2007年10月11日 午前10時4分
ポケット君 天国へ旅立ちました

ポケット君
朝のみんなのお世話が終るのを待って・・・
私とシンさんがポケ君の元に戻ってくるのを待って・・・
そして、ポケ君はとても静かに、本当に安らかに
その生涯を閉じました。





私の手の中で息を引き取ったポケッティ。
天国へ旅立ったポケット君のお顔は、本当に安らかで
ポケッティが息をしていないことも
ポケッティの心臓が止まってしまったことも
まるで嘘のようで、私たちは何度も何度も生きているのでは…と
胸の鼓動を確認しました。
苦しまず本当に静かに天国へ旅立ったポケッティ・・・。
凛々しくキュッとシッポをあげたポケッティが直ぐ側で微笑んでいる…今もずっとそう感じています。






ポケッティのお通夜の夜、お庭の片隅で亡くなっていたネズミさん・・・。
もしかしたら我家のワンちゃんの仕業でしょうか・・・。
まだ温かいネズミさんを抱きしめ、心から謝りました。




そしてポケ君と一緒にお通夜を過ごしました。
ポケ君…一緒に天国へちゃんと連れて行ってあげてね!





ポケ君は私と出会い幸せだっただろうか?
夜が明けるまで、ポケ君を保護してからのこの5ヶ月間を振り返りながら過ごしました。
私が望む幸せを、私自身は動物達に与えてあげられない・・・。

初めてポケ君を見た有料道路沿い

一瞬だったけど確かに見えた老犬らしき犬の姿

「なぜこんな場所に犬が?」

その場所に戻ってポケ君を探し出したのはそれから何時間も経ってのことでした。

時間も経過していて再び会える可能性はとても低い中
私はポケッティを見つけました。

ひとり孤独に山の中で生き抜いていたポケの姿に涙が溢れ
私は絶対にこの子を連れて帰ってあげるのだ!
幸せにしてあげたい!
そう思いました。

だけど、私は私が望む幸せをポケ君に与えてはあげられない。
そんな中で少しでも快適に動物ハウスで過ごせるようにと思って努力してきました。

でもいつだって残るのは後悔ばかり・・・。

もっともっとしてあげたい事がたくさんあった。
もっともっと一緒に居てあげたかった。
もっともっとポケに幸せを教えてあげたかった。

たくさんの後悔の中で振り返ったポケとの5ヶ月。
思えば最初は頭を撫でられる事も体にふれられる事も、とても嫌がっていたポケ君。
さすってあげようと手を出したら頭をかがめ怯えて小さくなっていたポケ君。
触ると逃げ出していたポケ君。

そうじゃなくなったのは、いつからだっただろう・・・

振り返れば私の胸の中にいるポケッティは
甘えっ子で撫で撫でが大好きなポケッティでした。

こんな私を好きになってくれた最愛なるポケット。
こみ上げてくる悲しみは言葉には出来ません。

「また一緒にお散歩に行こうね」
そう願った私の願いを叶えてくれたポケッティ。

大好きなポケッティ 本当にありがとう。
ポケッティ・・・「さよなら」は言わないよ。

また天国で会おうね!



10月12日
いつもと同じようにポケッティと車に乗って葬儀へと向かいました。
いつもと同じように微笑みかけてくるポケッティに・・・
最後の最後までまだ生きているような気がして何度も何度も確認しました。
ずっとポケと手を繋いで行きました。





ポケッティとお別れのとき・・・。
大好きだったソフトささみジャーキーと手作りビスケットを持たせてあげました。
ポケッティは立派な飼い犬として、
大谷ポケットとして、天国へ旅立ちました。





そして動物ハウスにポケッティと帰ってきました。
お花の生地で包んであげました。









ポケッティは我家から旅立った沢山の仲間たちが待っているお空へと行きました。
いつだって、どんなに頑張ったって、悔いが残らない別れはありません。
でもポケッティと出会えて良かったって思っています。
ポケットも私と出会えて良かったって思ってくれているといいな・・・。
ポケッティ、大好きだよ。ずっと ずっと ずっーとね♪



ネズミさんを埋葬してあげました。
天国に居るみんなが、天国でたくさん幸せになれますように・・・

ポケッティを愛してくださった皆さま、本当に有難うございました!
これからもずっとポケを愛してあげてください!


亡きポケッティより皆さまへ

ボクは山の中でカエルやヘビを取って必死に生きていたんだ。

だからお腹には虫がいっぱい寄生しちゃって苦しかったんだ。

ずっとずっとボクは山の中で独りぼっちだった・・・。

でもこの5ヶ月間

みんなのおかげで毎日美味しいご飯やオヤツを食べることが出来てボクは本当に嬉しかったです。

みんな、ありがとう。

もしも皆が居なかったら唐津の動物ハウスは無かったんだよ。

唐津の動物ハウスが無かったら、ボクはお姉ちゃんに出会うことは無かった。

そしたらきっとボクは・・・山の中で横たわっていた・・・。

ボクが大谷ポケットになれたのはみんなのおかげだよ。

ボク、天国からみんなのこと見守っているよ。

みんな、本当に本当にありがとう。


大谷ポケット

この5ヶ月間のポケット君です

2007年5月14日 ポケット君を保護したときの様子

2007年5月18日 ポケット君 動物病院へ

5/9〜5/23 動物ハウスの様子

2007年5月27日 ポケット君 室内にお引越し

2007年5月30日 ポケット君 動物病院へ

5/24〜6/13 動物ハウスの様子

2007年6月16日 ポケット君 動物病院へ

6/14〜6/27 動物ハウスの様子

6/28〜7/9 動物ハウスの様子

7/10〜8/6 動物ハウスの様子

2007年7月29日 ポケット君 動物病院へ

8/7〜9/10 動物ハウスの様子

9/11〜9/27 動物ハウスの様子

9/28〜10/10 天国へ旅立つまでのポケット君の様子


2007年10月11日 午前10時4分 ポケット君は天国へ旅立ちました


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