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早朝のお世話後、午前中は私もシンさんも仕事をしてお昼のお世話完了後に
北九州へ向かう事になっていました。
私の方が仕事が長引いてハウス到着は遅刻(>_<)
ハウスに戻ってきた時にはシンさんが皆のお世話に奮闘していました。
自由タイムを楽しんでいるハウスっ子達が
「おかえり〜」と大歓迎で私を迎えてくれるのは嬉しいのですが
大事なゲートが壊れるぅ〜
ゲートにガンガン飛びついてくるハウスっ子たちでした(^_^;)
大慌てでシンさんは皆をハウスさせました。 |
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エリアっ子達にあげる犬缶・お水・オヤツを積んで
ふくちゃん保護用のバリケンを積み込みました!
ひるねこちゃん号の壊してしまった後ろのドアの修理はまだしていないので
ガッチリ針金で助手席ヘッドレスに繋いでいます(^_^;)
準備完了、予定より少し遅くなりましたが午後1時過ぎに出発しました。
夕方のお世話には戻って来れないので
本日は村中に騒音が鳴り響くでしょう
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ご支援いただいていますマック券でポテトやドリンクを御馳走になりました
体調が不完全な私は「寝てていいよ」のお声に甘えて運転はシンさんに任せてマックを御馳走になった後
本当に寝ちゃいました |
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目が覚めたら、もう北九州で
しかもシンさんがふくちゃんを車に乗せようと
頑張っている所でした |
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でも警戒しては少し離れるふくちゃん・・・。
でもでも食べ物には非常に弱く、またまた直ぐに近寄ってくるふくちゃん。 |
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出産して子育て中じゃないか確認すると
出産の感じは見受けられませんでしたが腫瘍のような物があり
触ると痛がりますが「しこり」の様に硬くはなくプヨプヨの状態です。
痛がるため抱き上げての保護は無理だと言う事が判明。
リードを掛けても胸やお腹付近に手を回すことは難しいため
保護も極めて難しい状態でした。 |
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リードを掛け無理やりバリケンに押し込むほかないと判断し
慎重にリードを掛けました。
しかしバリケンに押し込もうとすると、ふくちゃんは大パニックを起こしました。
そして、格闘の末にふくちゃんは硬直して倒れてしまいました。
極度のショック状態です。
死んでしまうのでは?と本当に驚きました。
主治医の先生に症状を話すと癲癇持ちで発作が起きたのだろうと言う事でした。
写真は倒れたふくちゃんが十分に落着くのを待っている所です。 |
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それからショック死させないようにあの手この手で必死にバリケンにふくちゃんを入れました。 |
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ゆっくりバリケンを抱え車に積み込みました。 |
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緊張から息が上がってゼェゼェしてるふくちゃん。
捕まえたら一切、顔も見せてくれません…。 |
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しばらくしたら随分落着いてお水も飲んでくれ、車を動かしてもお利口にしてくれていました。
現地を一走りしてご飯をあげれる子にはご飯をあげて、現地の状態を把握したら
ふくちゃんを診て頂くため福岡に向かう予定でした。 |
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ナツちゃんとココちゃんです。
直ぐに会えたのですが、私達はほとんど面識が無いため
警戒して全然近寄ってきてくれません。
ご飯あげるからおいで〜と呼んでいたら
えっ(@_@)
チビ達がチョロチョロっと出てきました。
2月の日記でお伝えしてました子達です!
ナツちゃんが生んで、その後、姿が確認できないと聞いていました子供たちです。
4匹生まれて1匹は直ぐに亡くなった(凍死)と聞いていたのですが、数えると4匹居ます。
5匹生まれたのかな?
