2007年11月21日
ペコちゃん&ロボ君&モモちゃん
里子に出ました♪

素晴らしい里親さんと出会うことができまして
幸せへの道へペコまるお君・ロボ君・モモちゃんを送り出すことができました。

11月3日
ご自宅訪問させて頂きました時の様子です!みんなとお車に乗って出発しました。
当初は目の無いモモちゃんの里親さまになって頂けるようにお話を進めておりましたが、ロボ君もまた脳の機能障害などがあり幸せになるチャンスが少ないことなど沢山のお話をさせて頂きました。詳しくはこちら
先住犬シーズーの銀君も優しくみんなを迎えて遊んでくれました!
里親さまは、ご家族で十分に話し合って下さり3頭とも迎えたいと言って下さいました。
お嬢様がバシバシ撮影してくださいました記念写真の数々です。

長い時間、この子達のことについてお話をさせて頂き、まだ治療途中だったロボ君のことなどもあり、次の診察結果などを里親さまに連絡を入れながらお話を進めさせて頂く事にしました!
途中経過
みんなが少しでも良い状態で素敵な門出を迎えられたらとお世話に励んできましたが、ロボ君、モモちゃんの治療経過は思ったほど良くはなりませんでした(こちら)。とても安心して里子に出せると判断できる状態ではなく、私たちはとっても悩みました。温かい家庭の温もりの中で生活させてあげたい。だけどこれからかかる医療費は普通では出せる物ではないと予想できること。体調が悪い小さなサインを見逃してしまったら命さえ危ういこと。このまま介護状態が続く可能性が高いこと。体調が悪い小さなサインを見逃さずに治療を続ける事はできても私達には家庭の温もりを与えてあげることは出来ません。心配すぎるこの子達の体調と家庭の温もり…その狭間で里子に出すか出さないかの決断が出来ず、本当に本当に考え、悩み、苦しみました。そして私とシンさんは、ロボ君とモモちゃんは里子には出せない…という結論に一旦は達しました。私達での終生飼育を決めたのです。

でも、それでも、やはり悩んでいました。家庭の温もり・・・その幸せ・・・私達には与えてあげることの出来ない幸せがそこにあるのですから・・・。

そんな時、十数年前からの知り合いで支援者でもある友人から、この子達の事で連絡がありました。彼女が通っている動物病院もハウスの子達の主治医の先生の所です。「大変でしょう。同じ病院にも行ってあげられるし預かりできるから遠慮しないで言ってね」そんな温かい連絡でした。私は悩んでいることを話しました。私の元にある幸せと里親さんの元にある幸せの間で悩んでいて答えが出せないでいること。私の元での終生飼育で本当にロボ君とモモちゃんが幸せだろうか?でも体調のことを考えると、とても誰かに任せられるような状態ではないこと。でも何十頭もの動物を抱えている私の元では十分な時間、側には居てあげられない…。私は心の中で、でも、でも、でも・・・の繰り返しで苦しんでいました。心から想っているからこそ答えを出せずに居ました。その苦しい胸のうちを彼女に聞いてもらいました。自分の元か里親さまの元か…では答えを出せずに居た私は、彼女にロボ君とモモちゃんの終生での預かりをお願いできないかと頼んでみました。二人の状態を考え、これ以上、この子達に人間の都合で移動を繰り返し辛い思いや不安な思いをさせたくない、私たちの元を旅立つ時は生涯幸せに暮らせるところだけ。だから、もし体調が良くなっても里親探しはしないこと。それは一時預かりではなく本当に終生での預かりを意味します。その思いの全てを話しました。彼女は快く引き受けて下さいました。彼女も同じ活動をしています。だから5〜6頭の保護しているワン&ニャンがいます。その保護スペースを奪うことにもなるので、それはそれで本当に悩みました。でも彼女の元なら家庭の温もりも、主治医の先生の元での治療も続けられます。里親さまとも十分にお話をしなければならないため、結論が出て、預かりをお願いさせてもらうことになった時は終生での預かりを彼女にお願いさせてもらう事にしました。

それからも、この子達にとって、何が一番良いのか?どうしてあげる事が一番幸せか?日々の幸せ。先々の幸せ。体調のこと。医療のこと。本当に考えました。シンさんとも何度も話し合い、ロボ君とモモちゃんは終生での預かりをお願いして治療を続けていくことに決め、里親さまにはペコまるお君を迎えて幸せにして頂きたい事をお伝えすることにしました。

そして色々と答えを出すことが出来て里親さまに状態や事情をお話しました。当初は3頭一緒に迎えて頂く事になっていたけど、ロボ君とモモちゃんは里子に出せる状態ではないこと。その理由は、医療費が今後もかなりかかること。小さな体調の変化に気付いてあげなければならないこと。細かい食事のケアが必要なこと。3匹とも個別な対応が必要であること。これをひとつひとつ詳しく丁寧にお伝えし、このような負担は里親さんにかけられない。また、私たちもその辺が心配であり、里親さまにとっても無理ではないかと伝えました。

しかし里親さまは、そのことを全てご理解納得の上、里親になりたいと、食事についても、医療についても、やり遂げますと言われました。こうやって何回も何回もこの子達のことをお話してきて里親さまの決意を感じました。

私たちも、この子達の人生を里親さまに託すことを決心しました!

