２００６年１０月22日
北九州エリアの様子
第１エリアの子が３頭捕獲されました

２００６年１０月22日　第１エリアの様子
	１０月４日以来、ようやく北九州のみんなの元へ来る事が出来ました。久しぶりに会った順ちゃん。交通事故かな…前足を地に着けることが出来ません。骨にヒビが入っているのかな？尻尾を振って出てきてくれたけど警戒していて触る事は全く出来ません。病院へ連れて行ってあげることも出来ない。でも誰かがご飯をくれたのかな？いつもみたいにお腹を空かせていませんでした。
	仔犬たちがチョロチョロしています。仔犬達はお腹を空かせていて近くまでご飯をもらいに来ました。それでも手を伸ばすとサッと逃げてしまいます・・・。
	久しぶりに会えたお母さん。連れて帰りたい。みんな尻尾を振って出てきてくれるのに撫でさせてくれない…。出会った頃より警戒心が強くなってきているのです。こんなに近くにいるのに・・・。
	黒母ちゃん。「久しぶり～」と喜んで出てきてくれたけど仔犬たちの所へ行くと警戒気味に仔犬たちが連れて行かれないようにしています。仔犬達もちゃんと逃げて行きます(;_;)
	ご飯を置いてあげると勇気のある子だけご飯を取りに隠れていたところから出てきます。それでも手を伸ばすと逃げられて少しも触れる事ができません。だけど私たちに少しずつ慣れてきています。何とか助けてあげたい命を目の前に気持ちが焦るばかりです・・・。どうかみんなが無事に生きていてくれますように・・・と祈るばかり・・・。今日は以前保護できないまま１匹だけ残していた子犬でその後しばらくしてから行方が分からなくなっていた子らしき子が戻ってきていました。あぁちゃんと生きていたんだと嬉しかったです。だけどすごい警戒心が強くて遠くから吠えるばかりで何も食べさせてあげられませんでした。ふさこちゃんやハンちゃん、濃茶ちゃん、サンカク君やお父さん達の姿が消えたままで心配は尽きません。どこでどうしているのか…会いたいです。じゅんぞう君や亡くなった和香子ちゃんの兄妹？（同時期に生まれた子）痩せこけて餓死しそうで心配だった兄妹犬たちには会えました。ご飯を置いてあげて私たちが離れると食べていました。第２エリア第３エリアを探し回りましたがフゥ君・いよ君・チィちゃん２・まゆちゃん２には会うことが出来ませんでした。ずーっと姿の無いまゆちゃん２。体調を壊していたいよ君・・・生きているのだろうか？大丈夫なんだろうか？心配でなりません。第１エリア・第２エリア、心配すぎて頭も気持ちも壊れてしまいそう・・・全員助けたい・・・どうしてこんな不幸な子達がたくさんいるの・・・この子達の命が私達にかかっている・・・もう１匹も死なせたくない・・・北九州へ来れない週は心配が募り、来て顔を見ると悲しみと苦しみが募る・・・連れて帰ってやれない悲しみと、どうやって保護すればいいのか分からない苦しみ・・・。

北九州の子達が心配でツライ毎日の中、１０月２５日、北九州動物管理センターよりご連絡を頂きました。第１エリアに捕獲が入り２３日に１頭、２４日に２頭、計３頭が捕獲されたとのご報告でした。どの子が管理センターに収容されているのかは行ってみなければ分かりません。そして、これから他の子達も捕獲されて行くでしょう。まだ保護場所の準備ができていません。でも見捨てる事は出来ません。現在、救いに行く準備に追われています。これから捕獲されて行く子達も全員迎えに行ってあげられるようにしてあげなければと思っています。去年、第３エリアで連日続いた一斉捕獲の際は救えない命がありました。毎日のように捕獲されていき、保護場所が無くなり迎えにいけず泣きながら殺処分日を迎えた時の気持ちが蘇ります。もう二度と見殺しにしたくない。あんな気持ち味わいたくない。１匹も見捨てずに助けてあげたい。捕獲されたら命に期限ができてしまう。時間が刻々と迫ってくる。全員を保護できる場所さえあればどんどん管理センターさんに捕獲してもらいたいぐらいです。だけどこれだけの頭数を保護できる準備が整っていない今は捕獲は私達にとっても危機になってしまいます。だけどきちんと私たちにご報告くださった管理センターの方に本当に感謝しています。現在第１エリアは苦情が多くなり捕獲要請が出ているそうです。今から捕獲が続いてくると思います。どうか皆さま私達にこの子達を救うための力を貸してください。これからどんどん大変になっていくと思います。１匹も見捨てないで済むように精一杯の努力をします。どうか応援してください。

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