2007年10月29日
福岡市東部動物管理センターより
クーちゃんファミリーの一員 救護しました

クーちゃんファミリーの救護を引き継いで下さっています会員さまより、クーちゃんファミリーと一緒に居た子で、行方が分からなくなっていた子がいるのですが、その子が捕獲されセンターに収容されているとの報告を頂き、本日その子を迎えに行ってきました。

クーちゃんファミリーについて詳しくは→こちら
(2/18の『クーちゃんファミリー視察』の際に今回の子の写真があります。当時は仔犬でしたが、1匹だけブチの子がいます。その子が今回救護しました子になります。)
閉館ギリギリに福岡市東部動物センターに到着

センター様に引取りの連絡を入れた際に、かなり野犬であるとの事を聞きました。ずっと行方も分からなくなっていた子であり、餌付けもされていなかったので、センター内で捕まえるのも大変だろうと覚悟し、完全防備、そしてバリケードを準備して救護に行きました。
ドタバタ逃げるこの子を捕まえて、ようやくバリケンに確保!狂犬病のお注射と登録のためセンターの玄関口まで連れてきて、まずは口輪を付けて、そして首輪を付けて固定できるようにしました。そしてバリケンから出して抱っこ…何とかお注射が完了して再度バリケンに戻した所です。センター内で捕まえる時にも怖がってかなりの量の便とオシッコをしたにも関わらず、お注射のため抱っこした時もウンコ&オシッコをジャ〜っとたっぷりしてくれました。抱っこしたシンさんの服はウンコとオシッコでビシャビシャに(^_^;)センターの玄関も見るも無残・・・センターの方と一緒にお掃除しました。センターの皆様、ご迷惑かけちゃっいまして本当にスミマセンでした<m(__)m>
また口輪を付けるのは大変なので、口輪を装着したまま連れて帰る事に!

現在、シンさんが持病の椎間板ヘルニアが悪化し、数日間動けない状態でいた中での事でしたが、コルセットを腰にグルグル巻きに付けて救護に付き合わせました。なので運ぶのは私…私もヘルニア持ちなのでヒーヒーフーでした(あまり力持ちじゃなくって(^_^;)・・・)
それでも何とか車に積み込みました!
私(オオタニ)の自宅に到着。動物ハウスも満パン状態のうえ、私はまだ病院通い(腎臓が萎縮しているため体調が完全に復帰するに至っておりません(;_;))そのうえシンさんまでヘルニアの悪化で腰痛と戦いながらのお世話です。とても新しい子を迎えケアをするのは困難な状況でしたので、福岡の私の自宅にて保護する事にしました。しかし皆様もご存知の通り私はほとんど自宅に居ない状態で自宅の老犬お兄ちゃんや自宅の猫たちのお世話も姉妹に任せ切りでいます。その為、クーちゃんファミリーの救護を行ってくださっている会員さまに協力して頂き、私だけでは行き届かない心のケア及び様々なリハビリに通ってもらい、行き届かない部分をカバー(サポート)して頂ける事になりましたので、この子を救護してあげる事ができました!
いつものようにバリケンを上に向けて大きなバリケンに移動の準備!
センターに準備して持って行った首輪は一つは小さすぎて付けれず、付けれたもう一つの首輪は大きすぎて抜けそうでしたので、到着後、首輪の付け替えをしました。
無事に大きなバリケンに移動。口輪を外してあげてお水をあげました。が・・・飲みません。緊張でいっぱいです。
でも数十分で口輪なしでも撫で撫でが出来る子です。センターでは、大人しい子でも怖くて暴れたり威嚇したりします。怖くて腰が抜けたみたいに固まってしまう子も居れば、本当に腰が抜けちゃう子も居ます。怖いあまりに示す態度は様々です。愛ちゃんもセンターで救護の際や口輪や首輪を付けた時は威嚇して噛み付こうとしていました。でも、本当の野犬ちゃんは口輪なしではこんなに直ぐに触れません。自宅に到着してからは穏やかでセンターで見せたような威嚇もありません!この子はただの怖がりさんで直ぐに良い子になると思います。

会員様がケアをして下さっています!
下記は会員さまが撮ってくださった愛ちゃんの写真です♪
この子の名前は愛ちゃんです!会員様が毎日ケアに通ってくださっています!あっという間に人前でもご飯が食べれるようになりました。まだまだケアは必要な子ですが、とっても良い子です。愛ちゃんを家族の一員として迎えてくださる方、ご連絡を!
会員様の温かいケアを受けて、愛ちゃんは数日後にはこうしてケアを行ってくださっている会員様の手からおやつを受け取って食べられるようになりました表情もとっても柔らかくなっています。お世話に当たって下さっています会員さまに心から感謝です!愛ちゃんに「愛」を、有難うございます<m(__)m>


愛ちゃんを幸せにしてあげてください!
どうぞ宜しくお願い致します!
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