2008年5月23日〜28日
1秒が過ぎ…1分が過ぎ…1時間が経過する度に…
刻一刻と私とまぁちゃんに残された時間が短くなっている事を感じながら…
そのときが来るのを心の中で覚悟しながら…
まぁちゃんが少しでも楽しく幸せに暮らせるように!過ごせるように!と努力した
私とまぁの最期の5日間です。
心無い人に捕獲されたまぁちゃん…
我が子を置いて逃げる道を選ばなかったまぁちゃん…
殺処分される所だったこの子が懸命にその人生を私の元で生き抜いた。
素敵なお母さん猫『まぁ』と言う子が居た証を残そうと
涙に濡れながら私はシャッターを切り続けました。
どうか温かい気持ちで私とまぁちゃんの最期の時間を見てやって下さい!
まぁちゃんを応援してくださった皆さま、本当に有難うございました<m(__)m>
まぁちゃんが大好きな全身マッサージ! 頭から背中、腸、アンヨ、足の裏(肉球)まで全身をくまなくマッサージです。 体力の低下と共にゴロゴロ〜の声も聞けなくなっていきました。 でも頭をグリ〜っとナスナスしてきて撫でて〜と甘えてくるまぁちゃんでした。 |
||
少し曇りではあるけれど楽しみにしているベランダたいむ! まぁちゃんも気持ち良さそうに緑を感じ、風を感じています! |
||
娘のネネちゃんも相変わらずに甲斐甲斐しくマァお母さんのお世話に来ます | ||
まず最初にしばらくベッドでくつろいだ後は決まってベッドを出てヨチヨチと歩き・・・ ベランダの奥へと進んで行くまぁちゃんです。 |
||
こちらの写真は娘のネネちゃんと小雪ちゃん。 ゴローンのレオ君です! |
||
まぁちゃんはベランダの奥で溝の穴を覗き込んでます。 いつもココが気になるようで穴を覗き込むのも まぁちゃんの日課となっています! |
||
思い思いの場所で過ごしています! チェアに木登り君! 隅っこに小雪ちゃん! |
||
まぁちゃんもベランダの奥で 寛いでいます |
||
私はベランダでまぁちゃんの様子を見ながらマッサージに励みます! 本当にマッサージが大好きなまぁちゃんなのです |
||
ちょこちょこっと『まぁ〜ちゃん』と覗きに来るシンさんが撮ってくれてた写真です! | ||
ベランダ日向ぼっこタイムを満喫したら、まぁちゃんはお部屋に戻る前に必ず もう一度ヨチヨチと歩いて行きベッドでしばらく過ごします! |
||
気持ち良さそうに寝ているでしょう そんなまぁちゃんを 私はずーっと眺めています |
||
みんなも好き好きな場所でグースカ眠ってます | ||
ベランダたいむに満足すると フラフラながらも自分でヨチヨチ…チコチコ…と自分のお部屋に 歩いて戻るまぁちゃん。 |
||
娘のネネちゃんも息子のキジ君も一緒にお部屋に戻って マァお母さんのサークルハウスを見つめながらネンネしています。 |
||
まぁちゃんはお水を飲みたそうに いつもお水のところでジッとします。 その度にスポイドでお水を入れてあげますが 自分で飲みたいようです…。 |
||
みんなもまぁちゃんを心配しているのが分かります・・・。 それぞれが、それぞれの場所から まぁちゃんを見守っています。 |
||
スポイドで吐かない程度に数滴ほどの栄養補給をします。 ほんの少しは飲んでくれるけど、その後は吐きそうな感じを見せます。 拒み出したら止めて、また少し飲ませて…の繰り返しです。 いつもお水の前にいるまぁちゃん。 少しでもまぁちゃんの喉を潤してあげようと努力していますが 段々と水分も受け付けなくなっているようです。 飲みたいと思うまぁちゃんの気持ちとは裏腹に吐き気が襲ってくるようです・・・。 |
||
夜はみんなとの時間を大切にしているまぁちゃんなので 様子を見ながらお部屋での自由時間を過ごさせてあげます。 ダダダダダ…と激しく遊ぶ子もいるので目は放せません。 まぁちゃんが踏みつけられたら大変です! 猫社会に任せながらも何かあったら守ってあげられるように 私はそっと見守っています。 |
||
みんなと過ごす時間の後には親子水入らずの時間をまぁちゃんも娘のネネちゃんも望んでいます。 だからこうして親子で過ごしています ネネちゃんはまぁちゃんにベッタリで痩せっぽっちのまぁちゃんに寄りかかって寝ちゃうので 地道に「まぁちゃんに乗ったらダメよ」を教えてたら横で見守る事を覚えてくれたネネちゃんです良かったです! |
||
皆さまに頂いた猫ちゃん用のレトルトパウチ 大事に使わせて頂いています |
||
