2008年6月7日〜8日
老犬お兄ちゃんの様子


お兄ちゃん前回の様子は→5/30〜6/4 老犬お兄ちゃんの様子

お兄ちゃんの命綱となっているa/d缶です。

主治医の先生の所では取り扱っていない処方食のため

唐津の動物病院で購入しました!
お兄ちゃんの発作、ヨボ爺のこと、ハウスの子達のお世話・・・毎日が本当に慌しく時間がどれだけあっても足りない感じです。そして命の危機にさらされている子が自宅(お兄ちゃん)、ハウス(ヨボ爺)と、福岡と唐津と言う遠すぎる距離であることに何を優先すべきかが分からなくなる日々を送っています。自宅に居ればお兄ちゃんのお世話をしながらヨボ爺のことが頭から離れず、ハウスに居ればヨボ爺のお世話をしながらお兄ちゃんの事が頭から離れない…お兄ちゃんの事が気になるけどヨボ爺と離れられない。ヨボ爺の事が気になるけどお兄ちゃんと離れられない。そんな毎日と戦っています。この日もお兄ちゃんの発作が起きており心配でたまらないのに目の前のヨボ爺を放っておける筈もなく…自宅へ向かい出したのはヨボ爺が眠った夜明けとなりました。
遠いなぁ〜と距離を感じます。

早朝で有料道路もスイスイだけど・・・

自宅までは果てしなく遠く…中々辿りつきません。

気が焦る中、こうして写真なんて撮って気を静めています(^^ゞ
必ず事故猫なっちの親族達のところへは立ち寄っています。
こんな明るい時間に会えることなど、ほとんど無いと分かっていても万が一お腹を空かせて待っていたら?と
野良ちゃん達の苦しい生活を考えると・・・確認だけは行かなければと。
もしハウスが唐津に行っていなければ、この子達はなっちと同じように毎日ご飯をもらえた子達です。
自分が住んだ地域に居る野良ちゃんたちは5年10年かけても必ずみんな保護してきました。
今の自宅に引っ越す際になっちだけが保護できなかった子として残ってしまったので
私は引越し後も前の自宅地域に保護に通い続けたのです。
そして事故に倒れたなっちを保護、その後なっちの親族達と出会い今に至っています・・・。
詳しくは「事故猫なっちの記録」をご覧下さい。
通常こんな時間では99%会えないのですが、今日は4匹の子たちに会えました!
ゆっくり出来る時間はないけどご飯だけは食べさせてあげる事が出来ました!
自宅に到着したのは夜も明けきった時間でしたが
姉も妹も発作を起こしたお兄ちゃんに付き切りでお世話に当たっていました。

ぐったり抱っこされていたお兄ちゃん。

a/d缶、買ってきたよ!お兄ちゃん頑張れ〜!
発作は苦しいだけでなく、かなり体力を消耗してグッタリになります。
でもしばらくして落ち着いたお兄ちゃんは立っちしてお部屋をチョコチョコ歩きはじめました!
もちろん前足しか効かないので尻尾持ち上げスタイルです!
お兄ちゃんはこのスタイルが一番お気に入りなのですがお散歩中でも始めてみるご近所の人はビックリされちゃいます(^^ゞ
可哀想に見えるらしくって
そして自分が行きたい場所に言って

寛ぐお兄ちゃんです。

何度も何度も危機を乗り越えて
先生もびっくりしています。

つい先日も
助かっても寝たきり…と
覚悟しなければならなかったほどなのに
こうして又立ち上がり歩いています!
おトイレがしたくなったらお散歩に行こう!と言ってきて

こうして、まだまだお外でおトイレをこなすお兄ちゃんです!

でもオシッコは前足に直撃してます(^^ゞ

でもこの歳で、発作と言う爆弾まで抱えているのに

自分でご飯を食べてお水を飲んで

自分でトイレが出来て

尻尾持ち上げスタイルと言えどもお散歩までしているなんて

鉄人ワンコと先生に言われています!
神経質なお兄ちゃんは汚れちゃうと気にして気にして眠れません。

だから直ぐにキレイキレイしてあげないとパニックを起こします。

パニックが起きると発作が起きるので本当に24時間介護です。

一人がしっかり抱っこして

一人がシャワーで汚れた部分だけキレイに流してあげて

仕上げに拭き拭きです。

こうして私がいて、姉と妹、人間が3人いるから撮れた写真です。

姉と妹は毎日二人で懸命な介護に当たってくれています。

お兄ちゃん、シャワーでアンヨきれいきれいでした
朝から夕方までお兄ちゃんと一緒に過ごしました。
その間にも何度も発作を起こしました。姉が発作の時の落ち着かせ方を身に付け始めていて軽い発作で済みましたが
酷い時間帯では30分おきくらいに何度も発作がきました。

いつ心臓が止まってもおかしくない状況に変わりはありません。

不安で一杯の毎日です。

そしてその状況はこれから先も変わる事はありません。

発作が起きないように頑張りあいながら見守り続け

お兄ちゃんが快適に、幸せに、一日でも長く、楽しく暮らせるように、出来る限り支えてあげること!

それが私達家族が大事な家族(お兄ちゃん)にしてあげられる事だとガンバッています!

お兄ちゃんが「生きよう!」と頑張っているから精一杯のことをしてあげたいと思っています!

17歳(確実)から20歳(推定)と本当に高齢なお兄ちゃん

何度も何度も奇跡の復活を果たして先生を驚かせてきました。

でも先生は、寿命には勝てない、そんなに長くはないぞ!と言います。

もちろん分かっています。

でも何度だって復活してきた頑張りやさんのお兄ちゃんを力の限り応援して行きたいと思っています!


夕方、お兄ちゃんに「また直ぐに会いに来るからね」と約束して

私はヨボ爺の元へと走りました。

お兄ちゃん!ヨボ爺!頑張って!

この移動に要する時間がもどかしくてなりません。

大切な物が多すぎて私の胸は張り裂けそうです。

でも私に出来る精一杯を悔いの無いようにやり遂げたい。

動物ハウスを唐津に移す決意をするときに
自宅の子達のお世話を全面的に引き受けてくれた家族の支えの元、
私も精一杯の力で介護したいと思います。

お兄ちゃんは一日の中でも、すこぶる体調が良い時間もあれば
最悪な状態に陥る時間もあったりと、とても波があります。

私達家族も、その度に泣いたり笑ったり激しい毎日です。

皆さまにもご心配をお掛けいたしますが、お兄ちゃん本当に良く頑張っています!

温かく見守ってあげて居てください!

宜しくお願い致します<m(__)m>


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