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しかし子供たちも全く近寄ってきません。
現地会社の撤退後に生まれた子達なので
以前の子達のように人間に可愛がられていないのです。
でも現地の会社撤退後も
前の子供達を保護してくださった方が1〜2週間に一度、現地へ行かれておりますし
隣の会社の方も気に掛けてナツちゃん達に少しと思うけどご飯をあげておられますので
順調に育っては来たのだと思います。
ただ生まれて2週間後くらいから全く姿を確認できないとの事で
場所を変えたのか、育ちきれなかったのか分からずにいました子達でした。
と言う事なので、この子達はほとんど人を知らずに育っています。 |
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ココちゃんもナツちゃんも
全然、近寄ってきてくれないまま
オヤツを投げてあげています。 |
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ようやく犬缶を置いて少し離れてあげるとナツちゃんが食べに来ました。 |
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親犬を引きつけている間に
子供たちの様子を見にミルクを持って
まずは保護が可能か確認に行きました。 |
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お母さん犬のナツちゃんは犬缶を食べて
子供たちはミルクを飲んでいましたが
ナツちゃんが異変に気付き子供たちを守りに来ました・・・。
このまま放置して帰れば、現地の状態は悪化するばかり…
とても子供たちを抱えられる状態ではないのですが、考えた末、保護をすることにしました。 |
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かなり甘えっ子の子が居ます。
4匹の中で一番チビな子です。
たぶんこの子が一番捕まえにくいので最初に捕まえなくては
取り逃がしてしまう結果になります。
お母さんのナツちゃんが危険を促がしたので子供たちは隠れてしまっています。 |
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その間に子供たち用のミルクを飲んでいるナツちゃん。 |
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なんとか手懐けていますが
なかなか全員の確保が上手くいきません。 |
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捕まえようとすると逃げて隠れられ、また出てくるのを待つ繰り返しです。
とにかく1番最初に保護しなければならない子が出てくるのを待ち
やっと出てきた瞬間に一度捕まえたのですが
驚くほどの雄叫びに大暴れ。
その声に親犬達は警戒して威嚇し始めるし
他の子供達も警戒して、またまた逃げ込んでしまいました…。
今度は覗いても見えない奥深くに隠れています。
これでは残りの3頭を捕まえる事ができません。
チビを最初に捕まえたら残りの3匹は簡単に保護可能だと思っていましたが
人を知らずに育った子…そう甘くはありませんでした。
何もしないよ♪と捕まえたチビを一度放して
4匹全員を保護して帰れるように再度作戦を練り直しました。 |
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警戒して隠れた場所から私達に向かって吠えています。
チビッコの癖に私達に威嚇吠えを一生懸命にしているチビ軍団です。 |
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バリケンやケージ類が何もない中で4匹全員を確保するのは
人に十分慣れていないので子供と言えども無理。
ホームセンターに1台ケージを買いに行く事にしましたが
ふくちゃん用に後で購入しなければならない物がある事を考えると
予算不足で購入できず…。
そこでダンボールを譲ってもらう事にしましたが、処分の為、ほとんど分解されてしまっているダンボールばかりでした。
ホームセンターの倉庫でダンボールを漁り続け
やっと飛び越えるのも不可能な良いサイズで分解前のダンボールをシンさんが発見!
そのダンボールを貰って現地へと戻りました! |
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再び現地に到着!
ミルクやオヤツを持って再度保護を試みます。 |
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警戒しながらもササミジャーキーを
食べてるナツちゃん。 |
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子供も「まま〜まま〜」と出てき始めました。 |
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親子でミルクを飲んでいます。
引き離すのは本当にツライですよね…。
はやくこのような状態に終止符を打てるように頑張るしかない!そう思います。 |
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大雄叫びの一番のチビを捕まえました! |
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しかしやはり…残りの3匹はその声に逃げてしまいました。
時間を掛けてオヤツやミルクで釣り続け… |
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やっとのこさ4匹全員を捕まえる事が出来ました。
4匹とも触っただけで大雄叫びです。
抱き上げたら放すまで悲鳴が止みません。
人間に触られた事は一度もないのですね…。 |
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ナツちゃんも警戒してしまいました。
オヤツにもミルクにも犬缶にも見向きもしません。 |
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ココちゃんはずーっと、投げてあげた物は食べるけど
近寄ってくる気配なしです。
一度は預かり先が見つかって年末に保護する予定で
首輪まで会社の方にお願いして付けて貰ったのに、預かり先が駄目になってから
行き詰っている状態です。
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子供たちの重みで底が抜けそうなダンボール・・・。
もし底が抜けてしまって逃げられたら、もう捕まえる事が出来ないので慎重に慎重に車まで運びました。 |
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子供たちの悲鳴と、ナツちゃん達の威嚇吠えにお父さんが登場! |
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遠くから何が起きたのか観察しているようです。
「お父さん!ご飯よ〜♪」と呼ぶけど来る気配はいっこうになく…
警戒心を和らげるために座り込んで、オヤツを投げながら心のケア。 |
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皆の好物のササミジャーキーをあげていたら
後方からビビリちゃん登場!