食事を取る事は出来ないでいるけど時間になったら今まで通りにご飯を待つまぁちゃん! ご飯の前のマッサージも楽しみに待ってます! ご飯をあげると気分が良いときはクンクンするけど口には出来ないでいます…。 |
||
でも少し舐めたのかな?とご飯を見て思うことも | ||
楽しみにしているベランダタイムも 天候が雨では台無し…。 残された時間を考えては 晴れろ〜晴れろ〜と念じてました! |
||
お外は雨…お部屋での時間を過ごさせてあげようとサークルを解放すると・・・ みんながまぁちゃんの所に押し寄せちゃいます。 そんなみんなの間をぬってまぁちゃんはサークルを脱出してお部屋へ! みんなもまぁちゃんに着いて出てきます!みんなそれぞれにまぁを心配し想っているのです。 |
||
いつものように水飲み場に直行するまぁちゃん。 | ||
しばらく水飲み場の前でじーっと過ごすけど やはり口に出来ません。 |
||
お部屋タイムを満喫し終えたら ヨチヨチと自分のお部屋に戻ります! まぁちゃんがこうして戻るまでは 私は見守り続けます。 |
||
少しの段差も登れずにいたまぁちゃん。 高い所に登る事が出来ないまぁちゃんは、その事がとても辛そうに過ごしてました。 それが、私が少し目を離した隙に猫ちゃん用ベッドの上に上がっているではないですか本当に驚きました! 高い所と言えるほどの高さではありませんが、まぁちゃんが少しでも高いところへ自力で行けたのは超久しぶりデス 登れて幸せそうにしているので、しばらくは見守ってあげました! |
||
でも自力で降りて骨折でもしたら大変なので 様子を見ながら抱っこでお部屋に戻してあげました。 登れた事が信じられないくらい本当にフラフラなまぁちゃんなのです。 |
||
まぁちゃんの様子を見守ってきて、ご飯を口にする事はないと分かっていても ご飯を待つまぁとご飯を作る私です(^_^;) ご支援で頂きましたチーズポークや猫ちゃん用のデビフのレトルト! これならどうだ!な〜んて思いながら色々とまぁちゃんに出しています! |
||
雨上がりのベランダタイム! 水溜りになっている部分や濡れている所にはオシッコシートを敷いてベランダタイムを決行しました! |
||
まぁちゃんより一足先にベランダに出て わいわい!喜んでいる老猫チャン組みです! 晴れてきてよかったね! |
||
さぁ準備も完了! ベランダたいむが出来ますよ〜と まぁちゃんのお誘いに行きます 待ってたよ〜と立ち上がって抱っこ抱っこのまぁちゃん! |
||
抱っこしてベランダへ 喜んで「お母さん」とネネちゃんが やってきます! まぁちゃんを抱っこしてるので 私と来たら「お父さん座り」でゴメンなさい |
||
気も早くまぁちゃんを迎えに行ってしまった私のようです! 気が付けばハワイアンタオルの設置もまだだったようでテーブルの上にタオル類が! 木登り君がベッドにしてしまってました〜(^^ゞ |
||
まぁちゃんはまぁちゃん用の猫ベッドに私の膝の上を下りてヨチヨチと移動です! 娘のネネちゃんもそれを見守っています |
||
それから雨水が少し溜まっていたらしいパラソル設置用のタンクへ行って雨水をクンクン! お水が欲しいと体が言っているのでしょう。 野良時代以来の久しぶりの雨水の匂いを嗅いでいます。 飲むなら飲んでもいいよ〜って見守っていましたが、やはり口には出来ないでいました…。 |
||
猫ベッドを娘のネネちゃんに譲って ベッドの横でお寛ぎのまぁちゃん 本当に子供思いのお母さん猫です |
||
しばらくしたら、いつものようにベランダ奥へとヨチヨチ…ヨチヨチ…。 | ||
ありゃりゃ 溝の中でダウン? いやいや少しあった砂?土?が 雨で湿っている所に べターンと寛いじゃいました。 |
||
久しぶりの土や雨の感じを楽しんでいるのかな?と 少しそのままにしてあげてましたが風邪でも引かせちゃ大変なので 抱っこでお部屋に戻りました! マッサージをしてあげてスポイドで少し水分を取らせてあげました! |
||
ネネちゃんはまだグーグー寝てます! 横はまぁお母さんではなくレオ君に入れ替わっているのですが 気付いてないらしい(笑) |
||
まぁちゃんは時間と共に体力が落ちています。 それでもマッサージを楽しみにしてくれていて マッサージタイムを本当に喜んでくれます。 私との時間も、皆との時間も、本当に大切にしているまぁちゃん。 まぁは色んな事を理解していて分かっていました。 だからこそまぁが時間を大切に過ごしている事が手に取るように分かりました。 まぁは最期のときを懸命に生きていました! |