11月21日
いよいよ新しいお家に出発です♪
まるお君&ロボ君&モモちゃん。いよいよ里親さまのお家に出発の日を迎え動物ハウスを出発です♪
長い道のり、ペコまるお君はお車の中でお食事です。今日は特製ハンバーグだぞ(*^_^*)
ロボ君とモモちゃんは緊張中なので新しいお家に着いてからお食事です♪
里親さまのお家に到着です♪
さっそくロボ君にご準備していただいたお洋服を着させてあげました♪とっても似合っていて可愛いです〜(*^_^*)
モモちゃんは毛糸の可愛いセーターをプレゼントしてもらいました。
最初に会ったときより太ったね〜とモモちゃんを抱きしめて下さいました!
可愛いセーターがとっても似合っています(#^.^#)
ペコまるお君もピンクの可愛いお洋服を頂きました。ウサギさんの帽子つきで、すっごく似合ってました(^_^)v

帽子をかぶってハイポーズ
先住犬の銀君も歓迎してくれて、みんな仲良く遊びまわってます♪
ペコまるお君は銀君と大ハッスルです!楽しそうにお家の中を走り回っています!
可愛い首輪も付けてもらって、お食事中のロボ君です!
モモちゃんも里親さんの手からお食事をもらって、しっかり食べました♪
にぎやかに遊んでいるみんなと別れ惜しく私たちもすっかり長居(^_^;)
人も場所も環境も変わって不安になるだろうと思い、ロボ君とモモちゃんが使っていたダンボールハウスや毛布を持ってきてあげました!さっそく置いてあげると入ってました(*^_^*)

ペコまるお君はオシッコかけてて臭いので毛布は新調してもらいました(^_^;)ハハハ。さっそく新しいお家でもマーキングの嵐です(>_<)
みんな優しく迎えられて大喜びで幸せそうでした♪サークル暮らしを脱出して温かい家族の一員です!
銀君とペコまるお君は元気一杯なのでお留守番の時はお家の1階で、ロボ君とモモちゃんはゆっくり過ごせるようにお留守番のときは2階のお部屋にサークルハウスを準備していただきました!夜はみんなでお布団でオネン寝です(*^_^*)
お母さんに抱かれているロボ君とモモちゃん♪
これからは、たっくさん幸せな時間を過ごしてねっ(*^_^*)
ロボ君とモモちゃんの耳のお薬と、ロボ君用の目薬と体調を壊したとき用の飲み薬と、ペコちゃんに購入していたフィラリア予防薬(今月分)をお渡しして来ました。
里親さま、3頭を温かく家族の一員として迎えてくださいまして本当に有難うございました。手が焼ける子が一度に3匹も増えちゃって、これから大変になることと思いますが、どうかペコちゃん&ロボ君&モモちゃんを宜しくお願いいたします<m(__)m>

里親さまご一家と銀君・ペコちゃん・ロボ君・モモちゃんの幸せを心から祈っています!
今後とも末永くお付き合いさせて下さいねっ!宜しくお願いしますm(__)m

近いうちにお顔見に寄らせて下さいね〜(^_^)エヘヘッ
その後、里親さまより3匹の様子を聞きました♪やはり想像通りペコまるお君が先住犬の銀君よりも威張りつつあるようで『ペコちゃんの愛想の良さにはビックリですよ〜』と言われちゃいました(*^_^*)そしてロボ君は環境の変化で体調を崩す可能性が高いと予想していた通り、翌日に体調を壊しちゃったとの事で直ぐにお薬を開始してくださり、その翌日には良くなりました。みんなでお母さんの奪い合いをしているようです。モモちゃんも煮タマゴを作ってもらったりして色々と食べてくれているそうです♪家族の温もりを手に入れた3匹は楽しい日々を過ごしています!本当に良かったデス♪これからの人生はたっくさん愛されて幸せに過ごせますように☆彡

荒巻様よりモモちゃん用のお洋服のプレゼントを頂きました!

坂本M様よりロボ君とモモちゃんへ高栄養免疫サポートとヒルズa/d缶のご支援を頂きました!


近い内にペコちゃん&ロボ君&モモちゃんに会いに行く予定ですので、その時に是非届けさせて頂こうと思っています!お洋服もモモちゃんにとっても似合いそうで早く着させてあげたいデス!そして沢山栄養を取らせてあげたいので栄養食も早く届けてあげたいと思っています

本当に有難うございました

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