2008年6月12日
老犬小鉄君 動物病院へ
〜手術しました〜
詳しくはこちら→老犬小鉄君のご報告をご覧下さい!
小鉄君はその後も発作を繰り返しており、日に10回以上の発作が起きています。発作が起きなければ元気に散歩も行けるのですが…発作時はとても苦しむし、心臓にも大きな負担がかかっています。 | ||
発作時はガクガクガク・・・ガタガタガタ・・・と苦しみ、発作後はこうして疲れ果ててしまいます・・・。ワンちゃんの4割が癲癇を持っているというほど癲癇は珍しい物ではありませんし、このような活動をしているので沢山の子達と関わる為、これまでも何度も経験してきましたが、見ているのは本当に辛いです・・・。 | ||
発作の状態など先生と状況を話し合いながら6月12日、癲癇の治療と耳の付け根に出来ている浮腫を切除する手術を行なう事になりましたので、動物病院へ出発しました。 | ||
発作は車中でも起きました。 | ||
最初は大好きなお出かけを喜んでいたのに…発作が起きてしまい、かなりイジケモードになりました。 | ||
病院について癲癇と耳の付け根の浮腫を診察していただきました。診察台でも軽い発作が少しあり、耳の付け根の浮腫部分は細胞の切除手術ではなく、浮腫を切開して中身を取り出し、細胞を電気コテで焼くと言った短時間で終わる手術を選びました。 その場合、完全に切除する形ではないので、再発の可能性は高いと説明を受けたのですが、悪性のものではなく良性のものだという事で、再発しても大きな問題はないだろうと言う事だったので、シンさんと話し合い、今の状態(高齢であることと発作が重なっている)ため負担が大きくなる手術は避けリスクが小さくて済む短時間の手術を選択しました。 |
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無事に手術が終わり、かなりパンパンに大きくなっていた浮腫もペッチャンコになりました。 | ||
発作が起きているので、今日は発作が起きないようにお注射をして連れて帰ることに。 | ||
しかし帰りの車中でも発作が起きてしまい小鉄君はすごく苦しみました・・・。 顔は引きつってしまっています・・・。 |
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発作が治まったかと思うと…15分おきくらいに何度も発作が起き続けました・・・。 | ||
立て続けに起きる発作に 疲れ切ってしまっている小鉄君・・・。 |
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何十回と起きる発作…苦しんでいる小鉄君に私達は何もしてあげられません。ただただ薬が効いてくれる事を祈るばかりです。 先生にも状況はかなり悪いと言われました。 おトイレに出してあげても、発作がおきて疲れ果て倒れてしまいます・・・。 |
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発作が治まって小鉄君が落ち着いたら抱っこしてお部屋に戻ります。 | ||
何度も何度も容赦なく襲ってくる発作と必死に戦っている小鉄君・・・。小鉄君が不安にならないように酷い発作が起きても絶対に焦らずに見守ってあげる事だけ。老犬お兄ちゃんに続き小鉄君までが発作を繰り返し、あまりにも辛い時間が流れています。でも、お兄ちゃんも小鉄君も頑張って戦っています!私が嘆いてはいけません。しっかりお世話をしてあげる事!精一杯、力になってあげること!お薬が効いてくれる事を願って最善を尽くしてあげること!そう思って頑張っています。 | ||
小鉄君の様子が少し落ち着いても、再び襲ってくるかもしれない発作に内心は怯えながら、必死にお世話にあたっています。 自宅では姉達が同じように老犬お兄ちゃんの介護をしています・・・。 |
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発作が落ち着くと、立ち上がれなくても、はって自分で猫ちゃんの方へ行って猫ちゃん達にご挨拶したりしてる小鉄君です。 | ||
お薬は3種類 現時点では 1日10錠という 量を投与しています。 |
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手術後の消毒も キッチリ行なっています! |
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皮膚清浄綿(ナップクリン)のご支援ありがとうございました<m(__)m> もう直ぐ無くなる所でしたので補充が出来まして大変助かりました! テッシュペーパーも皆様にご支援いただけて本当に助かっております<m(__)m> |
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落ち着いていても また発作が起きると のた打ち回った後、倒れこんでしまう… の繰り返しです。 |
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酷い発作の後は、発作が治まっても息が上がっていて、目も普通ではありません。意識は朦朧としているような状態です。 | ||
そんな中でも少しずつ自分を取り戻していくと、必死に私達を見つめてきます。「大丈夫だよ小鉄」と側にいて優しく声をかけて不安を取り除いてあげることしか出来ず…本当に辛いです。 一日中繰り返し起きる発作に、もうこのままダメなのか?と自分自身の不安を払いのけ、薬が効きますように!薬が効きますように!と祈り続けています。 |
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いつ発作が起きるかなんて分かりませんが、様子を見て落ち着いている間に気晴らしにお散歩に連れ出してあげています。今は数分のお散歩(と言うより、お外の空気を吸いに行くといった感じです)に連れて行っています。おトイレをして戻る程度です。 | ||
食事中にも発作が起きるので先生にお粥を作ってあげるように言われたので、ご飯はレバー、お魚、人参を発作が起きても喉に詰まらせないように小さく切って、かつお節と卵でお粥にしています。 | ||
