2007年11月13日
福岡市西部動物管理センターより
チワワちゃんを救護しました
保護経緯
11月11日の夜、シンさんから連絡を受けました。センターに収容されている病気と思われるチワワの救助依頼のメールが入っていると…。直ぐにメールを確認したところ、水曜日が期限だったチワワちゃんの処分を月曜日の午前中まで延ばしてもらったとけど、自分では救えないと言った内容のものでした。彼女からのメールでは、多分この子は水頭症だと思うとの事で、自分が引き取らなければ処分が決定するとの救いを求めたメールでした。彼女がメールをくれてから一日が経過しておりました事と、翌朝までしか時間が無いこともあり、その後の経過を聞くために夜の12時でしたが私たちは彼女に連絡を入れました。彼女なりに精一杯の努力をしたようですが進展はなく、彼女は翌朝、やはり引き取れないと言う連絡を入れるしかないと言う決断をされておりました。

彼女は、このチワワに新しい家族を見つけられるかも、という一心でセンターに電話をしてしまったと言うことでした。

私は、センターには他にも沢山の処分をされていく犬たちが居ること、なぜその中からこの子なのか?と言う事、救えない命の期限を無闇に伸ばし、その子に長時間の恐怖を与えたと言うこと、私たちだって余裕があって活動している訳ではないこと。たくさんのお話をさせて頂きました。

その子に残された時間はあと数時間…考えている余裕すらありません。彼女が出した答えは引取りを断念するほかないということ。私たちはどんな答えを出せばよいのでしょう…。現状を聞く限り、その子はロボ君以上(ロボ君についてはこちら)に医療費もかかり介護が必要であることを覚悟しなければなりませんでした。

彼女が繋いだ命…私たちが最後の砦…私達が断ればその子に待っているのは殺処分…。
こういう保護依頼を引き受けていては切りが無い事は分かっていても、この子を何とかしてあげたい…なぜなら、震えている小さな命の処分を延ばし、怖い時間を長く過ごさせた挙句に殺処分ではあまりに報われないと思うからです。そんな事はあってはいけません。

切れかかっている繋がれたこの子の命・・・私たちは救護することに決めました。

彼女には、この子に対する精一杯の支援と、一緒に里親探しをしていく約束をいただきました。

私は月曜日にセンターに連絡をいれ、この子の救護を申し出ました。彼女からもその連絡を受けていたセンターさんから詳しい事情を聞かれました。きちんと真実をお話して、この子の様子を聞きました。水頭症であるかどうかの判断は出来ないけど、人馴れしていない子であること、斜視であることなどを伺いました。

センターさんも、この子の命を繋いであげられると信じて、殺処分を伸ばし、今日までこの子の命を見守ってこられました。1本の電話でセンターの方たちも救ってあげられると希望を持ちます。そうやって期限を延ばすことで救われる命があるならばと何日も見守ってきた命、もし殺処分と言う事になれば、どんなに辛く悲しいことでしょう…。

1本の電話にかかっているのは、かけがえのない命です。本当に救ってあげられるのかどうか良く考えてあげてください。この子に、センターの方々に、その電話は希望の光を与えるのです。救えない命に手を出すと言うことは自分自身を傷付けるだけではなく、その子や、その周りの人達をも苦しめてしまう結果になってしまいます。

センターの方たちも可能な限りその命を繋いであげようと努力して下さっています。決して業務的ではなく、そこに確かな愛がある事を感じることが出来ます。もしも繋げると希望を持った命を処分しなくてはいけなくなったら、処分を行わなくてはいけないセンターの方達がきっと誰より辛い事と思います。

震えている小さな命、怖くて震えているのか病気から来ているものなのか判断は難しいです。救ってみなければ何も分かりません。震えていること、斜視であることを伝え、病気の可能性だってあること、その全てを伝えなければなりません。それは、安易に引き取った人が、病気だったから、血尿をした、血便だった等と再びセンターに返す人もいるからです。動物達に何度も何度も怖い思いをさせるべきではないのです。だからこそ、あらゆる可能性を含め迎えてくださる方にしかセンターさんも譲渡できないのです。それは私たちだって全く同じです。迎える側は迎える以上はその子の全てを受け入れなければなりません。それが責任なんです。

