2006年3月30日
福岡市西部動物管理センターより仔犬君を救護しました

[写真・上] 動物管理センターの出入り口にて
[写真・下] 動物管理センター駐車場にて車に乗せるところ

今回、野犬ということで一般譲渡が出来ない仔犬が1頭、殺処分になるという情報が入り迎えに行ってきました。一般譲渡が出来ないワンちゃんですから、管理センターの方々とよく話し合って当会が引き受けさせて頂きました。管理センターでも人に馴れている子達はきちんとした指導の下、一般の方に譲渡されています。今回、仔犬ではこの子だけが人に馴れていないため殺処分対象になってしまいましたが、動物管理センターの方たちも、出来るならこうした子たちにも生きて幸せになるチャンスを与えてあげたい…想いは同じでした。そして「殺処分から助けたい」ではなく「この子と一緒に暮らしたい」心からそう思ってくれるそんな里親さんを探してあげて欲しい…そうお願いされました。私たちは、今まで同様、責任を持って、この子を幸せになる道へと送り出してあげたいと思います。

推定 生後3ヶ月
性別 男の子
名前 クッキー

里親希望
さぁ、車に乗って我家に出発です。車の中で待っていた北九州市動物管理センター出身のマリンちゃんとご対面。
ちょっと緊張気味かな?
我家に到着!
マリンちゃんを2階に連れて上がっているのを眺めている様子。
仕事が終わって急いで管理センターに迎えに行ったため、我家の子達はおトイレのオアズケを食らっていたので、まずはみんなをトイレに出すため新入り君はケージの中へ。ミミ君とご挨拶中。
続いてまゆちゃんともご挨拶。
と、こんな感じで我家のワンちゃん全員と顔合わせを済ませました。
でっかいワンちゃんたちに「参った〜」のポーズ。
我家の子のおトイレタイムが終わって、新入り君のシャンプータイム。
ゴシゴシ洗えないほどガリガリに痩せていました・・・。
しかし非常に可愛らしい性格で、シャンプーもいい子、ちょっと怖がりやさんなだけで、この子は本当の野犬ではありません。
キレイになってハウスへ。
隣のハウスのももちゃんに釘付け。
ご飯を作ってあげました。パクパク食べて満足したみたい♪ベッドに戻ってくつろぎ中♪この後はぐっすり眠っていました・・・。

この子は本当なら今日が殺処分日でした。この子の寝顔を見ながら、いや、我家の子のどの子を見ても「どうしてこの子が殺処分されなきゃならないのだろう?」そんな気持ちでいっぱいになります。考えてください…処分されるワンちゃん達の気持ち、苦しみ、恐怖。そして、こんな可愛い子達を処分しなければならない管理センターの方たちも本当にきつい気持ちであろうと思います。私たち、支援者の皆様、そしてこの子を当会に託して下さった管理センターの方たち、みんなの思いが集まって今この子はこうして生きています。
そして翌日
朝から元気いっぱい。お散歩に行きました!クッキー君と名付けました。
お隣のハウスのももちゃんがどうも気になる様子なので、ももちゃんの頭にタッチ(*^_^*)
皮膚の様子が少しおかしいので今日はマリンちゃんと一緒に動物病院へ。
マリンちゃんがやきもちを焼くので、ちょっと不仲な二人。
マリンちゃんが怒るので運転中のシンさんの膝の上へ。
病院に行くとも知らずクッキー君はお外を眺めながらドライブを満喫中。
まずはマリンちゃんから診察台へ。
今日は皮膚炎とお耳の治療と乳腺腫瘍の手術の件のご相談です。
続いてクッキー君。
診察台の上でドキドキ・・・でも何にも怖い事されなかったよ。マリンちゃんと同じように薬浴で治るようです。
クッキー君、病院を出て安堵のため息(笑)
帰ってきてご飯の催促。 クッキー君はお座りしてお食事します。
一日ですっかり馴れたクッキー君は、今日の夜のお散歩からさっそく大人たちの仲間入り。左からプ〜ちゃん・クッキー・バンビ・ももちゃんです♪

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