2011年9月9日
北九州市動物愛護センターより2頭救護しました簡易報告
※詳細報告は時間ができてから上げさせて頂きます<m(__)m>
![]() |
9月2日センターに救護に行きました際に(→こちら) 出逢ってしまった老犬ポメラニアンです。 前回、日記にて救護予定の報告をしてました子です(詳細は→こちら) 声をかけてしまった老犬ちゃんは おぼつかない足で近寄ってきてくれたけど… 立っているのも大変そうなほど、ふらふらでゆらゆら… 写真も全部こんな感じでしか撮れませんでした。 週明け、拘留期限が過ぎるまで頑張って生きててくれるか心配なほどでした…。 救護の申し出をして、それまでの間、センターの方にしっかりお世話をお願いして センターを後にしました。 |
|
老犬ポメラニアン君を9月6日か7日にお迎えに行く予定だったのですが 直前に北九州エリアの子がセンターに収容されてしまいました…。 この子を迎えに行ってセンターに収容されたエリアの子に「ごめんね…」なんて言えるのだろうか? だからと言って簡単に救助を決断できるわけも無く…本当にどうしたら良いのか悩みました。 「悩みました」なんて簡単な言葉で済ませられるような物ではない苦悩な時間が流れました…。 センターに収容されました子は先日エリアで会った白毛の男の子でした。 ![]() 9月2日にエリアに居た子です→こちら どう考えても、「ごめんね」なんて、この子を残して帰れない…。 まだまだ続くであろう捕獲…諦めなければならない日も、またすぐにやってくるだろう… それでも…頑張ってみようと…諦める苦しみより救う苦しみを選ぼうと思いました。 老犬ちゃんも一日中寝ている状態だけどセンターで元気に頑張ってくれていました。 もちろんセンターの方々の努力あってのことです。 カリカリが食べられないのでウエットタイプの食事を食べさせて下さりながら、老犬ちゃんのお世話をして下さいました。 老犬ちゃんと一緒にこの子を迎える決断をし9月9日にセンターにお迎えに行く事が決まりました。 |
||
お迎えに行くと…もろ野犬さん状態…。 これからまた大変だな(~_~;)って覚悟でした(^^ゞ |
||
何とか無事にバリケンに入れて車に乗せ込みました。 しかしオシッコにウンコに…と大洩らしです(~_~;) 心のケアに励まなくてはならない子です。 |
||
老犬ポメさんは迎えに行っても起きないので 起こすのが可哀想でしたが連れて帰らなきゃなりませんからね。 起こして救護でした。 |
||
ヨタヨタのフラフラで体はオシッコでクサクサです。 便も自分では出来ないそうでセンターの獣医さんが出してくれていたそうです。 この子の状況の説明を受けてきました。 センターの方々が一生懸命、お世話をして下さって繋がった命だと思います。 この子の身体の状況等、別途ご報告を致します。 この大所帯で新たに老犬さんを抱え込むのは本当に覚悟が必要でしたが 見捨てる事が出来ない命でした。 どうか応援を宜しくお願い致します<m(__)m> エリアの野犬さんも増員(>_<)どうかどうか応援お願いします<m(__)m> |
||
帰宅後、何とか車からお家の中へ。 何とか何とか首輪を2本装着しチェーンリードを付けました。 威嚇もあるため簡単には手も足も出せません(~_~;) リードの付け外しは困難なため付けたままにしてます。 お肉ご飯も人間が部屋に居ると口をつけません…。 愛里(アイリ)君と名付けました。 |
||
もちろん散歩など出来るはずも無く…大暴れ! 逃げようとチェーンリードに噛み付き血だらけになるばかり…。 何とかトイレをさせようと悪戦苦闘の日々。 アイボ君が奇跡的にラクな子だっただけで、愛里君状態が普通(いつもの事)とは言え やっぱり大変ですね(~_~;) |
||
すごいですヨ! 威嚇!威嚇!威嚇です(~_~;) 野犬ちゃんでも性格は様々…同じ怖がりさんでも 震えて丸くなる子、逃げようとドタバタする子、固まって身動きできなくなる子、 威嚇する子、隠れようと必死になる子…など等 本当に色々ですが こうして威嚇できる子は十分に馴れていくので 噛み付かれない様に心のケアを進めていけば良い子になると思います(*^_^*) まぁ、噛み付かれてしまう事も覚悟の上ですが 出来れば仕事が出来なくなるのは困るので噛み付かれない様に頑張ります! |
||
とは言え…凄まじい威嚇に…にっちもさっちも(苦笑) こりゃあ!一度は噛み付かれるの覚悟しなきゃかな?という感じですよぉ(^_^;) でも私の恐怖より、この子が感じている恐怖の方が何倍も何百倍も大きいのですから 早く安心させてあげたいと思うばかりです。 愛里!一緒に頑張ろうね! ここは安心安全な場所なんだよ!怖がらなくて大丈夫だよ! |
||