今、この子が生きていられるのは紛れもなく彼女がこの子に思いを寄せた結果です。彼女自身は救えなかったけど、彼女が居なければこの世を去っていた命です。私たちはこの子を救えたことを心から良かったと思っています。そしてその彼女もまた、この子の写真をお送りしたら、再びこの子を見ることが出来た喜びに涙しておられました。そして彼女は精一杯の責任を持って行きたいと…この子の為に、当会にご寄付をお送り下さいましたお知らせを下さいました。
いつもの事ながら閉館ギリギリにセンターの駐車場に入った私たち。センターの方たちがこの子を抱っこして駐車場で私たちを出迎えてくれました。あら驚き(@_@;)可愛らしいチワワちゃんがセンターの方の腕に抱かれて待っていました♪想像よりとってもキレイで元気ピンピンのちょっと怯え気味のチワワちゃん♪しっかりと、そして大切に、センターの方に抱かれていました♪この子に出会えて本当に良かったです♪
早速、譲渡の手続きのためチワワちゃんと中へ入り、予防接種を受けました!
可愛い鈴付きの首輪をしていたので鈴ちゃんと名付け登録をしました(#^.^#)
福岡市西部動物管理センター 譲渡犬 コスモ君です!

4歳の男の子です!

チワワちゃんと一緒に私たちを出迎えてくれたコスモ君♪
里親さん募集中です!センターの方の愛情とケアを受けてとっても賢いワンちゃんです。
素敵な里親さんと出会えるのを待ってセンターで生活しています!

家族の一員として大切に育ててくださる方!どうぞコスモ君を宜しくお願い致します!

里親希望の方は福岡市西部動物管理センターに直接お問い合わせ頂くか、又は当会にお問い合わせください!

※12月25日 センター様よりコスモ君は無事に譲渡されましたので里親さん募集を終了いたします(#^.^#)

福岡市西部動物管理センター 092-891-1231
当会お問い合わせはこちら
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鈴ちゃん、晴れて出発で〜す(*^_^*)
かなり体調が悪いと思っていたので、そのまま病院へ行く予定にしていたのですが、これと言って問題なし!恐らく当会の主治医にかかっても何しに来たんだ?状態なので、しばらく様子を見ることにしました。今日は狂犬予防接種も受けており4〜5日安静なので・・・。
帰り道々、お散歩なんかも楽しんでみました。チョロチョロどっかに行ってしまいそうな気配はあるもののお散歩も上手に行けますしリードも嫌がりません。きっと迷子犬だと思われます。キレイですし痩せてもいません。飼主さんは届出を出されていないけど、届出を出さなければならないことを知らない飼主さんは実に大勢います。この子の飼主さんも探しているんじゃないかな〜?
赤と黒の縞々系のナイロン製、ワンタッチ首輪を付けており、小さな鈴が付いています!
女の子で、お腹に帝王切開か何かの手術跡があります。

福岡市早良区よりセンターに行きました。

まずは飼主さんを探してあげたいと思います。
お心当たりのある方は御連絡ください!よろしくお願い致します<m(__)m> 

また飼主さんが見つからなかった時に迎えてくださる方もぜひ御連絡ください。
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ふにゃらけ〜 おとぼけ鈴ちゃんです!
お車の中でも、とっても良い子♪ご飯だって元気にパクパク食べました
とりあえず、とりあえず、クックちゃんのハウスを鈴ちゃんに貸してあげました
ハウスに到着してからは沢山のワンちゃん達に怖気づくかな?と思いきや元気に走り回ってワンワン楽しんでいました(^_^;)
車の中では大人しかったのに…と、ややこっちの方がビックリ(@_@;)でした!
鈴ちゃんも何故か僅か一日目にしてスッカリ我家の一員になっています(苦笑)とっても医療費がかかる子が来ることを覚悟していたのですが、かなりパワフルな元気振りを発揮しています(^_^;)食欲も旺盛です!更に一日目にして「鈴ちゃ〜ん♪」と呼ぶと走って抱きついてきます♪本当は違う名前を持っているハズなのになぁ???早く飼主さんが見つかることを願っていますが、今のところ警察署にも届出は出ておりません(-_-;)でも1ヶ月以上経って届出を出す飼主さんも大勢いるので、しばらくは飼主さん探しをしていきます!迷子になったら直ぐ届出を出すこと!鑑札や迷子札を付けて置く事!を、もっともっと呼びかけなくては!皆様の愛犬・愛猫はもちろん、周りの方にも是非その重要性を呼びかけて下さいますようお願い致します<m(__)m>

その後の鈴ちゃんの様子は「動物ハウスの様子」でご覧いただけます!

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