2008年6月14日
ヨボ爺 一時退院しました

〜6/10〜6/15までの様子〜

ヨボ爺保護時の様子は→こちら その後の様子は→@ A

6月10日
6月10日、ヨボ爺のお見舞いに行って来た際の様子です。最悪のことも考えられる危険な状態の中で入院治療を決意し、祈るような気持ちで過ごしました。入院から1日が経過した30時間後、ヨボ爺のお見舞いに行くと、グッタリだったヨボ爺は元気を取り戻していました。ほとんど動けない状態だったので静かに点滴を受けていたヨボ爺でしたが、出せ出せ〜と暴れるほどになって、エリザベスカラーを付けられて点滴を受けている手は結ばれていました。先生に結んでいる紐を解いてあげて可愛がってあげていいよ〜と言われて、私は早速、紐をといてあげてました!
ヨボ爺は大喜びで
撫で撫でタイムの要求を♪
私は嬉しくってヨボ〜♪ヨボ〜♪と
ヨボ爺と一緒に過ごしました。

まだ、どうなるか分からないぞ!と
先生に釘を刺されましたが
少し明るい兆しが見えてきて
私は本当に嬉しくてなりませんでした!
まだ退院は出来ないので病院でしばらくヨボ爺と過ごしました。

そして私が帰ろうとすると一緒に帰ると言って大暴れ!

点滴が漏れてしまって大変でした!

直ぐに先生を呼んで付け替えの処置をしてもらいました・・・。

不安がっているヨボ爺と離れるのは辛かったけど

これから先の幸せな生活の為だよ!とヨボ爺に言って聞かせて

おとなしく治療を受けるように一応ヨボ爺にお願いしてみました。

分かってくれると良いのですが???

こんなハプニングはありましたが
危険な状態から少し脱しているようで、この日の私は本当に安心しました。
6月12日
私達に会うと、また暴れ出したりするから…と
安静が必要なヨボ爺のお見舞いは避けていました。

今日は小鉄君の治療と手術に病院へ来ました。
(詳しくはこちら

前回の様子を考えるとヨボ爺には会えないだろうと思っていたけど
先生に会っていいよ…と言われて・・・。

説明を受けると、ヨボ爺は
やはりあまり良い状態ではないとのこと。

ポン!と薬を入れた時は体調が良くなるけど
回復の兆しは見られていません。

腸の状態も大きな改善も見られませんし
薬が切れるとグッタリ。

熱も薬が切れると上がります。

自宅治療でも食事と薬が出来ている時は問題は下痢だったけど
下痢に続き、吐き気、食浴低下、薬の投与が困難になって
前回の電解質脱水に陥りました。

今は治療によって、脱水も吐き気も治まっています。

しかし薬が切れると熱が上がり再びグッタリに・・・。

前回、脱水を起こした時が感染症がピークに達した時だろうと言われました。
腸の状態と吐気はそれによってもたらされた物であろうとのこと。

薬で熱が下がっている間は元気も出ますが一時的な物で
腸管浮腫も酷い状況のままです。

治療を続ければ時間が掛かる物ではあるけど
腸管浮腫は完治できるものだそうですが…ヨボ爺の体力がそれまで持つかどうか…。

ヨボ爺は筋肉なんて少しも残ってないそうです。

この子は本当に骨と皮だけなんです…。

よくこんなフラフラな状態で生きていたな…と不思議なくらいだそうです。
またグッタリになっているヨボ爺に会って私は心が一気に沈みました。
この子に生きていける望みはないのか?
連れて帰ってあげたほうが良いのだろうか?

ヨボ時は入院当初は腸と感染症の治療および脱水の治療の為、
毎日24時間点滴を受けました。

その脱水状態を脱してからは朝から夕方まで治療の為の点滴になりました。
すると薬が効いているお昼頃はすっごく元気だそうなのですが
夕方や夜になると、こうしてグッタリなるそうです。

これだけ治療をしてもこの状態であれば
非常に難しい状況だと言わざるを得ないと先生に言われました。
でも薬を入れてしばらくしたら元気に立ち上がり
ご飯を食べます!