撤退した会社の方たちもビビリちゃんだけは手から食べ物を貰う事もなく
捕まえるのは不可能だと言ってた子で、その後、全く姿を消してしまっていた子です。
生きていて良かったです! |
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投げてあげると一心不乱に食べています。
撤退したここの会社の方すら、何年面倒を見ても近寄って来る事はないと言っていたビビリちゃん。
何とかしてあげたいものです。 |
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お父さんは遠くから
ひたすらこちらの様子を伺っています…。
でも頻繁に捕獲が入っている時の
様子ではありません。
非常に落着いています。
しばらく捕獲で追われていない時の
お父さんの様子です。 |
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ビビリちゃんが食べている様子にココちゃんもナツちゃんも食べに来ました! |
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すると我慢できなくなったお父さんもやって来ました!
予定外に現地に長時間滞在となって、もう本当に時間が無いところでしたので
こうして少し近くにくるまで居る事が出来て良かったです。 |
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とは言っても
まだ門の向こうとこちら…と言った状況です。 |
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ビビリちゃんだけがこちら側に居る状況です。
少しずつ人間側に食べ物を置く事で、ビビリちゃんも前進してきています。
手作りを作ってきてあげる時間は無いので手羽先缶を持ってきてあげてたので
スプーンから受け取る訓練です。 |
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手羽先缶の匂いに門の向こう側もそわそわ!
スプーンを差し出すとスプーンから食べているナツちゃん。 |
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お父さんもスプーンからガツガツ食べています! |
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器に注いであげて門の外に誘導!
少しずつ側に来ています! |
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ビビリちゃんもスプーンから受け取ってくれました(*^_^*)
遠目でチラッと見たことしかなかったビビリちゃんですが
可愛らしいお顔してますよね♪ |
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ココちゃん!お父さん!ナツちゃん!みんな直ぐ近くまで来てくれました!
でも触れる事は出来ないし、少し動けばダダダダダ・・・と逃げ出し、とても捕まえる事は出来ないな・・・と言う4匹です。
ナツちゃんとココちゃんは二人がなついている方に協力してもらえば捕まえる事が出来る子達です。
でもビビリちゃんとお父さんは誰を持っても無理でしょうし、ナツちゃんやココちゃんが居なくなれば、こうして近くにも来なくなるでしょう。
みんなを助けようと思うと本当に難しい問題が沢山でてきます・・・。 |
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首輪をつけてるココちゃんですよ〜。
早く本当の意味での首輪にしてあげたいものです。 |
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一番食べ損なっているココちゃんにシュークリームをあげると
大喜びで食べました!
シンさんが私が起きたらカロリー補給にと買ってくれてたシュークリームなのですが
ココちゃんにあげちゃいました(^_^;) |
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手羽先缶が終わって
鶏頭水煮缶を缶きりであけている間中
ジーッと見つめてたお父さん。
喜んでガッつきました!
相当お腹ペコペコのようです。 |
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なかなか来てあげる事が出来ないので
可能な限り信頼関係を築こうと頑張りました! |
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しっかり手からご飯を受け取ってくれましたヨ!
もう私達を見たら逃げ回っていたお父さんなので
こうした交流を持てたのは本当に本当に久しぶりです!