||
動けなくなっていくまぁちゃん。 ベランダたいむも過ごせなくなってきました。 高い所に登れない事をとても辛そうにしていたまぁちゃん。 私は抱っこして立ち上がり少しでも高いところで 窓辺から緑を感じさせてあげながら、まぁと一緒に過ごしてきました。 |
||
まぁの気持ちとは裏腹に動く事もキツくなり、水分すら取ろうとすると吐き気が襲うようになりました。 | ||
お水を飲もうとする気持ちだけで吐き気が襲ってくるまぁ。 それでもお水だけでも飲まなきゃ命尽きると言う事が分かっているように水を飲もうと必死で居ました。 私は少しの水分を取るのがやっとのまぁちゃんにご支援いただきましたブドウ糖を飲ませてあげてました。 大好きなマッサージも毎日の日課です! |
||
少しずつ本当に1滴ずつだけどスポイドでブドウ糖を補給して 少しの時間になったけど お部屋での時間を大好きなみんなと過ごしていたまぁちゃん。 |
||
疲れたらまぁちゃん用のお部屋に戻してあげて、ゆっくり休憩です! | ||
お部屋で自由に過ごす1回の時間が短くなった分 日に何回も小まめに回数を増やしていく事で 皆と過ごすその時間を変わらぬようにしてあげました。 必ず一番に水飲み場に行って水を眺めるまぁちゃん。 飲まなきゃ…飲まなきゃ…と思って頑張ってたまぁちゃんです。 |
||
自分では飲めなくなったお水・・・。 私はスポイドで吐き気が出ないように少しずつ喉を潤してあげました。 |
||
みんなまぁちゃんを心配しています。 木登り君・レオ君・息子のキジ君も見守っています。 まぁちゃんは私の腕にアゴ乗せして気持ち良さそうに寝ています |
||
まぁちゃんも皆と過ごす時間をすごく大事にしていたので その時間を見守り続けました。 時間と共に 皆の所へも水飲み場までも 何回も休憩しなければ辿り着けなくなったまぁちゃんだけど 本当に良く頑張っていました! ヨチヨチと本当にゆっくりだけど皆にご挨拶にいくまぁちゃん。 みんなも急いでまぁちゃんに駆け寄りご挨拶します! |
||
休憩しているまぁちゃんにそっと手を貸してあげながら まぁちゃんが望むでいる時間を過ごさせてあげられるように そっとそっと付き添ってきました。 |
||
夜も夜中になり早朝に近付くと、みんなそれぞれの場所で眠っています! | ||
まぁちゃんは体がキツくて簡単には眠れません・・・。 私にしてあげられるのは、ずっと付き添って、枕をしてあげたり、体を支えるタオルを設置してあげたり 様子を見ながら、その時々に対応してあげることだけ…。 |
||
何度もお水を飲もうと 立ち上がり水を見つめます…。 そして水入れに顎を乗せて長い時間を 過ごすまぁちゃん。 |
||
娘のネネちゃんは心配しては起きてきて まぁお母さんのサークルの周りを離れません。 すると皆も心配して次々にやってきます・・・。 |
||
こっそり娘のネネちゃんだけ入室です。 皆にバレ無い様にこっそり上を開けてあげたらネネちゃんはサッとまぁのところへ急ぎます。 こうして娘との時間も変わらずに過ごしているまぁちゃん |
||
水入れにアゴ乗せしちゃうまぁちゃんに 水入れ位の高さでタオルを設置してあげてみました! 頭が高くないとキツイようなので 枕をしたり柔か段差を作ってあげたり工夫をしています! 今回のタオルタワーはどうかな?と思ってましたが ちゃんと立っちしてお手々を乗せてタオルタワーで寛いでくれましたヽ(^。^)ノ |
||
24時間体勢でまぁちゃんに付き添っていますので 夜はご支援で頂いているタオルなどを敷いて私の寝床も作ってます! |
||
まぁちゃんがこっそり出てきてミニキャットタワーの上に上がりたいと言いました! だからバスタオルを敷いてあげて過ごさせてあげました! |
||
残された時間が本当に僅かになり 1日のほとんどを自由にさせてあげてました。 まぁが一人で居たい時には、しっかりサークルで一人にしてあげて それ以外の時間は 思い存分みんなとの時間を過ごしなさい そんな気持ちで見守り続けました! すると旧ハウスから持ってきた まぁちゃんの隠れ家ハウスに潜り込んで 寝てたりしてましたヨ〜 |
||
こうして前日まで好きな場所で 残りの時間を過ごしていたまぁちゃんです! |
||
