2008年5月10日
順ちゃんが発作を起こして倒れました
お台所で老猫まぁちゃん用のご飯を作っていましたら突然に順ちゃんがのたうち回り始めました。全く神経が伝達しておらず足はフニャフニャで立つ事も出来ない状態でバタンバタン倒れながら私の所に来ました。私は何が起こったのか分からずに焦りながらも自分を落ち着かせ「順ちゃん」と声を掛けました。しかし順ちゃんはこちらを向くことも出来ない状態でした。苦しみもがきながら焦って動こうとしている順ちゃんを何とか廊下で支えてあげる事が出来ましたが、私にもたれ掛かっているため私自身が動けなくなりました。私が離れようとすると順ちゃんも立ち上がろうとします。しかし全く足は自由が利かない状態です。動悸と息切れが酷く、それはもう死んでしまうと思ったほどでした。ゼェゼェ苦しんでいるので何とかしなければと思うけど近くに電話も無い状態でした。2階にシンさんがいるけど発作を起こして音に敏感になっている順ちゃんのことを考えると大声でシンさんを呼んで再び発作が酷くなったら…と躊躇していた時、順ちゃんがまた苦しみ始めバタバタとなりました。順ちゃんの様子にプリシラちゃんがワンワン!ワンワン!吠えまくったので2階からシンさんが降りてきました。すぐに順ちゃんのことを伝え電話を持ってきてもらって先生に電話をして指示を仰ぎました。これまで癲癇持ちの子のお世話もしてきましたが私が見てきた癲癇の状態とは順ちゃんは違っていました。動きとしては泡を吹いているわけではありませんが薬物中毒を起こしているような感じや、麻酔が切れかけて意識は戻ったのに体の自由が効かずもがいている時のような感じに近かったです。しかし状況を先生に伝えましたら、やはり癲癇ではないか?と言われました。発作を起こし呼吸が酷く乱れた場合は胸をマッサージして呼吸を整えてあげて様子をみてあげなさいと言われ、飲ませるお薬(常備薬)の指示をいただきました。 | ||
少し落ち着いてから、いつもの順ちゃんの場所に戻しましたが呼吸はおかしいままで、とてもキツそうにしていました。お薬も大好きなチーズで上げてみますが全く口にしようとしません。それどころか顔を背けて嫌がるばかり…飲ませることが出来ません。 | ||
呼吸が荒くなったり、動悸が激しくなったりを繰り返し目が離せない状態になりました。 私は老猫まぁちゃんと順ちゃんの所を行ったり来たりしながら一晩中お世話にあたりました。 |
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2階では老猫まぁちゃんがお薬を飲ませた事によって嘔吐し続けている状態です。 1階では順ちゃんが苦しんでは嘔吐を繰り返し始めました。翌日まで、何十回も苦しみ出しては嘔吐…と、吐き続けました。胃が空っぽになっても胃液を吐き続けました。 |
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吐くときは起き上がって前足を踏ん張って座っては居ますが足は自由には動いていません。顔を上げる事も出来ずに、ずっと下を向いたまま苦しんでいます。 | ||
吐き終わると倒れるを繰り返し続けました。 意識も朦朧としています。 |
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少しでも呼吸が楽になるように体勢を変えながらお世話にあたりました。 | ||
翌日になっても状況は変わらずグッタリしています。食事も一切取りません。 | ||
翌日の夜、デビフ缶とヒルズのa/d缶をあげると、やっとほんの少しだけ口にしてくれました。本当に僅かですが…。 | ||
歩く事はできるまでに戻りましたが動悸や息切れ、呼吸の乱れは続いていて突然苦しみ出す状況です。 | ||
食事は口にしていませんがデビフのレバースライスやビーフスライスを何とか食べてくれました。 | ||
十分な食事を取らせる事が出来ていないので牛乳を買ってきて飲ませてあげています。 | ||
気分転換になるかと草もあげてみましたが自然な草じゃないとダメなのかお散歩中は草のところに寄り道ばかりする子達なのに一口も食べませんでした。 | ||
順ちゃんは猫ちゃんが嫌いなので同室に幸太郎君が来た事で精神的ダメージがあり発作が起きたのだろうか? 突然の発作に私達は色々と考えました。 でも順ちゃんは現地でもかなり様子がおかしい事などが何度もあったので こうして発作を起こしていたのかも知れません。 現地でグッタリしていて何も食べないので死んでしまうのでは?と何度も保護しようとした事があります。 でもその度に逃げられていました。 今回も発作を起こしたとき、直ぐにクロちゃんが順ちゃんの横に来て 体全体を使って順ちゃんを支えようとしていました。 発作を起こし順ちゃんが落ち着くまで2晩ほど付き切りになりました。 シンさんがお台所で寝て、私がまぁちゃんの部屋で寝て… と言っても寝れませんが…。 団体生活なので一人一人に費やしてやれる時間も多くはありません。 それでも精一杯の事はしてあげたいと、してあげようと思っています。 本当なら元気なときこそ、こうして側に居てお世話をしてあげられたら良いのでしょうけど… やはり元気で居てくれたら、私達は皆の生活を守るためにお仕事に出かけます。 こうして目が離せないほど体調を壊したときしか付き切りにはなってあげられず 本当の幸せを与えてやれない自分達の力の無さを感じています。 でもこれからも力の限りの事はしてあげるつもりです。 どうか皆さまも力を貸してください!宜しくお願い致します<m(__)m> |