2007年3月30日
シロ君・ミミ君・チィちゃん・希望ちゃん
退院しました

避妊・去勢手術を受けた写真左からチィちゃん・ミミ君・シロ君の退院です!
眼球に木を突き刺された子も退院する事になりました。目の中にうつお注射をとても痛がって鳴いているとのことでしたので、退院して飲み薬と目薬での治療をしていく事になりました。術後の経過は良く、何処にあるか分からなかった眼球も元の位置に戻ってきていて、ちゃんと目の中に眼球があるのが確認できました。退院して飲み薬と目薬の治療で十分に、入院して、直接、目にお注射をする治療と変わらない効果を得られるとの事です。
こんなめに遭ったせいで人間をとても怖がっていて、怖さで歩く事も出来ません。抱っこして外に出そうと抱き上げると怖さのあまりお漏らしをしました。外に出してもへたり込み震えています。目の中から異物が取り除かれラクになったことで少しは元気になっているかと思いましたが全然元気がありません…。
病院の出入り口でへたり込んでるこの子に先生が「ガンバレ!」と頭を撫でてチーズをくれました。貰ったチーズを控えめにパクパクッと食べていました。
帰りの車中のシロ君&ミミ君。すっかり暗くなった夜道を窓から見ながら帰るシロ君と「お家に帰れるのかなぁ?」と不安げにシロ君に寄り添っているミミ君(^_^.)
4本足を折られたじゅんぞう君の保護当時と同じ…生きる気力をもなくしているような悲しい瞳…。もう11キロと体は大きいけどまだ推定生後4ヶ月という子供。なのに子供らしい仕草はなく、明るさを失ってしまっています。不幸のどん底に居て自分はこれからもっと不幸になっていくんだと思っているようです。沢山の意味を込めて希望(のぞみ)ちゃんと名付けました!
怯えていて小刻みに震えています。ご飯もこちらの様子を見ながら少しずつゆっくり口にしていました。
ソーセージにお薬を挟んであげました。
触ると痛がって可哀想なのですが目薬をしなければなりません。
手術直後は瞼を開いた目の中は真っ赤な身でグチャグチャで穴があいてひらいた眼球がある…と、それはそれは本当に直視できないほどのものでした。でも萎縮して白くなってはいますがちゃんと眼球が元の位置に戻ってきています。目から流れ出ていた膿も止まりました。希望ちゃんの心に平和が訪れるまでは時間が必要でしょう…治療と共に目の傷は治って行っても心の傷が癒えるまでにはきっと長い時間が必要だと思うから…。

素敵な里親さんと出会えることを祈っています。この子に幸せを!
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