になったりと幾度と無くシンさんに苦労を掛けてきました。

でも動物ハウスが唐津である事、頭数が多すぎる事、まだまだケアが大変な子が多い事、ただでさえシンさんもまともに仕事が出来ないで居るこの今の状況では私が入院したら、動物達の事を一人で全部しなきゃいけない!この先どうなるんだ???えーって感じで焦っていたそうです
もちろん私は入院する気などなく、とにかく痛みを止めて起き上がれるようにして下さい!と北九州へ行くつもりでした。しかし手ぶらで一人ぼっちで救急車でどこかの病院へ運ばれた私。本当に焦っていました。しばらくして、救急車の方に運ばれた病院を聞いたシンさんが病院へ来てくれました。北九州で落ち合うはずの会員様にも連絡をいれてくれたとの事で私の電話も持ってきてくれました。会員様から一人で3人分頑張るから北九州のことは心配しないで…安静にしていてください!とメールが届いていました。本当に情けないです。会員さまに雨の中、一人でとても大変な思いをさせてしまいました。

仔犬ちゃんが見つかったら必ず捕まえに行くからその時は連絡を!とお願いして病院で痛み止めが効くのを待ちました。
検査の結果では骨には異常なく、恐らく筋肉がひどく壊れた状態だと言う事。寝る時間も無かったし、横になる事もなかったので、ずっと頭を支えるために首の筋肉を酷使していたのです…。そしてとうとう力尽きたみたいです。痛みを感じ始めたときに休みを取ってあげればよかったのですが、まさかこんな事になるとは思いもせずに…本当に情けないです。情けないといえば自分で起き上がることも出来ませんから早朝からオシッコにも行けないままです。これが初めての事ではないけれど病院のベッドで横になったままオマルにオシッコです入院する訳には行きませんから起き上がれるようになるまで痛み止めの処置をしてもらい、安静にする約束で首に付ける固定装具を付けて夕方に病院を出ました!
会員さまが本日も遅くまで北九州で捜索を続けてくださいましたが仔犬ちゃんは見つかりませんでした。もしかしたら仔犬ちゃんが一緒に居るかもと願っていた濃茶ちゃん達を見付けてくださいましたが仔犬ちゃんは濃茶ちゃん達とは一緒にいなかったようです…。仔犬ちゃんが果たして生き延びれるかどうか分かりませんがセンターの方にも仔犬のいた場所を伝えて捕獲のお願いをしています!何とか救ってあげられたら・・・と思っています!
ハウスに無事帰宅!
みんなのお世話をしない訳にはいきません。一日くらい休みたい!と思ったところで、休める筈もないのです
みんな「オシッコでーす!」「ご飯くださ〜い!」「お散歩は〜」とワンワン言います。
だから帰宅後、雨の中でも、お世話は開始されるのです!
これが命あるものと生活する者の宿命なんですよね!1年365日休みはないのです
ラブちゃん・G君・豆男君・マリンちゃんのお散歩風景です!
痛み止めをがぶ飲みして、回らない首に固定装具を付け、頭にはヘッドライト、いつもと同じようにお世話は続きます。
翌朝にはさっそくラブちゃんは水入れを粉々にて大暴れしていました!せわしなく続くお掃除タイムです!
本当にいつ眠れば良いのやら・・・
睡眠不足
クックちゃんが逃げてから、そしてゆいちゃんまでもを逃がしてしまってから、絶対に2人を連れて帰るのだ!と懸命に捜索してきました。仕事もお世話も休む訳には行きません。捜索には睡眠時間を当てるしかなかったのです。普通に、そんなに寝てない人など居る訳ないって言われちゃいますが本当に寝てなかったんです(ずっと)・・・。

クックとゆいを不幸にしたくない…僅かな睡眠時間でも捜索に当てれば、頑張れば、神様がきっと微笑んでくれる…そう信じて必死で探していました。

引っ付きもっつきのマリンちゃんと一緒に居てあげられる時間が少なくなりました。やっとマリンの元に戻った私がキチンと相手もしないでうたた寝でもしたら写真のように私にオシッコをジャ〜っと掛けるマリンちゃんです。マリンちゃんが淋しい思いをしたという証拠です。マリンが淋しい思いをしないように捜索から休憩に戻ってはマリンちゃんを高い高いしてあげています!大好きだよ〜って精一杯の愛情を伝えてあげています。
続いてこれは車のドアミラーです。睡眠不足で意識朦朧・・・運転にまで影響が出ていました。こんな自損など初めてです…
無理が出ていたのは分かってました。でも、ではどうしたら良いのでしょう?
人間不信のクックとゆいを探し出せるのは私たちしかいません。二人の命を諦める事はできません。
だから探すのを止める事は出来ないのです。
二人が無事に帰ってくるまで、これからは少しばかり睡眠をとりながら頑張ろうと思います。
二人を置いて、二人の幸せを諦めて、二人の命を見捨てて、これからの人生を歩んでゆく事は私には出来ません。
皆さまには私たちを見捨てずにハウスの子達の生活を支えて頂きたいと願っています<m(__)m>
今は自分たち自身の生活すら大変な状態ですので、どうかどうか今後とも宜しくお願い致します<m(__)m>
力を貸してください!
ゆいちゃん情報です!
全く姿の無いゆいちゃんにご飯だけはハウスの近くに置き続けてきました。そのままゴミになる事もあればキレイになくなっている日もあります。ご近所の猫ちゃんが食べている事もあります。猫ちゃんでは食べきれない量のご飯を設置していますが、食べているのが猫なのか?カラスなのか?タヌキなのか?イノシシなのか?暗視カメラでもない限り分かりません。それでも餓死するしかないような人間不信のゆいがご飯を見つけて有り付いてくれたらと願って置き続けていました。クックは交通事故の心配が一番。ゆいは餓死の心配が一番。本当に毎日が居ても経ってもいられないほど2人の事が心配で、今日もどうか生き延びて下さいとお祈りする毎日なんです。どこにも少しの気配も無いまま日にちだけが過ぎていく中、22日の午前1時49分、ご飯を設置する前でしたが、この場所で犬の吠え声と姿を確認しました。暗くて確実に「ゆい」であるとはいえません。だけどハウスに来て1年、我家の子が逃走してない限りこの場所にノーリードの犬が居たことはありません。ほぼゆいちゃんであろうと思います。この2日ほど雨が酷く水浸しになるだけなので、ご飯を置けなかったのです。それでお腹が空いていて声を出したのではないかと思います。ココのご飯をゆいが食べているとは思えずにいたのですが、食べに来てくれていたんじゃないかと希望の光が見えてきました。今日は手作りご飯とフードとゆいが大好きなパンをいっぱい設置しました!時間はかなりかかると思うけど、初めて感じる事が出来たゆいの気配に今は喜びでいっぱいです!これからも2人の再保護に向けて頑張っていきます!写真のご飯の設置から6時間、午前8時、手作りご飯とゆいの大好きなパンだけが全て無くなっていました!きっとゆいです

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