前日の夜になり立ち上がることもやっとになってしまいました・・・。 シンさんもまぁちゃんに声を掛けにお部屋にちょこちょこやって来ます! まぁちゃんを始め、老猫組みの大半が私がシンさんと出会う前から居た子達です。 シンさんにすると始めて深く関わった猫ちゃん達なのです。 |
||
様子を見ながら寝返りを打たせてあげたり そっとそっと付き添いました。 こんな状況でも私達が声を掛けると ニャァ〜ンとお返事をするまぁちゃんでした。 |
||
こんな状態でも 晩ご飯をちゃんと待っていたまぁちゃん。 ずっと食事に口を付けることは出来ないで居るのに ちゃんと自分のご飯が準備されるのを最期まで待っていました! |
||
自分にもご飯が置かれると安心するまぁちゃん! マッサージタイムも最期まで喜んで受けていました |
||
まぁちゃんがいつどうなるか分からない状況の中なので 一切寝ている訳ではないのですが、タオルの寝床では体が痛くなり ご支援で頂いてました夏布団を自分用に設置させて頂いてました<m(__)m> |
||
まぁちゃんは少し寝ては起きてキツそうにしてます。 そんな時はラクになるようにマッサージをしてあげると 気が紛れるようで、又少し眠れていました。 寝ているときはずっと呼吸をしているか見続けてました。 それほど呼吸が浅くなっていました。 まぁちゃんの側で堪えても堪えても出てきちゃう涙を拭いながら 私は「今ココに懸命に生きているまぁちゃん」の この子の証を残そうと…泣きながらシャッターを切っていました。 |
||
レオ君は私のお布団でアクビをしながらクークー寝てます(^^ゞ | ||
まぁの子供のキジ君とネネちゃんも 直ぐ近くで見守ってます。 |
||
私のタオル枕で寝ちゃっているチビ太君! | ||
みんな(特にネネちゃんとキジ君)はまぁのところに行こうと サークルに侵入してばかりいます。 |
||
何日も寝ずの介護が続いていたせいか少し(数十分)居眠りしていた私を 様子を見に来たシンさんがパチリ(^_^;) まぁと二人で寝ている写真が残って私としては嬉しい限りの一枚となりました |
||
まぁに残された時間が少なくなって 作れる限りの時間を作りまぁと過ごしてきました。 ハウスのお掃除を1日サボれば大変なことになるけれど 死ぬわけじゃありませんから何日もサボりました(^^ゞ ワン達のお散歩も半分で我慢してもらったり まぁちゃんの状況が良くないときは3分の1で戻ったり(^^ゞ シンさんも私が思い存分にまぁと過ごせるように 最後の数日はワン達のお世話を一人でやり遂げてくれたり・・・。 私は許される時間の全てをまぁが快適に過ごせるように まぁの側に居続けました! |
||
みんなもまぁちゃんを見守り続けています! | ||
みんなサークルの側に 居続けているのです。 |
||
何度も体勢を変えてあげながら 付き添い続けました。 |
||
夜、夜中、明け方…と日中 気温差が激しいので、様子を見ながら 寒いときは毛布をかけて温めてあげ 温かくなったら毛布を外してあげ 私に出来る事を精一杯してました。 旅立つ当日の朝9時のまぁちゃんです。 娘のネネちゃんも声を掛けています。 |
||
いよいよ私達に残された時間は本当に極僅かしかないと・・・私は胸が張り裂けそうでした。 片時もまぁの側を離れられない。 みんなの事をシンさんに任せて私はトイレにも行かずにまぁの側に居続けました。 最期のときは12時間以上まぁと1秒も離れないでいました。 12時間前にまぁの側を離れたときも僅か数分。 私は全ての時間を最期のときを迎えようとしているまぁと過ごしました。 私は色んな事を振り返りながら涙が止まらない時間でした。 納得がいく幸せを与えてあげられない私には、あまりにも辛い現実です・・・。 もしも片手で数えられる匹数ならば、最高の幸せを与えてあげられる。 でも私は小学生の時から片手で数えられる匹数だった事などないのです。 いつもみんな沢山の中の1匹です。 どんなに愛情があっても一人一人に関わってあげられる時間は少ないのです・・・。 どれだけ頑張って養ってきても、お世話をしてきても 私に残るのは後悔ばかりです。 ただ…大勢で暮らす幸せもある。 ココにはココでの幸せがある。 ココにしかない幸せもきっとある。 普通の家庭の温もりの中での生活を与えてあげる事は出来なかったけれど 『大谷まぁ』として立派に旅立たせてあげたい。 そう思って過ごしてきた私とまぁの5日間の時間でした。 |
まぁちゃん天国へと旅立ちました |