2008年4月1日
唐津エリアの野良猫たちと事故猫なっち君の親族たち

唐津エリアの野良猫たち
4月1日
逃走中のゆいちゃんの捜索を行なっている途中に野良猫ちゃん達に会いました。事故などの危険に遭う可能性は極めて低い山間のエリアではありますが、十分な食事は出来ていないようです。最初は2匹が目に入り車を止めたのですが、次から次に餌を求めて集まってきました。5匹になったかと思ったら6匹に…そして最終的に確認できたのは9匹ですが、聞き込みによりますと10匹以上は居ると思われるようです。
ゆいちゃんの捜索中だったため、ゆいちゃんが好きなササミジャーキーしか持ってきていなかった為、ササミジャーキーを喉に詰まらせないように小さく千切ってあげました。
近寄ると逃げていくのであまり人には慣れていないのかな?と思いましたが人からご飯を貰えることは知っている子達です。釣り客や観光客の人たちにねだって僅かな餌にはありつけているようです。
捨てられたのかな?と思われるまだキレイなペルシャのような毛長の子(写真左)。写真右の子は一番ビビリで全く近寄ってこない仔猫…。次から次に現れました。
しばらく様子を見ていたら、僅かに残っている水溜りの水を飲んでいました。
ササミジャーキーも底をつき、近くにコンビニなどが無いため近くにあったお店でソーセージを買い猫ちゃん達にあげました。
食べ物を上げ出すとみんな一斉に駆け寄ってきました。
みんな飢えたように夢中で食べています。数匹の子は触る事ができました。私達に慣れてきたのか「もっとちょうだい」とねだってくる子も出てきました。現地を動けずに何とかこの子達を救ってあげられないだろうかとシンさんと話し合いが続きました…。
周りにお店がないため買出しも出来ず、十分な量は食べさせてあげられていないのですが食べても食べても足りない子達。追加でソーセージを買ってきました。買い占めたのでもうそのお店にも猫ちゃん達が食べられる商品はありません。これが最後のご飯です。千切ってばら撒くほどの量も無くアタフタしていると我先に貰おうと食付いてきたり飛び掛ってきたり、猫パンチの嵐でだいぶ手を引っかかれました。それだけ食に困っていると言う事です。でもこうして食べ物で釣れば十分に保護が可能であり、すぐになついてくれそうな子達であると判断できます。
上げる物が何も無くなってしまってからも、ずっと近くでこっちをジーっと見つめながら待っている子達・・・。

写真左の子がお父さん猫と思われ、食べ物がなくなってからも、この子だけは近寄ってきていました。

写真右の子はペルシャ風の子の兄弟(姉妹?)と思われます。兄弟2匹で捨てられたのではないかと思います。
この子達を何とか助けてあげたいと思っています。しかし確認できているだけでも9匹…今現在のハウスの状態では非常に厳しく…また、この子達は伸び伸びとはしていられる環境な中に居るためハウスでの生活ではストレスが大きいと考えられます。なんとか部屋を上げられるとしても疥癬部屋だった4畳半の部屋。9匹となるとあまりにも狭すぎます。これから必要になってくるエアコンもありません(容量オーバーでこれ以上のエアコン設置は基礎からの工事が必要であり数十万円かかります。費用だけの問題でもなく、工事となるとワンちゃん達が吠えるので工事も困難なのです。)なんとか保護してあげたいと考えていますが、ただ保護して閉じ込めて餌だけあげればよいわけではありません。最低限の幸せな生活の中で、新しい家族を見付けてあげなければなりません。いま、なんとか猫舎を準備できないかと色々と考えています。近くで貸してくれる土地などを探しているところです。何とかこの子達に最低限であっても保護が可能な環境を作ってあげたいと思っています。土地が見つかれば簡単なプレハブなども必要になってきますし費用的な問題も大きなものとなると思いますが、また支援者の皆様と力を合わせて苦しんでいる野良ちゃん達を救ってあげられないだろうかと思っています。また呼びかけをさせて頂くことになるかと思いますが、その際はどうか宜しくお願い致します<m(__)m>

この子達の里親さんになっても!と考えてくださる方、また、預かりが可能な方がおられましたら是非ご連絡ください。1匹でも保護しに行かせていただけましたら…と心から願っています。預かりをお願いできましたら、避妊去勢・健康チェック(血液検査費用)など医療費は私共で支払います。猫缶や猫フードもなんとか支給いたします。どうかこの子達に未来を下さいませんか。宜しくお願い致します!
ご連絡は→よろしくお願いします!
事故猫なっち君の親族たち
(事故猫なっち君の詳細は→こちら
以前の自宅周辺に居た野良猫ちゃん達は、数匹行方が分からなくなった子を除き、10年掛けてほとんどの子を保護しました。その中で事故猫なっち君だけが保護できないまま以前の自宅を引っ越す事になり、引っ越してからも保護できなかった「なっち君」の保護及びご飯あげに通い続けておりました。そして、ある日なっち君は事故で道路に倒れていたのです。それでも息があって、やっとやっとこの手でなっち君を抱きしめてあげる事が出来ました。助かってくれれば幸せにもしてあげる事が出来た…そうなれば決して事故も悪いことではなかったと思えたでしょう。念願のなっち君の保護が出来たのですから…。でも、なっち君を助けてあげることは出来ませんでした。今もその悲しみは癒える事はありません。写真の子達は最後の最後になっち君が私に紹介した「なっちの親族たち」です。その地域で私が知っている野良ちゃんは残すはなっち君だけでした。なっち君の保護が終われば、もうその地域へ行くのにも終止符が打てる予定でした。だけど最後の最後になっち君に親族達を紹介されて、私はなっち君の親族を保護する為、前の自宅を引っ越して4年近くになるでしょうか…いまもまだ通い続けています。しかし警戒心が強く簡単に保護できる子達じゃありません。保護後もなつくまでには時間がかかるかなと思われる生粋の野良っ子達です。
毎日行ける訳ではないので、なかなか難しいです。それでも何とかなっち君の親族達を保護してあげようと思って努力しています。最初は仔猫も含め8匹位いましたが、最近は行っても1匹も会えない事も多く、また会えてもこの2〜3匹の子達です。

今はとにかく猫ちゃんたちの保護場所確保が必要だと思い色々と探しております。

この子達の保護は簡単ではなく悪戦苦闘中ですが、唐津エリアの子達は保護が可能だと思いますので、どうぞ里親希望及び預かりを前向きにご検討いただければと思います。

どうか宜しくお願いいたします<m(__)m>

一緒にこの子達を助けてくれませんか。
ご連絡お待ちしています→

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