事故猫ちゃんの経過報告
2006年7月28・29・30日

7月28日
7月28日
経過が悪く、かなり弱ってたので、様子を見ていいと言われましたが、心配でたまらないと言って病院に行って来ました。食事が出来ないでいたためお薬が取れていません。そのため炎症を起こし、口の中から膿が出て顎の周りや口の中、舌などが膿で固まってしまっていました。薬を飲ます事ができないため今日から毎日、抗生剤のお注射に通院する事になりました。膿で固まっていた舌を動くように、固まっていた膿を剥がして、これから顎の周りなどの膿の固まりに水をつけ剥がしやすくなるようにと、口の中にスポイドで水を入れてあげるように指示が出ました。
7月29日
7月29日
前日から固まっていた膿に水をつけていましたので、無事にだいぶふやけていて先生にピンセットで剥がしていただけました。今日からは目薬も処方され、毎日5〜8回の目薬と、スポイドにてお水をあげるだけでなく、栄養剤(流動食)もスポイドで与える事になりました。

30日(日曜日)もお注射に行きます。31日(月曜日)にまた手術を受けなければなりません。前回下顎の手術を行っていますが、上顎も割れていました。その手術を行うとのことです。どうか体力が持ちますように・・・。今、一生懸命、少しでも多く流動食を飲ませてあげようと頑張っています。
ケージからキャリーバックに移して、水や流動食、目薬などを行っています。膿が溜まって顔の右側が腫れあがっています・・・。すぐ鼻が塞がってしまうので、ハンドタオルを温かくして蒸しタオル状態にして鼻で固まっている膿を剥がしてあげています。すると鼻から膿が出てきます。次のお世話までには又鼻が塞がってしまっているので、上記の繰り返しです。
かなり弱っていますが、いま可能な限り助かってくれるように努力しています。
お薬が少し効いたのか、ケージの上段に上がっていました。少しは気分がいいのかなぁ???お世話のために上段の扉からキャリーバックに移しましたが逃げる元気はありませんでした・・・。
扱うと痛いだろうと思って触れないでいましたが、膿の固まりが大きくなり眼球にもあたっている様に思えたので時間をかけてゆっくり目の周りで固まっている膿もふやかしながら剥がしてあげキレイにしてあげました。
7月30日 転院しました
日一日と弱っていき、とうとう動く事もできないほど弱りました。今通院している病院では点滴などを行っていただけないため、このまま点滴などの処置なしで生きられるとは思えない状態の上、明日の手術に耐えられる体力もないと判断し、これ以上時間をおくともう生きれる可能性は皆無に感じたので、動物ハウスの子達のかかりつけの先生に本日は日曜日ですが無理を言って診ていただく事にしました。点滴を行いお薬も入れていただき流動食を十分に取れるように鼻にカテーテルを付けていただきました。ガス麻酔をかけて行いましたが、鼻腔が炎症で詰まっており、入れたかった管よりも少し細めの管になりました。手術は体力が付いてから行うことになります。すでに危険な状態になっていますが、この子が助かってくれる事を願って4時間おきにお薬と流動食とお水をカテーテルで胃に流し込みます。せっかく取り留めた命…ここでその灯が消えてしまわないように全力でお世話に当たりたいと思います。どうかどうか助かってくれますように・・・。

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流動食を入れている状況
先生から電話を頂いたり、こちらからかけたりと、この子の状況を話しながら現在懸命にお世話に当たっています。毎回、膿と血が飛び散ってエリザベスカラーは真っ黒になります。顔や鼻の膿を拭いてあげエリザベスカラーをキレイにして目薬を点し、流動食、お薬、お水をあげています。これまで一日24時間かけてもスポイドで与えるには25cc〜30ccも飲ませるのがやっと、本人に飲み込む力が無いため口から零れてくる量を考えると本当に少量でした。ですが今はカテーテルを付けたため一度に流動食を55cc〜60cc入れることが出来ています。これを吐かない様に気をつけながら日に何度も行います。何とか体力が回復してくれれば助かるのですが・・・。先生にもこの子を助けたいなら今はきつくても必死に頑張って世話をしなさいと言われました。しかし弱っていてとても心配な状況です。先生にまた相談しましたら流動食を溶かす水をポカリスエットに替えるように指示がありました。今はそんな状況で世話をすすめています。

ご寄付又は貸し出しのお願い!
人に馴れていない子のため通院及び治療を行うために、この子にはこのような形(上が開くタイプ)のキャリーバックが必要です。普通の猫用のサイズのもの(大きすぎると中で動いて治療が行えませんので、あまり大きくないもの)。これまで病院から借りていたためホームセンターやペットショップに購入に行ったのですが、このようなタイプのものが売ってなくて、そのまま先生にお借りしておりました。しかしこのたび転院しましたので至急必要になっています。このようなタイプの物をお持ちの方がおられましたら、ご寄付、または治療が終わるまでの間、貸していただけると助かります。こちらでも探しておりますが提供していただける方がおられましたら、至急、ご連絡ください。宜しくお願い致します<m(__)m>

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