早くお父さんを捕まえたいです。
ハウスの男子組みとは、そう簡単には上手く行かないと思うけど
第1エリアの女の子組みと早く再会させてあげたいです。
でもそれぞれのエリアでボス犬をしていた元野犬のオス犬同士を仲間として
一緒に暮らせるようにするのは本当に大変なので「幸せの森」作りに励まなくては!
と思います(^_^;) |
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ナツちゃんは時折、子供たちを捜しに隠れ場所に行っては子供たちを呼んでいます…。
後で探し回るような事になってはいたたまれないので
捕まえて車に乗せている事を教えました。 |
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すると車に向かって吠えています。
子供達を呼んでいます。
子供たちもお母さんに呼ばれて鳴いています。
このような思いは可能であるなら、もうさせたくはありません。 |
ナツちゃん・ココちゃんの避妊手術に協力してくださる方はいませんか?
捕まえて避妊手術を受けさせる事が出来るのはナツちゃんとココちゃんの二人です。
とは言っても私達も数度しか会った事がない子達なので触る事も出来ません。
ですが現地に行って餌付けをしたら直ぐに捕まえる事が可能になる子達です。
精神的に少しでも良い状態で手術を受ける事が出来るよう交流を持ち心を通わせて頂きたいと思います。
仲良くなれましたら捕まえて、掛かり付けや近郊、あるいはご存知の動物病院に手術に連れて行ってあげることが可能な方。
また現時点で当会での保護は不可能なため抜糸まで清潔な環境で保護していただける方。
手術にかかる費用はこちらで負担いたします。
抜糸後は現時点では現地に戻していただくほかありません。
捕まる事、そのまま手術を受ける事、また現地に戻す事、決して良い選択とは言えませんが
手術だけでも可能であるなら受けるほかないと思っています。
精神状態が良くない中での手術では死亡する確率も上がります。
そのため可能な限り交流を深めてあげて欲しいと思います。
これ以上、不幸な子を増やさないため、親犬にも仔犬にも悲しい思いをさせないため
ナツちゃん・ココちゃんの避妊手術にご協力いただける方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。
宜しくお願い致します<m(__)m>
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みんなお腹一杯になるまで、しっかりご飯を食べさせてあげました! |
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恋茶ちゃんを保護した場所です。
あの時、恋茶ちゃんと一緒に居た子を探しに来ましたが
犬の姿はありませんでした。 |
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その後、元第1エリア、新第1エリア、各周辺を夢ちゃん達を探して回りましたが
1匹も犬達の姿を確認する事は出来ずに終わりました。 |
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第2エリア、第3エリアも
居なくなったフゥ君とチィちゃん2を捜索。
しかし1匹の犬の姿もないままです。
いつかまた会える事を信じて
諦めずに捜索だけは続けようと思っています。
第2・第3エリアは
後2匹だったのに…本当につらいです。
二人に会いたいです…。 |
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ふくちゃんはクークー眠っています。
もう病院へ行く時間はないのでハウスに戻る事になりましたが
これから唐津まで、まだまだ長旅です。 |
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帰り、急いで車を走らせ、閉店間際のホームセンターにギリギリ駆け込めました。
蛍の光が流れ「当店は閉店の時間となりました」と放送が流れている中
「買い物させてくださ〜い」と滑り込みでした。
ふくちゃん用トイレ、ビニールシート、サークルを繋ぐために使うワンタッチバンドなど
必要な物を購入しました。
予定外の子供たちの保護だったので
子犬用のご飯類の購入は予算不足で出来ませんでした(;_;) |
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朝からマックのフライドポテトだけの私達は
人間用に使っていいですよ!と
ご支援頂いていましたクオカードで
オニギリやお茶を購入させて頂きました!
<m(__)m> |
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ハウスまでまだまだの遠い道のりを
ふくちゃん&チビッコたちを乗せて
きっとものすごく吠えているだろうなぁ…と、ハウスの状況にハラハラしながらも
誰をどこに置く?と話し合いながら車を走らせました。
車の中は会議室です(^_^;)ハハハ。
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