食事前、食事と一緒に…と1日10錠のお薬を現在は1日5回に分けて飲ませています。 | ||
少しずつ薬の効果が出ており発作も軽い物になってきていて時間も短くなってきています!治せる病気ではないので、いかに症状を抑えていくかしか出来ないけど、薬の効果が現れてきています! みんなと今まで通りご飯を食べたいと言える元気が出てきてお外でお食事中の小鉄君です。落ち着いている時は小鉄君本人が望む生活をさせてあげたいと思っています! |
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しかし、とにかく口の痙攣が酷くて、上手にご飯を救えず、発作が起き掛けましたので急いで小鉄君用の段ボールテーブルを作ってあげました。 | ||
でも上手に口を動かせなくなっていて結局は手で食べさせてあげました。発作を繰り返しているので食欲も落ちていて、この頃は半分程度しか食べれませんが、その分、小分けにお食事を取らせています。 | ||
首輪を軽くて柔らかい素材の物に変えてあげました! 皆様のご支援に本当に助けられております<m(__)m> |
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しかし日に10回以上も起きる発作…首輪を新調している最中にも発作が起きてしまいます。お隣のサム君も、すごく心配しています。 | ||
発作は一時期よりは本当にずっと軽くなっています。発作が治まっても倒れこんでいた小鉄君でしたが、落ち着くとニョキーンと起き上がります。 | ||
その後もご飯をいつも通りに皆と食べたがるので段ボールテーブルに支えの壁を作ってあげました。 舐めるようにしかご飯をすくえない(パクッと食べれずペロペロ舐めるようにすくって食べている)状態なのでペロペロ舐めてもテーブルから器が落ちたり移動したりしないようにしてあげました。 食欲も出てきて手作りをペロリと平らげカリカリまで食べています! 手で食べさせてあげようと思っても、小鉄君自身が、まだまだ自分で食べたいようなんです。だからそう出来るように色々工夫してます! |
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小鉄君は特別メニューです。お野菜・お肉・お魚、何でもみじん切りの卵お粥です! | ||
お薬のたびに少しずつ 食べさせてあげています! でも中々薬を食べてくれないので 1日10錠も飲ませるのは一苦労です。 |
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今はお薬の効果で、かなり発作が治まっています。 発作自体は日に何度も起きているのですが数十秒で終わるような所まで来ました! しかし酷い発作を起こした時に大事な歯が折れてしまいました・・・。 発作時は毎回、上顎と下顎が痙攣して凄い音でガチガチガチとなるんで、その時か、 のた打ち回って床にぶつけたのか? 発作が終わったら歯が落ちていました。 今はとにかく最善を尽くして 小鉄君が望むような老後を過ごさせてあげたいと思って頑張っています。 |
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出来るだけお粥生活にしないといけないのですが… 小鉄君はカリカリも今までのように普通に食べたがります。 なのでご支援で頂いております デビフの「おさんぽくん」シリーズや 超小型犬用の「超小粒半生タイプ」をあげています。 デビフの「おさんぽくん」!超小粒の半生タイプ! のご支援をどうか宜しくお願い致します<m(__)m> |
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一生懸命にご飯を自分で食べています。 舐めるようにしか食べれなくなって 食べ終わるまで、これまでの何倍も時間がかかっています。 それでも「ボクまだ自分で食べれるよ」って頑張ってます! |
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耳の消毒も欠かせません。 消毒液、コットン、皮膚清浄綿を準備して消毒開始です! |
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切開した部分から液が垂れてくるので、皮膚清浄綿でキレイに拭いてあげて消毒液で消毒をしています。 でも痛いらしくって(>_<)噛み付いてきます(^_^;) 興奮して発作を起こしたりしないように慎重に耳の消毒タイムをしています。 正直ヒヤヒヤです・・・。 でも、化膿しないようにしてあげないと大変なので、 消毒が終わったら「ご褒美タイム」に大好きなチーズをあげたり、あの手この手でお世話しています! 薬の効果が出てきて少しホッとした所ではありますが、薬のリスクが大きい事も事実です。 胃薬ひとつだって害はないのか?と言うとある訳ですから どのタイミングで薬の量を減らすか?など私達が考えなければならない課題はまだまだ沢山あります。 人間同様に癲癇のお薬は一生続けられる薬ではあるけど 必要以上に飲ませる必要はないし、飲ませなくて済むなら飲ませない方がいいのです。 薬の作用・副作用、服用に当たってのメリット・デメリット… 本当に沢山のことを考え、選択していかなければなりません。 一人一人の性格や生活スタイル、 その子、その子に取って何が一番良いのかを常に考え、それぞれにあったケアやお世話をしています。 いつだって…たくさん考え、たくさん悩みます。答えが直ぐに見つかるわけではありません。 治療ひとつひとつにも、使用する薬にも、選択肢があります。 飼主は常にその子の代弁者です。 みんな自分で、どこが痛くて、こんな風に苦しい…と言えません。 その子に代わって先生に症状や辛さを伝えてあげられるのは私達飼主だけなのです。 先生と十分に話し合い、納得がいく最善の治療を受けています。 みんな頑張っていますので どうかハウスの子達をいつまでも温かく見守ってあげて下さい!宜しくお願い致します<m(__)m> |