すごい威嚇で久しぶりに私も緊張させられましたが 威嚇されても威嚇されても愛里の心に立ち向かっていきました。 少しずつ心を許して来てくれていて 威嚇しつつも手から食べ物を受け取ってくれるようになり お散歩もヘタっぴながら、こなせるようになってます! 可愛いですヨ! たいして知りもしない中型犬に威嚇されて全く恐くないのか?と聞かれると 恐くないと言えば嘘にはなりますが こうした人間不信ちゃん達の心を想うと、怖いと言う感情より 愛しくて早く抱きしめてあげたいと思うのです。 怯えないで生きていけること!幸せになれること!教えてあげたいです(*^_^*) |
||
老犬ポメラニアンさんは「タンポポ君」と名付けました! 愛称はポポン爺ちゃんです! |
||
ヨタヨタで直ぐ転んじゃうけど お庭での自由タイムも!お散歩も!楽しんでるポポン爺ちゃんです! |
||
一生懸命に生きています。 ご報告が出来ていないけど介護が大変だった(^^ゞ マメお爺ちゃんが小さくなって戻って来た感じで介護は大変だけど ガス室に送らずに良かったと思います。 |
||
マリンちゃんに恋をしたポポン爺ちゃん(*^_^*) 犬嫌いのマリンちゃんを口説くのは大変かと思うけど 必死にマリンに好き好き攻撃をしています。 ガス室での死を迎える所だったポポンが恋をして毎日楽しそうにしています! 最後の恋だと思うからマリンちゃんにもポポン爺ちゃんの好き好き攻撃に 耐えてもらってます(笑) |
||
もうあんまり動けない位のお爺ちゃんです。 | ||
一日中寝ていると言っても 実際は呼吸がきつくて寝れてないのです。 何度も発作も起こしてます。 携帯用酸素も、ほとんどポポン爺ちゃんに 使ってしまってます…。 |
||
一日中、介護が必要で、マリンちゃん同様、 「いつでもどこでも同行犬」状態のポポン爺ちゃんです。 |
||
日々、一生懸命、マリンちゃんに愛してる攻撃をしています(*^_^*) | ||
こうしてシィちゃんも一緒にいるんだけどマリンちゃんがタイプらしいです(~_~;) | ||
共に過ごしてきた人間に裏切られた事を… センターの冷たい床の上で過ごした不安な時間を… 独りぼっちで過ごした幾日もの長い夜の日々を… その全てはここへ来て幸せになるための物だったのだと思えるほど 救った以上、残された時間を精一杯、幸せを感じさせてあげたいと思います。 新入りさん達の心のケア…介護…みんなのお世話…仕事… スーパー大変状態ですが 力の限り、出来る事を、してあげられる事を、してあげたいと思います。 冷え込む季節…おこたに入って夢うつつ(*^_^*) 今はこうして呼吸も随分とラクになってきていますよ♪ そんなに長くは無いだろうお爺ちゃん犬…たくさん写真も撮っています♪ 愛里君&ポポン爺ちゃんの救護時、救護後の様子、詳細は改めてUPしますね! |
||
声を大にして言いたいです!
年老いて見捨てるなら飼わないで欲しい!途中で裏切るなら最初から飼わないで!
どれだけ声を大にして叫んできたか分からない言葉だけど…
届かないのでしょうか?言っても無駄なのでしょうか?
救えるのは極僅かな子達だけで、この子達と何も変わらない罪無き多くの子達が殺処分になっています。
全ては心無い人間たちのせいで…。
同じ人間として、どう償っていけば良いのか私には分りません。
私に出来る事は、ただ努力し続ける事だけです。
最後まで責任を持つ!という当たり前の事が出来ない人間が大勢居る事が悲しくてなりません…。
応援してくださる皆様方と共に、諦めずに声にしていきたいと思っています。
最後まで責任を持てない人が動物を飼う事を留まってくれるよう…
命と共に暮らす事を決めた人がその命を裏切る事がないよう…
この世が心ある人々で溢れますよう願って頑張り続けたいと思います。
この子達の苦しみ悲しみ痛み…心の声を伝えて行きたいと思います。
改めて報告をさせて頂きますが、北九州エリアの捕獲も続いております。
力不足の私共に、どうか皆様方のお力を貸してください。
ハウスの子達の生活(会の運営)が安定しなければ現地で頑張って生き抜いている子達
お父さんや夢ちゃん達の命を救う決断が下せません…。
前回アイボ君の救護予定のご報告の際にお伝えしましたように(→こちら)エリアの子達の救護活動を休止した1年3ヶ月の間に
24頭もの命を諦めて参りました…本当に苦しかったです…。
エリアの子達の命を繋いであげられるものならば繋ぎとめてあげたい…。
1頭でも多くセンターで震えている命を救い出してあげたい…です。
どうかお力添えを…宜しくお願い致します<m(__)m>
不況で厳しい時代ですが、限界の努力なくして諦める事は出来ないと私もシンさんも必死に働きながら頑張ってます。
諦める命に顔向けできないような時間がないよう努力の日々を送っています。
どうかハウスで暮らす動物達の為にご支援ご協力をお願い申し上げます<m(__)m>