先生も、決して良い状況ではないけど治療をする価値はあると
言って下さっています。

もう何日かしっかり点滴治療をして
お家に連れて帰り、再び飲み薬の治療に切り替えて様子を見る事になりました。

ヨボ爺、もう少し頑張って点滴を受けてね!
6月14日
ヨボ爺の一時退院が決まり迎えに行って来ました!

吐き気も止まって食欲も回復していると言っても

連れて帰る不安もあるのでギリギリまで点滴を続けてもらっていました!

このまま薬の投与と点滴だけでは体力は回復しません。

飲み薬による治療と自宅での体力回復に努めなければなりません。
ヨボ爺は大喜びで出てきてくれました!

一生を入院生活で終わるせる事はしたくないので
このまま病院に戻ってくることがないのが1番だけど
退院できるかどうか様子見の仮退院です。

吐気に見舞われず飲み薬で薬を続けることが出来れば
ハウスで治療を続けながら生活できます!

再入院の可能性があるため点滴用の装置は腕に付けたままの退院となりました。
車に乗って大喜びのヨボ爺です!

ゴロゴロ〜とヨボ爺なりの元気いっぱいです!
車中では、ず〜っと私にベッタリのヨボ爺です!
点滴装置、外してあげる事が
出来たらいいな〜♪

再入院しなくて済みますように
そわそわ動き出したと思ったら

きゃあ〜!自分のキャリーに入ってオシッコちゃ〜

さっきまで尿道に管を通していたのに膀胱にオシッコってある物なんですね(^^ゞ
オシッコしてスッキリのヨボ爺は
しばらくゴキゲンでドライブを楽しんでいました!
でも体力がないヨボ爺は
直ぐに私のお膝の上で

安心してぐっすり眠っていました!
帰ってきて小量のご飯を食べて、しばらくハウスっ子達との再会を楽しんでいました。ご飯は腸の状態を考え、1日5〜6回、できれば1回の量を少なくして、もっと回数を多くするのがベストだと言われました。赤ちゃん猫のお世話状態です。1日6回でも4時間置きのお世話ですから・・・。でも、それがヨボ爺の為なら頑張ります!
ヨボ爺の帰宅と共に撫で撫でタイムも再会です!

ヨボ爺は腹膜炎からきている感染症の可能性が高いそうです。

腹膜炎の発症だとすると助かりません。

でも目の前の症状をひとつひとつ緩和してあげて体力の回復に努め
少しでも多く幸せを感じられる生活をさせてあげたいと思っています!
お薬は2種類出ていて1日3回です!


a/d缶のご支援を頂きました!

本当に本当に有難うございます<m(__)m>

すごく助かります!
a/d缶をスプーン一杯、それに流動食を溶かして混ぜた物を小分けにあげています。
少しずつしかあげられないのでa/d缶はタッパにうつして冷蔵庫に保蔵です!
便もしました。

噴射下痢ともキレイな便とも言えない微妙な軟便でした。
とにかく一日に可能な限り回数を増やしてa/d缶+流動食を与えています!
ボク、美味しくご馳走になっています!本当にありがとう!
ちょっと肌寒いから”ふかふか毛布”も
敷いてもらったんだよ〜!

皆様からのご支援のお陰です!

気持ちいい〜
6月15日
やっぱりまた下痢です…。

先生にお粥にするように言われたけどあまり食べてくれず・・・a/d缶とカリカリを少しずつあげてます。

食欲はあるのですが心配です
食欲があるうちに何とか改善してあげなければ!と状況によって開始するように言われていましたビオフェルミンを買いに薬局へ行って来ました。下痢止めで腸の動きを止めることは避けたいのですが念のために止瀉薬の方も購入しておきました。自然に下痢を抑えられたらと赤ちゃん用の離乳食「さつまいもとりんご」も購入してきました!少しでも出来る事があれば!とご支援で頂いておりますポロポリスも微量に開始!こちらは小鉄君にも使用させて頂いております<m(__)m>本当に有難うございます!
a/d缶に流動食、ビオフェルミン、さつまいもとリンゴを混ぜ混ぜして

お薬と一緒に食べさせています。

食事の時間ごとに…食べてくれるかな?食べてくれるだろうか?と
不安で不安でたまりません。
1回たったスプーン1杯の量だけど

食べて!全部食べて!そう祈りながら付き添っています。
調子が良い時はもっとキレイに舐めきります…。
だから一応は全部食べてくれたと言っても、決して調子が良い訳ではない。

保護してからずっと付き添って様子を見てきたから
微妙な違いも直ぐに分かります。

元気がある時間、無い時間、1日の中でもかなり変化があります。
グッタリしていても調子がいいとき・・・
元気そうに見えても本当は調子が良くないとき・・・

お兄ちゃん・小鉄君・ヨボ爺…みんなみんなの
体調の波と同じように私の心の波も上がったり下がったりの毎日です。

みんなが、ヨボ爺が、
幸せでいられるように精一杯お世話してあげたいと頑張ってます。
ヨボ爺は、保護した時からですけど
体力が無いから…おトイレに行くのも「ヨイショ」と行っています。

こんな体で食べる物もなくさまよっていたのです。
どんな気持ちで朝を、昼を、夜を、過ごしていたのでしょう・・・。
感染症が引き起こした高熱、下痢、嘔吐…腸管浮腫。

ヨボ爺は細菌、雑菌、ウイルスに体を蝕まれています。

保護した日から抗生剤の投与を続けていますが打ち勝つ事が出来ません。

腹膜炎の発症である可能性が高いこと。

免疫不全状態であること。

そして…腹水も溜まってきているそうです・・・。

最善の治療は行っていますが

ヨボ爺には体力がありません。

これ以上、手の施しようがないそうで・・・。

解熱剤が切れれば一気に熱が上がり動けなくなり

もちろん食欲もなくなります。

治療の為の薬と共に解熱剤は手放せません。

人間だって感染症では多くの人が命を落とします。

骨と皮でフラフラな体力だけど

ヨボ爺は頑張って感染症と闘っています!

この体力と年齢を考えると本当に難しい状態です。

1日1日、1分1秒、ヨボ爺にとってはすごく貴重な時間です。

私はその時間を幸せな物にしてあげたいと心の底から思っています。

ゴロゴロ〜と幸せそうにしているヨボ爺。

病と闘いキツイ時間もあるけれど、

喜びを感じたり、愛される温もりを感じたり、美味しい物を食べたり、

小さな幸せを噛み締めながらヨボ爺は「今」を生きています。

ヨボ爺と過ごせる時間を私も大切に生きています。

私達が出会ったこと
そしてこうして共に過ごす時間がヨボ爺にとって最高の時間である事を願って。

いまヨボ爺と一緒に頑張っていますので
どうかどうかヨボ爺を温かく見守ってあげてください!

応援、よろしくお願いします!
今月は医療費だけでも、ヨボ爺・老犬お兄ちゃん・小鉄君…

常備薬費用、フィラリア予防…と既に20万を超えました。

フィラリア予防については毎年全員の抗体検査を受ける事は困難なため

毎年、フィラリア予防薬を飲ませる前に
事故が起きないように当会ではショック止めのお薬を飲ませています!

フィラリア予防薬で死亡する例はたくさんあります。
どうか皆様も気を付けて獣医師の指示に従って
必要な検査を受けてフィラリア予防をしてあげて下さい!

写真上はフィラリア予防薬のショック止めとして購入しておりますお薬200錠です。

フィラリア予防薬に関しては一番最大のお薬を購入し、
各ワンちゃん用に量を調整して飲ませています!

お薬を体重別に分けていくのは大変ですが一番安く出来る方法で毎年行なっています!

例えば体重27キロの子には
22キロまでのお薬1錠+5キロ分に分けたお薬1袋(写真下)といった感じです!

苦しい中、私なりに最大限の努力をして
皆に必要な予防や医療を受けさせてあげています。

どうか100円でも10円でも
動物たちの為にご寄付をお寄せいただけましたら助かります!

どうぞ宜しくお願い致します<m(__)m>

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